このような状況の中、当社グループは、第9次中期経営計画(2017年度~2019年度)の最終年度にあたる当連結会計年度において、グローバル展開を推進する中、海外売上高を着実に拡大させました。また、当社グループの事業基盤の強化・発展に資するM&Aやアライアンスにも積極的に取り組み、2020年1月に日水製薬株式会社との間で、同社の子会社である日水製薬医薬品販売株式会社の全株式の譲渡を受ける契約を締結し、2020年4月から子会社化しております。さらに、当社が創製した機能性ディスペプシア治療剤「アコファイド」につきまして、2019年10月にMeiji Seikaファルマ株式会社とタイ、インドネシアにおいて、2020年1月にスペインのFAES FARMA,S.A.とラテンアメリカ(ブラジル、メキシコなど、中南米13カ国)において、それぞれ独占的開発権及び販売権の供与に関する契約を締結いたしました。一方、国内の医療用医薬品事業、コンシューマーヘルスケア事業につきましては、経営資源の再配置のもと事業拡大と収益性の向上に努めましたが、十分な成果を上げるには至りませんでした。
これらの活動の結果、当連結会計年度の売上高は、604億26百万円(前期比2.3%減)となりました。利益につきましては、海外におけるアサコールの売上増加や販管費の削減などにより、営業利益40億94百万円(前期比9.6%増)、経常利益38億79百万円(前期比17.7%増)となりました。一方、前期に特別利益を計上したこともあり、親会社株主に帰属する当期純利益は29億25百万円(前期比15.3%減)となりました。
なお、当連結会計年度の海外売上高比率は31.0%(前期28.5%)となっております。
2020/06/26 14:20