訂正有価証券報告書-第58期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2020/05/22 15:31
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有報資料

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済政策や日本銀行のマイナス金利政策等が継続実施され、企業の生産活動は緩やかな回復に向かいました。また、個人消費におきましても、一部に弱さが見られるものの、緩やかな回復基調で推移致しました。
他方、海外におきましては、米国大統領選挙後に金融市場は好転したものの、中国・東南アジア等の新興国経済の成長減速や、欧州経済における英国のEU離脱問題に加え、米国新大統領の通商政策の影響が懸念され、先行き不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループは平成26年度より取り組んでおります「構造改革計画」を強力に推進しております。具体的な取り組みの一部としましては、新規分野開拓の一環として、医療機器分野への進出について調査・検討を進めてまいりましたが、この度、当社の精密製品の生産技術力を活用し、医療患者のQOL(Quality Of Life:生活の質)の向上に貢献する海外向け針無し注射器(針を持たない注射器が、微小直径のノズルから高圧、高速のジェット流で皮膚内に直接注入する方式)の製造を受注し、平成29年の量産化に向けて生産準備を開始しております。また、中国での好調なSUV(Sport Utility Vehicle:スポーツ用多目的車)需要等に対応するため、中国2拠点の生産能力増強も進めており、順次稼働を開始しております。
これらの結果、当連結会計年度の売上高は45,787,066千円(前期比1.0%減)となりました。損益面では、当社が現在進めております構造改革計画の活動成果等もあり、営業利益は2,605,521千円(前期比208.8%増)、経常利益は2,261,759千円(前期比331.7%増)、税金等調整前当期純利益は2,261,013千円(前期は税金等調整前当期純損失32,265千円)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,362,077千円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失384,729千円)となりました。
セグメントの業績を示すと、次の通りであります。
(日本)
成形品事業での受注数量は微増である一方、その他事業での販売数量の減少により、売上高は26,985,298千円(前期比0.6%増)となり、営業利益は構造改革計画の活動成果等もあり、315,484千円(前期は営業損失293,791千円)となりました。
(中国)
車両分野における武漢地区での生産能力増強に伴う受注数量の増加があったものの、OA分野における受注数量の減少や為替変動の影響等により、売上高は10,968,505千円(前期比5.0%減)となりましたが、車両分野における増収効果及びOA分野における事業再編効果等により、営業利益は1,712,194千円(前期比48.2%増)となりました。
(東南アジア)
インドネシア・タイにおける車両分野での受注数量はほぼ横ばいながらも、総原価低減活動効果等により、売上高は7,833,261千円(前期比0.9%減)となり、営業利益は629,056千円(前期比621,614千円増)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して750,356千円増加し、4,132,539千円(前期比22.2%増)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は4,858,770千円(前期比169.9%増)となりました。増加要因は主に税金等調整前当期純利益2,261,013千円、減価償却費2,926,498千円、未収入金の減少711,727千円によるものです。減少要因は主に売上債権の増加1,389,945千円が生じたことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は2,647,598千円(前期比114.4%増)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出2,797,482千円が生じたことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は1,293,098千円(前期比105.8%増)となりました。これは主に長期借入れによる収入5,140,000千円があったものの、長期借入金の返済による支出3,983,858千円、リース債務の返済による支出1,821,648千円が生じたことによるものです。

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