有価証券報告書-第30期(平成31年1月1日-令和1年12月31日)

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2020/03/25 16:38
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注記事項-金融商品、連結財務諸表(IFRS)

9.金融商品
(1) 資本管理
当社グループは、持続的成長を続け、企業価値を最大化するために資本構成を維持しています。特に、現金及び現金同等物、有利子負債並びに資本の構成割合を維持することで、パイプラインの開発を支えています。なお、当社グループのコミットメントラインには、一定の純資産水準の維持等を要求する財務制限条項が付されております。コミットメントの概要は、17.有利子負債を参照ください。
当連結会計年度
(2019年12月31日)
前連結会計年度
(2018年12月31日)
金額(百万円)構成割合(%)金額(百万円)構成割合(%)
現金及び現金同等物15,37527.118,76031.8
有利子負債1,8793.36,96411.8
資本45,07879.541,58070.5
総資産56,680100.058,987100.0

有利子負債に対する現金及び現金同等物の割合818.0%269.4%

(2) 金融商品の分類
金融商品の内訳は以下のとおりです。
(単位:百万円)
当連結会計年度
(2019年12月31日)
前連結会計年度
(2018年12月31日)
〈金融資産〉
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
その他の金融資産1,6151,457
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
その他の金融資産380-
償却原価で測定する金融資産
その他の金融資産5858
営業債権及びその他の債権1,924987
〈金融負債〉
純損益を通じて公正価値で測定される金融負債
企業結合による条件付対価3,2034,180
その他の金融負債1,4891,179
償却原価で測定する金融負債
有利子負債1,8796,964
営業債務及びその他の債務1,2112,080

(3) 金融商品に関するリスク管理の基本方針
当社グループの活動は、経済・金融環境の変動等による様々なリスクに晒されております。当社グループは、資金運用について短期的かつリスクの少ない商品に限定しており、投機的な取引は行っておりません。また、資金調達は新株発行を主としており、経営状況に応じて借入等他の方法も考慮しつつ、リスクを抑えた最適な方法を選択することを基本方針とします。
(4) 為替リスク
当社グループはグローバルに事業展開しており、グループ各社の機能通貨以外の通貨建ての取引について為替リスクに晒されております。これらの取引における通貨は、主としてポンド、米ドル、ユーロ及びスイスフラン建てです。
当社グループの為替リスクに対するエクスポージャーは以下のとおりです。
当連結会計年度(2019年12月31日)
ポンド米ドルユーロスイスフラン
エクスポージャー純額(百万円)7045,2915331
(千現地通貨)4,90748,3004,3555

前連結会計年度(2018年12月31日)
ポンド米ドルユーロスイスフラン
エクスポージャー純額(百万円)65△2,729255△3
(千現地通貨)466△24,6082,008△28

為替の感応度分析
当社グループの為替リスクエクスポージャーに対する感応度分析は以下のとおりです。この分析は、他の全ての変数が一定であると仮定したうえで報告日現在における為替リスクエクスポージャーに対して、日本円が1%円高となった場合に、連結包括利益計算書の税引前当期利益に与える影響を示しております。なお、換算による影響を記載したものであり、予想売上収益・仕入高の影響などは考慮しておりません。
(単位:百万円)
当連結会計年度
(2019年12月31日)
前連結会計年度
(2018年12月31日)
ポンド△7△1
米ドル△5327
ユーロ△5△3
スイスフラン△00

(5) 金利リスク
金利リスクとは、市場金利の変動によって金融商品の公正価値又は将来キャッシュ・フローが変動するリスクです。コミットメントラインは当連結会計年度末現在で借入実行残高はありませんが、その借入金利の変動金利部分は当連結会計年度末現在で0.1%に満たないため、金利リスクの影響は軽微です。
他の金融商品に関しても、金利リスクに晒されているものは僅少であり、当社グループにおける金利リスクは軽微です。
(6) 信用リスク
信用リスクとは、顧客又は金融商品の取引相手が契約上の義務を果たすことが出来なかった場合に当社グループが負う財務上の損失リスクです。
「営業債権及びその他の債権」は顧客の信用リスクに晒されております。当該リスクに関しては、当社グループは債権管理規程に従い管理を行っております。当社グループの顧客は、信用力の高い企業であることから、信用リスクは限定的です。当社グループは、当連結会計年度末の上位1社に係る営業債権876百万円が、営業債権全体の75%を占めております。
なお、期日が経過している債権はないため、重要な予想信用損失はありません。よって、減損、貸倒引当金の計上は行っておりません。
(7) 流動性リスク
流動性リスクとは、当社グループが現金又はその他の金融資産により決済する金融負債に関連する債務を履行する際に直面するリスクです。
「有利子負債」、「その他の金融負債」、「営業債務及びその他の債務」は流動性リスクに晒されておりますが、当社グループでは、適時、資金繰り計画を作成・更新し、十分な手元流動性を維持することなどによりリスク管理をしております。
金融負債の期日別残高は以下のとおりです。
①非デリバティブ金融負債
当連結会計年度(2019年12月31日)
(単位:百万円)
帳簿価額契約上のキャッシュ・フロー1年以内1年超
5年以内
5年超
企業結合による条件付対価3,2033,3242932,651380
有利子負債1,8792,2931938121,288
その他の金融負債1,4891,489-1,489-
営業債務及びその他の債務1,2111,2111,211--
合計7,7828,3171,6974,9521,668

(注)当連結会計年度末における有利子負債は全額リース負債です。
前連結会計年度(2018年12月31日)
(単位:百万円)
帳簿価額契約上のキャッシュ・フロー1年以内1年超
5年以内
5年超
企業結合による条件付対価4,1804,5881,2473,26180
有利子負債6,9647,0373,0074,030-
その他の金融負債1,1791,179--1,179
営業債務及びその他の債務2,0802,0802,080--
合計14,40314,8846,3347,2911,259

②デリバティブ金融負債
該当はありません。
(8) 公正価値
①公正価値の算定方法
金融商品の公正価値の算定方法は以下のとおりです。
(その他の金融資産)
Sosei RMF1投資事業有限責任組合が保有する株式及び事業分離による条件付対価の公正価値は、リスク調整後の割引後キャッシュ・フローを用いた方法によりそれぞれ算定し、公正価値変動額は「金融収益」又は「金融費用」に計上しております。重大な観察可能でない、リスク調整後の将来キャッシュ・フロー、割引率(3.0%~13.0%)をインプットとしているためレベル3に該当しております。
Orexia社株式及びInexia社株式の公正価値は、将来の現預金残高、マイノリティディスカウントを考慮した再取得原価法と割引現在価値法を組み合わせた方法により算定し、公正価値変動額は「その他の包括利益を通じて測定するものとして指定された資本性金融資産の公正価値の純変動額」に計上しております。重大な観察可能でない、将来の現預金残高、マイルストンの達成確率及び割引率(16.0%)をインプットとしているためレベル3に該当しております。
(企業結合による条件付対価)
企業結合による条件付対価の公正価値は、将来キャッシュ・フローに発生確率等の条件を考慮し、一定の割引率で割り引く方法により算定し、公正価値変動額は「金融収益」又は「金融費用」に計上しております。重大な観察可能でない、マイルストンの達成確率、割引率(3.2%~4.9%)等をインプットとしているためレベル3に該当しております。
(その他の金融負債)
その他の金融負債の公正価値は、Sosei RMF1投資事業有限責任組合の有限責任組合員への返済予定額に基づいて評価し、公正価値変動額は「金融収益(出資金運用益)」又は「金融費用(出資金運用損)」に計上しております。重大な観察可能でない、出資金の価値に応じた持分の変動をインプットとしているためレベル3に該当しております。
②公正価値ヒエラルキー
金融商品のレベル1からレベル3までの公正価値ヒエラルキーに基づく分類は以下のとおりです。
レベル1:同一の資産又は負債について活発な市場における(未調整の)公表価格
レベル2:当該資産又は負債について直接に又は間接に観察可能なレベル1に含まれる公表価値以外のインプットを使用して算定された公正価値
レベル3:観察不能なインプットを含む評価技法によって算定された公正価値
(a) 公正価値ヒエラルキーの各レベルごとに分類された経常的に公正価値で測定される金融資産及び金融負債の内訳
当連結会計年度 (2019年12月31日)
(単位:百万円)
レベル1レベル2レベル3合計
金融資産:
その他の金融資産--1,9951,995
合計--1,9951,995
金融負債:
企業結合による条件付対価--3,2033,203
その他の金融負債--1,4891,489
合計--4,6924,692

前連結会計年度 (2018年12月31日)
(単位:百万円)
レベル1レベル2レベル3合計
金融資産:
その他の金融資産--1,4571,457
合計--1,4571,457
金融負債:
企業結合による条件付対価--4,1804,180
その他の金融負債--1,1791,179
合計--5,3595,359

(b) レベル3に分類された金融商品の期首残高から期末残高への調整表
当連結会計年度 (自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
(単位:百万円)
金融資産金融負債
期首残高1,4575,359
非上場株式の取得による増加 (注)1510-
有限責任組合員からの出資による増加-495
純損益(未実現) (注)2181△472
その他の包括利益 (注)3121-
期中振替額 (注)4、5△274△690
期末残高1,9954,692

(注)1.Sosei RMF1投資事業有限責任組合が取得した株式、Orexia社株式及びInexia社株式が含まれております。Orexia社株式及びInexia社株式の詳細については、「7.業務提携及び関連するライセンス契約に係る会計処理」をご参照ください。
2.連結包括利益計算書の「金融収益」又は「金融費用」に含まれております。
3.連結包括利益計算書の「在外営業活動体の為替換算差額」及び「その他の包括利益を通じて測定するものとして指定された資本性金融資産の公正価値の純変動額」に含まれております。
4.事業分離による条件付対価の内、受領する権利が確定した金額は「その他の金融資産」から「営業債権及びその他の債権」に振り替えております。なお、当連結会計年度における当該振替後の決済額は264百万円です。
5.「企業結合による条件付対価」の内、支払義務が確定した金額は「営業債務及びその他の債務」に振り替えております。なお、当連結会計年度における当該振替後の決済額は1,050百万円です。
前連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
(単位:百万円)
金融資産金融負債
期首残高1,5625,707
非上場株式の取得による増加650-
純損益(実現) (注)1△1,121-
純損益(未実現) (注)231720
その他の包括利益 (注)349-
期中振替額 (注)4-△368
期末残高1,4575,359

(注)1.連結包括利益計算書の「金融費用」に含まれております。
2.連結包括利益計算書の「金融収益」又は「金融費用」に含まれております。
3.連結包括利益計算書の「在外営業活動体の為替換算差額」に含まれております。
4.「企業結合による条件付対価」の内、支払義務が確定した金額は「営業債務及びその他の債務」に振り替えております。なお、前連結会計年度における当該振替後の決済額は97百万円です。
(c) 感応度分析
条件付対価の公正価値に影響を与える重要な仮定が変動した場合に、条件付対価の公正価値に与える影響は以下のとおりです。
(単位:百万円)
項目当連結会計年度
(2019年12月31日)
前連結会計年度
(2018年12月31日)
条件付対価受領するマイルストンやロイヤリティの金額が5%増加した場合△160△209
受領するマイルストンやロイヤリティの金額が5%減少した場合160209
金利が0.5%増加した場合3742
金利が0.5%減少した場合△38△42

③償却原価で測定する金融商品の公正価値
各決算日における、償却原価で測定する金融商品の公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、公正価値の開示は省略しております。
  • 有価証券報告書-第30期(平成31年1月1日-令和1年12月31日)

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