売上高につきましては、全体で701億1千万円(前連結会計年度比0.4%減)となりました。そのうち大半を占める当グループの中核をなす医薬品事業では、グルべス配合錠、ユリーフ、エポエチンアルファBSなどが増加いたしましたほか原薬の輸出売上が増加いたしましたが、主に研究開発テーマの導出に係る契約金などの技術料売上が減少いたしましたことや薬価基準引下げの影響などにより、売上高は前連結会計年度に比べ13億9千5百万円(2.3%)減少し596億9千4百万円となりました。その他の事業では、情報サービス業で微減収となりましたものの、物品販売業、建設請負業におきましては増収となり、売上高は前連結会計年度に比べ11億7百万円(11.9%)増加し104億1千6百万円となりました。
売上原価につきましては、医薬品事業において製品個々の売上原価率には特段の変動は見られず、技術料売上の減少により売上原価率が0.4ポイント上昇いたしました。その他の事業では売上原価率の高い建設請負業の売上構成が高まり1.0ポイント上昇いたしました。この結果、売上総利益は前連結会計年度に比べ11億7千3百万円(2.5%)減少し460億4千5百万円となりました。
販売費及び一般管理費におきましては、販売費が減少いたしました一方で、一般管理費と研究開発費が増加いたしました。この結果、営業利益は前連結会計年度に比べ39億6千7百万円(32.2%)減少し、83億3千4百万円となりました。
2015/06/26 11:10