有価証券報告書-第76期(2023/04/01-2024/03/31)
38 重要な後発事象
(企業結合)
当社は、米国のバイオ医薬品企業 Deciphera Pharmaceuticals, Inc. (以下「Deciphera社」)との間で、買収のために新たに設立した完全子会社を通じて、現金を対価として同社を買収(以下「本買収」)することで合意し、2024年4月に契約を締結しました。この契約に基づき、2024年6月11日(米国東部時間)に同社の買収が完了し、同社を当社の完全子会社としました。
(1)被取得企業の概要
(2)取得日
2024年6月11日(米国東部時間)
(3)取得した議決権付資本持分の割合
100%
(4)被取得企業の支配の獲得方法
現金を支払対価とする株式取得 約24億米ドル
(5)企業結合の主な理由
当社はグローバル スペシャリティ ファーマとして、独創的かつ革新的な新薬を世界に届けることを目指しています。中長期成長戦略である「パイプライン強化とグローバル開発の加速」および「欧米自販の実現」を見据え、医療ニーズの高いがんや免疫疾患、中枢神経疾患、スペシャリティ領域を重点研究領域に定め、医療現場に革新をもたらす新薬の創出に取り組んでいます。本買収により、がん領域における優れた研究開発能力と欧米でのコマーシャルケイパビリティを有するDeciphera社をパートナー企業として迎え入れ、当社グループのパイプラインの拡充およびグローバル展開を加速させていきます。
Deciphera社は、がんを対象とした革新的な医薬品の研究・開発・販売に注力しており、自社で創製した経口キナーゼ阻害剤からなる豊富なパイプラインを有しています。KIT阻害剤であるQINLOCK®(Ripretinib)は消化管間質腫瘍(GIST)の4次治療の薬剤として米国、欧州および中国を含む40ヶ国以上で販売されています。加えて、CSF-1R阻害剤であるVimseltinibは腱滑膜巨細胞種(TGCT)を対象とした第Ⅲ相臨床試験(MOTION study)において、主要評価項目およびその他副次的評価項目を統計学的有意に達成しており、欧米での申請を2024年に予定しています。また、Deciphera社は、米国および主要な欧州諸国において自社での販売網を構築しており、この販売網はVimseltinibにおいても活用されます。
本買収により当社は固形がん領域のパイプラインを拡充し、特にQINLOCK®とVimseltinibの獲得によって短中期的なグループの収益増加が期待できます。また、Deciphera社の欧米での開発・販売能力を獲得し、欧米自販体制を強化できます。さらに、Deciphera社の創薬能力を活用することで、当社グループのオンコロジー領域において研究開発のさらなる加速が期待できます。
(6)支払資金の調達方法および支払方法
本買収には、自己資金に加えて、金融機関からの借入を充当しております。
なお、提出日現在における金融機関からの借入は次のとおりです。
(単位:百万円)
本買収が実行された時期に起因し、連結財務諸表の承認日までに企業結合の当初の会計処理が完了していないため、取得した資産及び負債の公正価値等については開示しておりません。
(企業結合)
当社は、米国のバイオ医薬品企業 Deciphera Pharmaceuticals, Inc. (以下「Deciphera社」)との間で、買収のために新たに設立した完全子会社を通じて、現金を対価として同社を買収(以下「本買収」)することで合意し、2024年4月に契約を締結しました。この契約に基づき、2024年6月11日(米国東部時間)に同社の買収が完了し、同社を当社の完全子会社としました。
(1)被取得企業の概要
| 被取得企業の名称 | Deciphera Pharmaceuticals, Inc. |
| 被取得企業の事業の内容 | 医薬品の研究開発、商業化 |
| 被取得企業の財政状態および経営成績(米国会計基準) | |
| 2023年12月期(単位:千米ドル) | |
| 連結純資産 | 350,916 |
| 連結総資産 | 473,566 |
| 連結売上高 | 163,356 |
| 連結営業損失 | (210,958) |
| 親会社株主に帰属する当期純損失 | (194,942) |
(2)取得日
2024年6月11日(米国東部時間)
(3)取得した議決権付資本持分の割合
100%
(4)被取得企業の支配の獲得方法
現金を支払対価とする株式取得 約24億米ドル
(5)企業結合の主な理由
当社はグローバル スペシャリティ ファーマとして、独創的かつ革新的な新薬を世界に届けることを目指しています。中長期成長戦略である「パイプライン強化とグローバル開発の加速」および「欧米自販の実現」を見据え、医療ニーズの高いがんや免疫疾患、中枢神経疾患、スペシャリティ領域を重点研究領域に定め、医療現場に革新をもたらす新薬の創出に取り組んでいます。本買収により、がん領域における優れた研究開発能力と欧米でのコマーシャルケイパビリティを有するDeciphera社をパートナー企業として迎え入れ、当社グループのパイプラインの拡充およびグローバル展開を加速させていきます。
Deciphera社は、がんを対象とした革新的な医薬品の研究・開発・販売に注力しており、自社で創製した経口キナーゼ阻害剤からなる豊富なパイプラインを有しています。KIT阻害剤であるQINLOCK®(Ripretinib)は消化管間質腫瘍(GIST)の4次治療の薬剤として米国、欧州および中国を含む40ヶ国以上で販売されています。加えて、CSF-1R阻害剤であるVimseltinibは腱滑膜巨細胞種(TGCT)を対象とした第Ⅲ相臨床試験(MOTION study)において、主要評価項目およびその他副次的評価項目を統計学的有意に達成しており、欧米での申請を2024年に予定しています。また、Deciphera社は、米国および主要な欧州諸国において自社での販売網を構築しており、この販売網はVimseltinibにおいても活用されます。
本買収により当社は固形がん領域のパイプラインを拡充し、特にQINLOCK®とVimseltinibの獲得によって短中期的なグループの収益増加が期待できます。また、Deciphera社の欧米での開発・販売能力を獲得し、欧米自販体制を強化できます。さらに、Deciphera社の創薬能力を活用することで、当社グループのオンコロジー領域において研究開発のさらなる加速が期待できます。
(6)支払資金の調達方法および支払方法
本買収には、自己資金に加えて、金融機関からの借入を充当しております。
なお、提出日現在における金融機関からの借入は次のとおりです。
(単位:百万円)
| 当連結会計年度 (2024年3月31日) | 提出日現在 (2024年6月21日) | |
| 短期借入金 | ― | 150,000 |
本買収が実行された時期に起因し、連結財務諸表の承認日までに企業結合の当初の会計処理が完了していないため、取得した資産及び負債の公正価値等については開示しておりません。