当第2四半期連結累計期間までの国内農薬出荷実績は、前年同期を若干下回って推移しています。国内農業を取り巻く環境は、政府が新たな農業・農村対策として「経営所得安定対策」を一部見直し、担い手農家の経営安定と食料自給率・食糧自給力の維持向上を目指していますが、農業従事者の高齢化、後継者不足の深刻化や耕作放棄地の増加など構造的な課題の解決は進んでいません。海外市場においても、南米市場における在庫過多や西アジアにおける干ばつなどの影響を受けて市場動向は全体的に低調に推移しております。
当第2四半期連結累計期間の業績は、前第3四半期よりHyderabad Chemical Pvt.Ltd.の業績を当社の連結業績に含めたことによる売上高の増加があったものの、ノウハウ技術料の大幅な減少に加えて、海外農薬販売において園芸用殺虫剤「フェニックス」の技術導出先への原体販売が前期で終了したことや欧米販売の伸び悩みなどから、売上高は前年同期を下回りました。利益面においても、ノウハウ技術料収入の減少や為替の急激な円高への進行などにより営業利益、経常利益は前年同期を下回りました。
この結果、売上高は299億96百万円、前年同四半期に比べ49億51百万円(14.2%)の減収となりました。利益面では、営業利益は50億11百万円、前年同四半期に比べ49億44百万円(49.7%)の減益、経常利益は45億21百万円、前年同四半期に比べ49億17百万円(52.1%)の減益となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は29億35百万円、前年同四半期に比べ34億67百万円(54.2%)の減益となりました。
2016/05/13 13:14