4409 東邦化学工業

4409
2024/04/30
時価
108億円
PER 予
19.64倍
2010年以降
赤字-483.33倍
(2010-2023年)
PBR
0.57倍
2010年以降
0.44-1.55倍
(2010-2023年)
配当 予
3.33%
ROE 予
2.92%
ROA 予
0.79%
資料
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全事業営業利益又は全事業営業損失(△) - 樹脂

【期間】

連結

2020年3月31日
1億2900万
2021年3月31日 -81.4%
2400万
2022年3月31日 +475%
1億3800万
2023年3月31日
-800万

有報情報

#1 セグメント情報等、連結財務諸表(連結)
当社は、界面活性剤分野を中心に様々な化学製品の製造販売を行っており、主に製品別に事業展開しております。
したがって、当社は、製品別のセグメントから構成されており、「界面活性剤」、「樹脂」、「化成品」及び「スペシャリティーケミカル」の4つを報告セグメントとしております。
「界面活性剤」は香粧原料、プラスチック用添加剤、土木建築用薬剤、紙パルプ用薬剤、農薬助剤、繊維助剤等の製造販売を行っております。「樹脂」は合成樹脂、石油樹脂樹脂エマルション、アクリレート等の製造販売を行っております。「化成品」はロジン系乳化重合剤、石油添加剤、金属加工油剤等の製造販売を行っております。「スペシャリティーケミカル」は溶剤、電子情報産業用の微細加工用樹脂等の製造販売を行っております。
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#2 事業の内容
セグメントの区分ごとの事業の内容は次のとおりであります。
(1)界面活性剤当社が製造販売するほか、連結子会社近代化学工業㈱で製造し当社に販売しており、連結子会社東邦化学(上海)有限公司で製造し連結子会社東邦化貿易(上海)有限公司に販売しています。また、東邦化貿易(上海)有限公司は当社及び東邦化学(上海)有限公司からの購入製品を販売しています。
(2)化成品当社が製造販売するほか、連結子会社懐集東邦化学有限公司で製造販売し一部を当社及びTOHO CHEMICAL (THAILAND) CO.,LTD.並びに恵州市東邦化学有限公司で購入しています。また、東邦化学(上海)有限公司は製造を行っています。東邦化貿易(上海)有限公司は当社と東邦化学(上海)有限公司及び懐集東邦化学有限公司からの購入製品を販売しています。恵州市東邦化学有限公司は製造販売を行っています。
(3)樹脂・スペシャリティーケミカル当社が製造販売するほか、連結子会社東邦化学(上海)有限公司で製造し連結子会社東邦化貿易(上海)有限公司に販売しています。また、東邦化貿易(上海)有限公司は当社及び東邦化学(上海)有限公司からの購入製品を販売しています。
(4)その他環境調査測定・分析業務を㈱横須賀環境技術センターが行っています。また、東邦化貿易(上海)有限公司が市場調査等の業務を行っています。
当社グループの事業にかかわる位置付けの概要図は次のとおりであります。
(注) TOHO CHEMICAL (THAILAND) CO.,LTD.及び恵州市東邦化学有限公司は、実質的な支配関係にあるため、子会社とみなしています。
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#3 会計方針に関する事項(連結)
(5) 重要な収益及び費用の計上基準
当社及び連結子会社は、事業部及び会社を基礎とした製品のセグメントから構成されており、「界面活性剤」、「樹脂」、「化成品」、「スペシャリティーケミカル」、「その他」の分野において製造販売を行っております。
当社及び連結子会社の顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりであります。
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#4 報告セグメントの変更に関する事項(連結)
告セグメントの変更等に関する事項
当社は、2021年末に策定した「事業ポートフォリオ基本方針」および2022年5月に策定した「TOHO Step Up Plan 2024」に基づき、事業の「選択と集中」を一層徹底するための取り組みを進めており、当社グループの事業展開、経営資源配分、経営管理体制等の観点から経営管理手法を見直し、報告セグメントの変更を実施いたしました。その結果、従来「スペシャリティーケミカル」に含めて開示しておりましたアクリレートを、当連結会計年度より「樹脂」に移管しております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報につきましては、変更後の区分方法により作成しております。2023/06/29 14:12
#5 従業員の状況(連結)
2023年3月31日現在
セグメントの名称従業員数(名)
界面活性剤420
樹脂87
化成品123
(注) 従業員数は嘱託等(34名)を除く就業人員数であります。
(2) 提出会社の状況
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#6 有形固定資産等明細表(連結)
(注) 「当期増加額」のうち、主なものは次のとおりであります。
構築物126百万円(追浜工場 危険物高圧ガス対応主要反応装置更新)
2,066百万円(千葉工場 電子材料用樹脂製造所建設)
機械装置193百万円(追浜工場 危険物高圧ガス対応主要反応装置更新)
533百万円(千葉工場 電子材料用樹脂製造所建設)
建設仮勘定300百万円(鹿島工場 屋外貯槽増設工事)
ソフトウェア166百万円(千葉工場 電子材料用樹脂製造所建設)
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#7 研究開発活動
紙パルプ用薬剤は段ボール等クラフトパルプ向け消泡剤、古紙リサイクル用脱墨剤、紙の耐久性を向上させるサイズ剤等が引き続き販売に結びついております。新たに開発した海外向け抄紙用消泡剤が採用に結びつきました。その他、工場排水処理用消泡剤が引き続き採用に結びついており、海外向けインキ顔料用分散剤、帯電防止剤の開発を進めております。今後も国内外の顧客要求に合わせた新製品の開発と生産性向上に取り組んでまいります。
(2) 樹脂
当セグメントは、合成樹脂樹脂エマルション及びアクリレートに関する研究開発に取り組んでおります。
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#8 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
② 電子情報材料分野の拡大で中核事業化へ
2021年12月に完工した電子情報産業用微細加工用樹脂製造のための新プラントが、2022年5月に稼働を開始しました。新プラント稼働に必要な人員の確保や教育も進み、ユーザー認証を得た製品から順次量産に移行し、新プラントの立ち上がりは順調に進捗しております。足許では半導体市況が悪化していますが、中長期的には需要拡大基調は変わらず、ユーザーからの供給能力増強への期待は依然として高いため、新プラント内の残りのエリアに製造設備を増設する計画を進めております。
③ 東邦化学(上海)有限公司を成長軌道に乗せる
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#9 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
その結果、当セグメント全体の売上高は、前期比3,447百万円、13.0%増収の30,062百万円となりました。セグメント利益は、200百万円弱の製品廃棄損等の発生があったものの増収効果により前期比56百万円増益の774百万円となりました。
(樹脂)
石油樹脂は、原料不足による減産の影響で販売数量は減少したものの、製品売価の上昇により増収となりました。合成樹脂は、自動車部品向け等の販売が伸長したことに加え、製品売価の上昇により増収となりました。樹脂エマルションは、フロアーポリッシュ用や塗料用等が振るわず減収となりました。アクリレートは、中国における電子情報材料関連の需要の落ち込みを主因に減収となりました。
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#10 重要な会計方針、財務諸表(連結)
4.収益及び費用の計上基準
当社は、事業部及び会社を基礎とした製品のセグメントから構成されており、「界面活性剤」、「樹脂」、「化成品」、「スペシャリティーケミカル」、「その他」の分野において製造販売を行っております。
当社の顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりであります。
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