世界経済においては、米国を中心とした先進国での底堅い景気が全体を下支えしてきましたが、一方で中国をはじめとする新興国での景気減速が鮮明となり、需要減退に伴い資源価格も急落しました。また国内景気は、円安等を背景に企業業績が堅調なこともあり、緩やかな回復基調を辿りましたが、依然個人消費や設備投資の伸びは勢いを欠くものとなっています。
このような状況のもと、帝人グループの当第3四半期の連結決算(累計)は、売上高としては主にヘルスケア事業や製品事業等の増収により前年同期比2.2%増の5,913億円となりました。営業利益は、素材事業が原燃料価格の低下や、構造改革効果により大幅増益となったことに加え、ヘルスケア事業も主力製品・サービスが堅調に推移したことから、前年同期比309億円増加し555億円(前年同期比125.9%増)となりました。また経常利益も為替差損等があったものの同278億円増の568億円(同96.1%増)となりました。更に親会社株主に帰属する四半期純利益は、構造改革に伴う特別損失の減少等も加わり同493億円増加し349億円となりました。また1株当たり四半期純利益は35円53銭(同50円21銭増)となりました。
当第3四半期連結累計期間におけるセグメント別の概況は次のとおりです。
2016/02/08 9:53