有価証券報告書-第79期(2025/03/01-2026/02/28)

【提出】
2026/05/21 16:19
【資料】
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【項目】
159項目
(1) 経営成績等の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、賃上げの進展や政府による物価負担軽減策を背景に、個人消費の持ち直しが見られるとともに、省力化・デジタル関連を中心とした設備投資が堅調に推移し、内需主導の緩やかな回復が続きました。
一方、当社子会社を有する東アジアにおいては、東アジア情勢を巡る先行き不透明感を背景に、需要は一部で弱含みで推移いたしました。
このような状況のもと、当社グループは安定供給を第一に、お客様のニーズに応える製品提案を通じて売上拡大を図り、事業活動を推進してまいりました。
営業面では、ストレスフリー「掴めるくん®」、乾燥剤フリー「吸湿くん®」、電子レンジ用包材「楽チンさん®」などの機能包材、「MARUTOエコプロダクツ(環境対応品)」、「MARUTOパッケージプロモーション(販売促進策)」の提案を行ってまいりました。また、3月にはイライラフリー「直進くん®」発売20周年、液体高速充填用フィルム「マルトップ®ML」発売35周年を迎え、既存製品の提案活動も強化いたしました。さらに、狭幅の袋にも対応できるストレスフリー「掴めるくん®γ(ガンマ)」、そして規格袋のサイズよりさらに大きなサイズの乾燥剤フリー「吸湿くん®」の2種類を開発し、様々なお客様のニーズに対応できるよう製品価値の向上に努め、原材料価格の高止まりに対する活動として価格改定にも継続的に取り組んでまいりました。
生産面では、原材料価格の上昇分に対応するため、コスト管理や生産プロセスの最適化を進めるとともに、協力会社と連携し、安定供給体制の強化に努めてまいりました。
また、第3四半期連結会計期間において、当社グループの経営資源の合理化及び効率化を図るため、完全子会社である丸東印刷株式会社を吸収合併いたしました。
この結果、売上高187億7千5百万円(前年同期比4.0%増)、損益面では、営業利益4億2千万円(前年同期比25.2%増)、経常利益5億2千7百万円(前年同期比30.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は投資有価証券を売却したことなどにより、6億3千8百万円(前年同期比115.7%増)となりました。
製品別の業績は次のとおりであります。
(複合フィルム)
当連結会計年度は、国内既存得意先の受注が増加したことや価格改定効果などにより、前連結会計年度に比べて売上高は9億8千9百万円増加し、134億5千1百万円(前期比7.9%増)となりました。
(単体フィルム)
当連結会計年度は、医薬品及び食品包装用フィルムなどの増加により、前連結会計年度に比べて売上高は1千5百万円増加し、11億7千5百万円(前期比1.3%増)となりました。
(容 器)
当連結会計年度は、海外スーパー向け食品トレー及び食品容器の受注が減少したことなどにより、前連結会計年度に比べて売上高は3千7百万円減少し、14億3千1百万円(前期比2.6%減)となりました。
(そ の 他)
当連結会計年度は、海外向け機械が減少したことなどにより、前連結会計年度に比べて売上高は2億3千8百万円減少し、27億1千6百万円(前期比8.1%減)となりました。
なお、財政状態の状況は以下のとおりであります。
a.流動資産
当連結会計年度末における流動資産の残高は、前連結会計年度に比べ6億9千1百万円増加し、109億6千万円(前連結会計年度末102億6千8百万円)となりました。その主な要因は、当連結会社年度末が金融機関の休日であったことに伴う電子記録債権、売掛金の増加などによるものであります。
b.固定資産
当連結会計年度末における固定資産の残高は、前連結会計年度に比べ4億5千8百万円減少し、76億8千2百万円(前連結会計年度末81億4千1百万円)となりました。その主な要因は、建物及び構築物の減少によるものであります。
c.流動負債
当連結会計年度末における流動負債の残高は、前連結会計年度に比べ2億7千2百万円増加し、67億8千万円(前連結会計年度末65億7百万円)となりました。その主な要因は、当連結会社年度末が金融機関の休日であったことに伴う電子記録債務の増加などによるものであります。
d.固定負債
当連結会計年度末における固定負債の残高は、前連結会計年度に比べ6億8百万円減少し、18億7千8百万円(前連結会計年度末24億8千7百万円)となりました。その主な要因は、長期借入金の減少によるものであります。
e.純資産
当連結会計年度末における純資産の残高は、前連結会計年度に比べ5億6千9百万円増加し99億8千3百万円(前連結会計年度末94億1千4百万円)となりました。その主な要因は利益剰余金が増加したことによるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物の連結会計年度末残高は、期首残高より4億8千万円減少し、29億1千5百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローについては、主に減価償却費や仕入債務の増加などにより、6億5千万円の増加(前連結会計年度比5億8千4百万円減)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローについては、主に有形固定資産の取得による支出により、3億8千5百万円の減少(前連結会計年度比1億2千7百万円増)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローについては、主に設備投資に係る長期借入金返済による支出により、7億3千4百万円の減少(前連結会計年度比7千万円増)となりました。
③ 生産、受注及び販売の状況
a 生産実績
当連結会計年度における生産実績を品目別に示すと次のとおりであります。
品目生産高(千円)前期比(%)
複合フィルム(製品)12,757,201108.8
単体フィルム(製品)37317.3
合計12,757,575108.8

(注)金額は、販売価格によっております。
b 受注実績
当連結会計年度における受注実績を品目別に示すと次のとおりであります。
品目受注高(千円)前期比(%)受注残高(千円)前期比(%)
複合フィルム(製品)11,841,949100.13,034,60282.2
単体フィルム(製品)52526.1
合計11,842,475100.13,034,60282.2

(注)金額は、販売価格によっております。
c 販売実績
当連結会計年度における販売実績を品目別に示すと次のとおりであります。
品目販売高(千円)前期比(%)
複合フィルム(製商品)13,451,827107.9
単体フィルム(製商品)1,175,121101.3
容器(商品)1,431,07897.4
その他(商品)2,716,97791.9
合計18,775,003104.0


(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループ連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成にあたり、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。この連結財務諸表の作成にあたって、重要となる会計方針については、「第5[経理の状況]1[連結財務諸表等][注記事項]連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当連結会計年度の業績は、売上高は、187億7千5百万円(前連結会計年度比4.0%増)、損益面では、営業利益4億2千万円(前連結会計年度比25.2%増)、経常利益5億2千7百万円(前連結会計年度比30.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益6億3千8百万円(前連結会計年度比115.7%増)となりました。
a. 売上高
売上高の増加要因につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の概要①財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。
b. 売上総利益
当連結会計年度における売上総利益は、売上高の増加などにより、前連結会計年度に比べ8千3百万円増加し、27億8千6百万円(前連結会計年度は27億3百万円)となりました。
c. 販売費及び一般管理費
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ0百万円減少し、23億6千6百万円(前連結会計年度は23億6千7百万円)となりました。
d. 親会社株主に帰属する当期純利益
当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ3億4千2百万円増加し、6億3千8百万円(前連結会計年度は2億9千6百万円)となりました。
e. 資本の財源及び資金の流動性
当社グループのキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の概要②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
当社グループの主な資金需要は、原材料及び商品仕入、労務費、経費並びに一般管理費等の運転資金となります。投資を目的とした資金需要は、主に当社福岡工場、複合フィルム製造設備の新設及び維持並びに更新であります。運転資金及び設備資金は、主に営業キャッシュ・フロー及び金融機関からの借入金にて賄っております。
f. 経営方針・経営戦略・経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループの経営方針に基づき、安定的かつ持続的な成長と利益の確保のためには、売上の伸びとともに、本業での売上高営業利益率が重要であると考えております。
売上高営業利益率は、安定的に5%以上を目標にしております。当連結会計年度の売上高営業利益率は2.2%となりました。その要因につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の概要①財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。

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