このような状況のなか、中期経営計画『ADX 2023』の2年目となる2022年度は、社会価値と経済価値の追求による企業価値向上に向けて、引き続き「収益構造の変革」「新規事業領域の拡大による持続的な成長」「グループ経営基盤の強化」の3つの基本戦略のもと施策を推し進めています。情報・電子化学品では、先端半導体メモリ向け高誘電材料「アデカオルセラ」シリーズの新製品について、韓国での一貫生産を本格的に開始しました。また、2022年7月に同シリーズの韓国での増産投資を決定しました。食品では、2022年4月からプラントベースフード(PBF)の新ブランド「デリプランツ」シリーズの販売を開始しました。世界の食卓に「おいしいPBF」という選択肢を増やし、食のサステナビリティを実現する製品として、新たな領域での市場開拓とお客様への提案を進めています。ライフサイエンス事業では、インドで水稲用殺虫剤ベンズピリモキサンの本格販売を開始し、製造設備の増強も進めています。CSRの取り組みでは、2022年4月にカーボンニュートラルの実現とSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた新たな組織体制を構築・強化、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)の実現を目指した女性活躍の推進、健康経営の推進に取り組んでいます。加えて、社名認知度向上に向けた取り組みとしてテレビCMを放映しました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同期に比べ356億22百万円(前年同期比+13.7%)増収の2,961億84百万円となり、営業利益は前年同期に比べ15億31百万円(同△6.1%)減益の237億60百万円、経常利益は前年同期に比べ20億64百万円(同△7.8%)減益の243億33百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期に比べ44億28百万円(同△23.2%)減益の146億84百万円となりました。
なお、第1四半期連結会計期間より、一部の在外子会社等の収益及び費用は、決算日の直物為替相場により円貨に換算する方法から、期中平均為替相場により円貨に換算する方法に変更し、遡及適用後の数値で前年同期比較を行っています。
2023/02/10 13:20