有価証券報告書-第77期(2024/04/01-2025/03/31)
38 企業結合
当社は、米国のバイオ医薬品企業 Deciphera Pharmaceuticals, Inc. (以下「デサイフェラ社」)との間で、買収のために新たに設立した完全子会社を通じて、現金を対価として同社を買収(以下「本買収」)することで合意し、2024年4月に契約を締結しました。この契約に基づき、2024年6月11日(米国東部時間)に同社の買収が完了し、同社を当社の完全子会社としました。
(1) 企業結合の概要
① 被取得企業の概要
② 取得日
2024年6月11日(米国東部時間)
③ 取得した議決権付資本持分の割合
100%
④ 被取得企業の支配の獲得方法
現金を支払対価とする株式取得
⑤ 企業結合の主な理由
当社はグローバルスペシャリティファーマとして、独創的かつ革新的な新薬を世界に届けることを目指しています。中長期成長戦略である「パイプライン強化とグローバル開発の加速」および「欧米自販の実現」を見据え、医療ニーズの高いがんや免疫疾患、中枢神経疾患、スペシャリティ領域を重点研究領域に定め、医療現場に革新をもたらす新薬の創出に取り組んでいます。本買収により、がん領域における優れた研究開発能力と欧米でのコマーシャルケイパビリティを有するデサイフェラ社をパートナー企業として迎え入れ、当社グループのパイプラインの拡充(QINLOCK®とRomvimza®等)およびグローバル展開を加速させていきます。
(2) 取得日における取得資産、引受負債および支払対価の公正価値
(単位:百万円)
(注)1.当連結会計年度末において、取得日における識別可能資産および負債の公正価値を算定し、支払対価の配分が完了しております。
2.無形資産は、製品に係る販売権および仕掛研究開発費であります。
3.のれんの内容は、主に期待される将来の収益力に関連して発生したものであります。なお、認識されたのれんのうち、税務上損金算入が見込まれるものはありません。
4.2024年6月30日を取得日とみなして連結の範囲に含めております。支払対価の配分が完了したことに伴い、2024年6月11日から2024年6月30日までの為替変動は、為替換算調整勘定として記載しております。
(3) キャッシュ・フロー情報
(単位:百万円)
(4) 取得関連費用
3,382百万円
取得関連費用は、前連結会計年度および当連結会計年度において連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に計上しております。
(5) 連結損益計算書に与える影響
①当連結会計年度の連結損益計算書で認識されている取得日以降の被取得企業の売上収益および当期利益
なお、上記の当期利益(△は損失)には、取得日に認識した無形資産の償却費や公正価値評価された棚卸資産の費用化などが含まれております。
②企業結合が期首に実施されたと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書の売上収益および当期利益に与える影響額(非監査情報)
当社は、米国のバイオ医薬品企業 Deciphera Pharmaceuticals, Inc. (以下「デサイフェラ社」)との間で、買収のために新たに設立した完全子会社を通じて、現金を対価として同社を買収(以下「本買収」)することで合意し、2024年4月に契約を締結しました。この契約に基づき、2024年6月11日(米国東部時間)に同社の買収が完了し、同社を当社の完全子会社としました。
(1) 企業結合の概要
① 被取得企業の概要
| 被取得企業の名称 | Deciphera Pharmaceuticals, Inc. |
| 被取得企業の事業の内容 | 医薬品の研究開発、商業化 |
② 取得日
2024年6月11日(米国東部時間)
③ 取得した議決権付資本持分の割合
100%
④ 被取得企業の支配の獲得方法
現金を支払対価とする株式取得
⑤ 企業結合の主な理由
当社はグローバルスペシャリティファーマとして、独創的かつ革新的な新薬を世界に届けることを目指しています。中長期成長戦略である「パイプライン強化とグローバル開発の加速」および「欧米自販の実現」を見据え、医療ニーズの高いがんや免疫疾患、中枢神経疾患、スペシャリティ領域を重点研究領域に定め、医療現場に革新をもたらす新薬の創出に取り組んでいます。本買収により、がん領域における優れた研究開発能力と欧米でのコマーシャルケイパビリティを有するデサイフェラ社をパートナー企業として迎え入れ、当社グループのパイプラインの拡充(QINLOCK®とRomvimza®等)およびグローバル展開を加速させていきます。
(2) 取得日における取得資産、引受負債および支払対価の公正価値
(単位:百万円)
| 当初の暫定的な 公正価値 | 修正額 | 修正後の 公正価値 | |
| 現金及び現金同等物 | 15,433 | - | 15,433 |
| 売上債権及びその他の債権 | 6,729 | - | 6,729 |
| 有価証券 | 16,650 | - | 16,650 |
| 棚卸資産 | 4,478 | 37,339 | 41,816 |
| 有形固定資産 | 5,182 | - | 5,182 |
| 無形資産 (注)2 | - | 315,036 | 315,036 |
| 投資有価証券 | 1,156 | - | 1,156 |
| その他の資産 | 4,332 | - | 4,332 |
| 仕入債務及びその他の債務 | △8,941 | - | △8,941 |
| リース負債 | △3,890 | - | △3,890 |
| その他の負債 | △5,790 | 249 | △5,541 |
| 繰延税金負債 | - | △19,566 | △19,566 |
| 取得資産及び引受負債の公正価値(純額) | 35,338 | 333,059 | 368,396 |
| ベーシス・アジャストメント | 1,886 | - | 1,886 |
| のれん (注)3 | 344,911 | △322,088 | 22,822 |
| 為替換算調整勘定(注)4 | - | △10,970 | △10,970 |
| 合計 | 382,135 | - | 382,135 |
| 支払対価の公正価値の合計 | 382,135 | - | 382,135 |
(注)1.当連結会計年度末において、取得日における識別可能資産および負債の公正価値を算定し、支払対価の配分が完了しております。
2.無形資産は、製品に係る販売権および仕掛研究開発費であります。
3.のれんの内容は、主に期待される将来の収益力に関連して発生したものであります。なお、認識されたのれんのうち、税務上損金算入が見込まれるものはありません。
4.2024年6月30日を取得日とみなして連結の範囲に含めております。支払対価の配分が完了したことに伴い、2024年6月11日から2024年6月30日までの為替変動は、為替換算調整勘定として記載しております。
(3) キャッシュ・フロー情報
(単位:百万円)
| 金額 | |
| 支払対価の公正価値の合計 | 382,135 |
| 被取得企業が保有する現金及び現金同等物 | △15,433 |
| ベーシス・アジャストメント | △1,886 |
| 子会社の取得による支出 | 364,816 |
(4) 取得関連費用
3,382百万円
取得関連費用は、前連結会計年度および当連結会計年度において連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に計上しております。
(5) 連結損益計算書に与える影響
①当連結会計年度の連結損益計算書で認識されている取得日以降の被取得企業の売上収益および当期利益
| 売上収益 | 26,109百万円 |
| 当期利益(△は損失) | △29,999百万円 |
なお、上記の当期利益(△は損失)には、取得日に認識した無形資産の償却費や公正価値評価された棚卸資産の費用化などが含まれております。
②企業結合が期首に実施されたと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書の売上収益および当期利益に与える影響額(非監査情報)
| 売上収益 | 34,552百万円 |
| 当期利益(△は損失) | △35,353百万円 |