4095 日本パーカライジング

4095
2024/09/18
時価
1607億円
PER 予
10.75倍
2010年以降
7.81-21.06倍
(2010-2024年)
PBR
0.74倍
2010年以降
0.6-1.81倍
(2010-2024年)
配当 予
4.13%
ROE 予
6.86%
ROA 予
4.87%
資料
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セグメント間の内部売上高又は振替高 - 加工事業

【期間】

連結

2013年3月31日
4700万
2014年3月31日 +140.43%
1億1300万
2015年3月31日 -86.73%
1500万
2016年3月31日 -73.33%
400万
2017年3月31日 +700%
3200万
2018年3月31日 +75%
5600万
2019年3月31日 -30.36%
3900万
2020年3月31日 -33.33%
2600万
2021年3月31日 +119.23%
5700万
2022年3月31日 -36.84%
3600万
2023年3月31日 +36.11%
4900万
2024年3月31日 -16.33%
4100万

有報情報

#1 セグメント情報等、連結財務諸表(連結)
報告セグメントの利益は、営業利益の数値であります。
セグメント間の内部売上高又は振替高は、主に市場価格や製造原価に基づいております。
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
2024/06/27 16:27
#2 事業の内容
企業集団が営んでいる主な事業内容と、各社の当該事業に係る位置づけ及びセグメントとの関連は、次の通りであります。
事業区分主要な会社
海外パーカーエンジニアリング オブ アメリカ㈱パーカーエンジニアリングメキシコ㈱パーカーエンジニアリング上海パーカーエンジニアリングインド㈱パーカーエンジニアリングインドネシア㈱パーカーエンジニアリング(タイランド)㈱ピーイーティートレーディング㈱その他1社(計8社)
加工事業国内当社、日本カニゼン㈱、パーカー加工㈱、浜松熱処理工業㈱大分パーカライジング㈱、ミリオン化学㈱北海道パーカライジング㈱、小松パーカライジング㈱パーカー熱処理工業㈱(計9社)
海外パーカーツルテック㈱、パーカーツルテックメキシカーナ㈱佛山パーカー表面改質、日照パーカー表面処理日本パーカライジングインディア㈱パーカー金属処理インドネシア㈱タイパーカライジング㈱中日金属化工㈱パーカープロセシング ベトナムその他1社(計10社)
(注)1 各事業区分の内容は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項
(セグメント情報等) セグメント情報 1報告セグメントの概要」の通りであります。
2024/06/27 16:27
#3 事業等のリスク
装置事業においては、主として日本及びアジアにおいて、自動車生産及び一般産業向けに、前処理・塗装装置プラントの設計・販売等を行っておりますが、装置事業の売上は、顧客の設備投資需要に影響を受け、年度により、業績が大きく変動する可能性があります。
加工事業においては、日本及びアジア並びに北米において、防錆加工と熱処理加工を中心に行っておりますが、主に自動車、金属、機械業界等の需要状況に影響を受けます。
また、当連結会計年度における世界経済は、社会経済活動の正常化が進む中で、個人消費や企業の生産活動に持ち直しの動きが見られ、当社グループの業績も緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら、原材料・エネルギー価格の高止まりや為替の変動幅が大きい状況は続いており、また、各国の金融引き締め政策の継続やインフレの進行、中国の不動産市況低迷など景気減速懸念もあり、先行きは不透明な状況が続いております。当社グループでは、急激な需要変動にも対応できるように、柔軟な生産体制の整備に努めておりますが、国内外の経済情勢の変化により、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を与える可能性があります。
2024/06/27 16:27
#4 会計方針に関する事項(連結)
ステップ5:企業が履行義務の充足時に収益を認識する。
「薬品事業」は耐食性、耐摩耗性、潤滑性等の機能性向上を目的に、金属等の表面に化成皮膜を施し、素材の付加価値を高める薬剤等を中心に製造・販売を行っております。「装置事業」は前処理装置、塗装設備等の製造・販売を行っております。「加工事業」は熱処理加工、防錆加工、めっき加工等の表面処理の加工サービス提供を行っております。「その他」は、ビルメンテナンス事業、太陽光発電事業を行っております。
収益は顧客への財又はサービスの移転と交換に権利を得ると見込んでいる対価の金額で認識しております。変動性がある値引き、購入量に応じた割戻等につきましては、変動対価の金額が非常に僅少であると認識しております。そして、「薬品事業」の一部商品販売取引について、当社グループの役割が商品を他の当事者によって提供されるように手配する取引については、顧客から受け取る額から仕入先に支払う額を控除した純額で収益を認識しております。
2024/06/27 16:27
#5 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法(連結)
報告セグメントの利益は、営業利益の数値であります。
セグメント間の内部売上高又は振替高は、主に市場価格や製造原価に基づいております。
2024/06/27 16:27
#6 報告セグメントの概要(連結)
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、経営組織の形態と製品及びサービスの特性に基づいて、「薬品事業」、「装置事業」及び「加工事業」の3つを報告セグメントとしております。
「薬品事業」は耐食性、耐磨耗性、潤滑性等の機能性向上を目的に、金属等の表面に化成皮膜を施し、素材の付加価値を高める薬剤等を中心に製造・販売を、「装置事業」は前処理設備、塗装設備、粉体塗装設備等の製造・販売を、「加工事業」は熱処理加工、防錆加工、めっき加工等の表面処理の加工サービス提供を行っております。
2024/06/27 16:27
#7 従業員の状況(連結)
2024年3月31日現在
セグメントの名称従業員数(名)
装置事業358
加工事業2,145
その他25
(注) 1 従業員数は、就業人員(当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であります。
2 臨時従業員の総数は、従業員数の100分の10未満のため記載を省略しております。
2024/06/27 16:27
#8 略歴、役員の状況(取締役(及び監査役))(連結)
1989年4月当社入社
2019年6月当社執行役員製品事業本部長
2022年6月当社取締役製品事業本部・加工事業本部管掌
2024年6月当社取締役常務執行役員(現)
2024/06/27 16:27
#9 研究開発活動
装置事業領域では、昨年11月に千葉県船橋市に新たに「技術開発センター」をオープン致しました。本センターでは、新たな塗装技術の開発を行うとともに、新たな溶剤塗料集塵機構を備えたドライキューブブース、近接塗装装置を始め、リニューアルした粉体色替えブースシステム、多目的乾燥炉や洗浄装置を設置し、ユーザー様の要望に合わせた試験を随時実施致しております。また、当実験装置は当社のIoTシステム(PARKER LEAPS)とすべて連携しており、実際に現場にお立会いいただかなくても、塗装テストの状況を遠隔地からリアルタイムに確認が可能な、スマートラボを実現しております。
加工事業領域では、顧客とともに製品の特性を観察し、求められる性能を提供できるよう取り組んでおります。例えば、表面処理が摩擦や摩耗などのトライボロジー特性にどのような影響を与えるか基礎的な評価を繰り返して知見を蓄積し、提案の一助としております。加工事業においては自社製品の取扱いが基本となりますが、生産技術的な開発にも注力しております。従来、主な要求性能であった耐食性や表面硬化においては、主に化成処理や塗装、軟窒化処理などで生産技術的な知見を積み重ねてきましたが、近年では接着性や絶縁性など、従来にない新たな機能を付与する表面処理が求められてきております。これらの分野では、これまであまり扱わなかった複雑形状の部品や微細部品に対する表面処理、製品の特定部位のみにコーティングする選択的表面処理など、顧客から求められる仕様や機能が多岐にわたっており、これらに対応するための生産技術的な開発にも取り組んでおります。さらに、既存技術の複合化による性能向上や、製品使用時の管理法の見直しによる品質の更なる安定化、表面処理工程の効率化による消費エネルギー量の抑制や、廃棄物の削減などにも取り組んでおります。表面処理における品質と環境保護を高い水準で両立させることで、脱炭素社会の実現に貢献することを、加工事業においても目指しております。
当連結会計年度では、総研究開発費として1,982百万円を投入いたしました。なお、セグメントに関連付けての記載は困難であるため省略しております。
2024/06/27 16:27
#10 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
この結果、当連結会計年度の連結業績は次のとおりとなりました。
売上高は1,250億85百万円(前年同期比5.0%増)となりました。事業の種類別セグメント毎の売上高は、前年同期に比べ薬品事業が6.3%、装置事業が14.0%、加工事業が0.2%、その他が4.1%の増収となりました。また、地域別セグメントは、国内が6.6%、アジアが2.0%、欧米が7.1%の増収となりました。
営業利益は152億58百万円(前年同期比20.4%増)、経常利益は199億45百万円(前年同期比20.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は131億94百万円(前年同期比32.3%増)となりました。なお、経常利益は四半期開示が始まった2004年3月期から過去3番目、親会社株主に帰属する当期純利益は過去最高の水準となりました。
2024/06/27 16:27
#11 重要な会計方針、財務諸表(連結)
ステップ5:企業が履行義務の充足時に収益を認識する。
「薬品事業」は耐食性、耐摩耗性、潤滑性等の機能性向上を目的に、金属等の表面に化成皮膜を施し、素材の付加価値を高める薬剤等を中心に製造・販売を行っております。「装置事業」は前処理装置、塗装設備等の製造・販売を行っております。「加工事業」は熱処理加工、防錆加工等の表面処理の加工サービス提供を行っております。
収益は顧客への財又はサービスの移転と交換に権利を得ると見込んでいる対価の金額で認識しております。変動性がある値引き、購入量に応じた割戻等につきましては、変動対価の金額が非常に僅少であると認識しております。そして、「薬品事業」の一部商品販売取引について、当社グループの役割が商品を他の当事者によって提供されるように手配する取引については、顧客から受け取る額から仕入先に支払う額を控除した純額で収益を認識しております。
2024/06/27 16:27
#12 重要な後発事象、連結財務諸表(連結)
現在、足元では当社グループの業績は回復傾向にあるものの、事業環境といたしましては、世界規模でのEV化の急激な加速、半導体不足による自動車の生産調整、ウクライナ情勢の影響によるサプライチェーンの混乱、原油価格や原料価格の高騰、円安など、経済の先行きは引き続き不透明な状況が継続しています。係る環境変化に対応していくために、当社グループはより戦略的かつ機動的な経営判断が求められるものと考えております。
こうした認識のもと、当社グループのガバナンス機能を強化し、より高い付加価値を提供できる企業グループへの発展に向けて、経営基盤の強化を行い、機動的な事業運営を行うことが必要不可欠との判断にいたり、将来的な当社グループにおける加工事業の再編も視野に、パーカー加工を完全子会社化することといたしました。パーカー加工を完全子会社化し、よりスピーディーな意思決定を行いながら、一体的・有機的なグループ経営を進化させることで、当社グループ全体の企業価値の向上を図ってまいります。
2. 本株式交換の要旨
2024/06/27 16:27