四半期報告書-第10期第1四半期(平成26年4月1日-平成26年6月30日)
有報資料
(1) 業績の状況
当社グループの当第1四半期連結累計期間の売上収益は、18億円増収の2,544億円(前年同四半期比0.7%増)となりました。日本では主力品が伸長したものの薬価改定や消費税率改定の影響等により若干の減収となりましたが、欧州、その他の地域の伸長及び為替の寄与により、グループ全体では増収となりました。
営業利益は、142億円増益の294億円(前年同四半期比93.9%増)となりました。売上総利益の増加に加え販売費及び一般管理費、研究開発費の減少により、大幅な増益となりました。なお、前年同四半期には、第一三共ヨーロッパGmbHにおける事業再編損を販売費及び一般管理費に計上しております。
税引前四半期利益は、104億円増益の279億円(前年同四半期比59.4%増)となりました。金融収益の減少及び金融費用の増加等により、営業利益よりも小幅な増益となっております。
親会社の所有者に帰属する四半期利益は、50億円増益の200億円(前年同四半期比33.0%増)となりました。法人所得税費用の増加により、税引前四半期利益よりも小幅な増益となっております。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
第一三共グループ
売上収益は、33億円増収の2,134億円(前年同四半期比1.6%増)となりました。
営業利益は、175億円増益の321億円(連結調整前、前年同四半期比120.0%増)となりました。
① 日本
日本の売上収益は、1,226億円(前年同四半期比1.6%減)となりました。
国内医薬ではオルメテック、ネキシウム、メマリー等が伸長したものの、薬価改定や消費税率改定の影響等により、売上収益は1,072億円(前年同四半期比1.6%減)となりました。
輸出医薬の売上収益は、53億円(前年同四半期比3.7%増)となりました。
ヘルスケア(第一三共ヘルスケア株式会社)の売上収益は、94億円(前年同四半期比4.6%減)となりました。
<日本の売上構成>(単位:億円)
<日本カンパニー主力品売上収益>(単位:億円)
② 北米
北米の売上収益は、539億円(前年同四半期比1.6%減)となりました。なお、現地通貨ベースでは5億2千7百万米ドル(前年同四半期比4.9%減)となりました。ルイトポルド・ファーマシューティカルズInc.のヴェノファーや新製品インジェクタファーが寄与いたしましたが、ベニカー/ベニカーHCT、エイゾール、ウェルコール等が競合激化により減収となり、北米事業全体でも若干の減収となりました。
<第一三共Inc.主力品売上収益>(単位:百万米ドル)
<ルイトポルド・ファーマシューティカルズInc.主力品売上収益>(単位:百万米ドル)
③ 欧州
欧州の売上収益は、233億円(前年同四半期比19.2%増)となりました。また現地通貨ベースでは1億6千6百万ユーロ(前年同四半期比9.8%増)となりました。オルメテック/オルメテックプラス、セビカー、セビカーHCTが増収に寄与いたしました。
<第一三共ヨーロッパGmbH主力品売上収益>(単位:百万ユーロ)
④ その他の地域
その他の地域の売上収益は、136億円(前年同四半期比21.6%増)となりました。
中国、韓国、ブラジル等においてオルメサルタンを中心とする主力品が伸長いたしました。
ランバクシーグループ
売上収益は、15億円減収の411億円(前年同四半期比3.6%減)となりました。
営業利益は、31億円減益の△19億円(連結調整前、前年同四半期比263.2%減)となりました。
なお、サン・ファーマがランバクシーを吸収合併し、その対価として当社がサン・ファーマの株式を受領する契約を、2014年4月6日、3社において締結いたしました。本合併は、ランバクシー及びサン・ファーマ両社の株主並びに規制当局の承認その他必要な手続きの終了後、2014年12月末までに完了する予定であります。本吸収合併完了後、ランバクシーグループの経営成績は非継続事業に区分されることが想定されます。
(2) 財政状態
当第1四半期連結会計期間末における資本合計は1兆16億円(前連結会計年度末比60億円減少)、資産合計は1兆7,568億円(前連結会計年度末比973億円減少)、親会社所有者帰属持分比率は55.5%(前連結会計年度末52.9%)となりました。
資本合計は、四半期利益の計上がある一方で、在外営業活動体の換算差額の減少等により、減少いたしました。
資産合計は、社債及び借入金の減少等により、資本合計と比較して減少額が大きくなっております。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、期首に比べ174億円減少し、1,657億円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期利益279億円、減価償却費及び償却費126億円等の非資金項目のほか、営業債務及びその他の債務の支払等による資金の減少により、前年同四半期に比べ25億円増加の173億円の収入となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、設備投資がある一方で運用資産の売却等により、508億円の収入(前年同四半期は250億円の支出)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、社債の償還や配当金の支払等により、前年同四半期に比べ562億円支出増加の838億円の支出となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は432億円(前年同四半期比10.3%減)となり、売上収益に対する研究開発費の比率は17.0%となりました。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因
当社は、連結子会社ランバクシーの軌道回復による企業価値の向上を検討してまいりましたが、今般、サン・ファーマがランバクシーを吸収合併し、その対価として当社がサン・ファーマの株式を受領することが最善であると判断し、2014年4月6日、3社において必要な契約を締結するに至りました。
本合併は、ランバクシー及びサン・ファーマ両社の株主並びに規制当局の承認その他必要な手続の終了後、2014年12月末までに完了する予定であります。合併後のサン・ファーマは、グローバルジェネリック企業としても、インドの製薬企業としても指折りの企業となります。当社にとっては、本合併完了時にサン・ファーマの株式を約9%保有し、取締役1名を派遣する権利を有することとなり、より強力なインド製薬企業とのパートナーシップを通じたハイブリッドビジネスの新展開を図ることが可能となります。
ランバクシー及びサン・ファーマの事業環境や競合状況の変化、各国薬事当局等に対する対応状況、各国の法規制等の遵守状況如何により、同社の事業計画遂行に支障が生じたり、同社の株式取得に際して当社が見込んでいたシナジーが実現できない可能性があり、当社グループの経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があります。
当社グループの当第1四半期連結累計期間の売上収益は、18億円増収の2,544億円(前年同四半期比0.7%増)となりました。日本では主力品が伸長したものの薬価改定や消費税率改定の影響等により若干の減収となりましたが、欧州、その他の地域の伸長及び為替の寄与により、グループ全体では増収となりました。
営業利益は、142億円増益の294億円(前年同四半期比93.9%増)となりました。売上総利益の増加に加え販売費及び一般管理費、研究開発費の減少により、大幅な増益となりました。なお、前年同四半期には、第一三共ヨーロッパGmbHにおける事業再編損を販売費及び一般管理費に計上しております。
税引前四半期利益は、104億円増益の279億円(前年同四半期比59.4%増)となりました。金融収益の減少及び金融費用の増加等により、営業利益よりも小幅な増益となっております。
親会社の所有者に帰属する四半期利益は、50億円増益の200億円(前年同四半期比33.0%増)となりました。法人所得税費用の増加により、税引前四半期利益よりも小幅な増益となっております。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
第一三共グループ
売上収益は、33億円増収の2,134億円(前年同四半期比1.6%増)となりました。
営業利益は、175億円増益の321億円(連結調整前、前年同四半期比120.0%増)となりました。
① 日本
日本の売上収益は、1,226億円(前年同四半期比1.6%減)となりました。
国内医薬ではオルメテック、ネキシウム、メマリー等が伸長したものの、薬価改定や消費税率改定の影響等により、売上収益は1,072億円(前年同四半期比1.6%減)となりました。
輸出医薬の売上収益は、53億円(前年同四半期比3.7%増)となりました。
ヘルスケア(第一三共ヘルスケア株式会社)の売上収益は、94億円(前年同四半期比4.6%減)となりました。
<日本の売上構成>(単位:億円)
| 区分 | 前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 対前年同四半期増減 |
| 国内医薬 | 1,089 | 1,072 | △17 △1.6% |
| 輸出医薬 | 51 | 53 | 2 3.7% |
| ヘルスケア | 98 | 94 | △4 △4.6% |
<日本カンパニー主力品売上収益>(単位:億円)
| 製品名 | 前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 対前年同四半期増減 |
| オルメテック 高血圧症治療剤 | 166 | 187 | 21 12.7% |
| ネキシウム 抗潰瘍剤 | 109 | 153 | 43 39.4% |
| ロキソニン 消炎鎮痛剤 (うちロキソニンテープ) | 149 (90) | 122 (75) | △27 △18.0% |
| メマリー アルツハイマー型認知症治療剤 | 66 | 79 | 13 19.0% |
| クラビット 合成抗菌剤 | 76 | 69 | △8 △9.9% |
| レザルタス 高血圧治療剤 | 43 | 45 | 2 4.2% |
| アーチスト 高血圧・狭心症・ 慢性心不全症治療剤 | 54 | 48 | △6 △11.7% |
| メバロチン 高コレステロール血症治療剤 | 52 | 42 | △10 △19.9% |
| オムニパーク 造影剤 | 47 | 42 | △5 △10.5% |
| プラリア 骨粗鬆症治療剤 | 4 | 13 | 9 250.9% |
| ランマーク 癌骨転移治療剤 | 16 | 21 | 5 34.0% |
② 北米
北米の売上収益は、539億円(前年同四半期比1.6%減)となりました。なお、現地通貨ベースでは5億2千7百万米ドル(前年同四半期比4.9%減)となりました。ルイトポルド・ファーマシューティカルズInc.のヴェノファーや新製品インジェクタファーが寄与いたしましたが、ベニカー/ベニカーHCT、エイゾール、ウェルコール等が競合激化により減収となり、北米事業全体でも若干の減収となりました。
<第一三共Inc.主力品売上収益>(単位:百万米ドル)
| 製品名 | 前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 対前年同四半期増減 |
| ベニカー/ベニカーHCT 高血圧症治療剤 | 241 | 185 | △56 △23.3% |
| エイゾール 高血圧症治療剤 | 47 | 40 | △6 △13.6% |
| トライベンゾール 高血圧症治療剤 | 23 | 26 | 3 11.7% |
| ウェルコール 高コレステロール血症治療剤 ・2型糖尿病治療剤 | 115 | 111 | △5 △4.0% |
| エフィエント 抗血小板剤 (共同販促収入) | 41 | 42 | 1 2.5% |
<ルイトポルド・ファーマシューティカルズInc.主力品売上収益>(単位:百万米ドル)
| 製品名 | 前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 対前年同四半期増減 |
| ヴェノファー 貧血治療剤 | 50 | 70 | 20 40.8% |
| インジェクタファー 貧血治療剤 | - | 14 | 14 - |
③ 欧州
欧州の売上収益は、233億円(前年同四半期比19.2%増)となりました。また現地通貨ベースでは1億6千6百万ユーロ(前年同四半期比9.8%増)となりました。オルメテック/オルメテックプラス、セビカー、セビカーHCTが増収に寄与いたしました。
<第一三共ヨーロッパGmbH主力品売上収益>(単位:百万ユーロ)
| 製品名 | 前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 対前年同四半期増減 |
| オルメテック/オルメテックプラス 高血圧症治療剤 | 76 | 79 | 3 4.2% |
| セビカー 高血圧症治療剤 | 23 | 38 | 15 63.7% |
| セビカーHCT 高血圧症治療剤 | 12 | 24 | 12 94.3% |
④ その他の地域
その他の地域の売上収益は、136億円(前年同四半期比21.6%増)となりました。
中国、韓国、ブラジル等においてオルメサルタンを中心とする主力品が伸長いたしました。
ランバクシーグループ
売上収益は、15億円減収の411億円(前年同四半期比3.6%減)となりました。
営業利益は、31億円減益の△19億円(連結調整前、前年同四半期比263.2%減)となりました。
なお、サン・ファーマがランバクシーを吸収合併し、その対価として当社がサン・ファーマの株式を受領する契約を、2014年4月6日、3社において締結いたしました。本合併は、ランバクシー及びサン・ファーマ両社の株主並びに規制当局の承認その他必要な手続きの終了後、2014年12月末までに完了する予定であります。本吸収合併完了後、ランバクシーグループの経営成績は非継続事業に区分されることが想定されます。
(2) 財政状態
当第1四半期連結会計期間末における資本合計は1兆16億円(前連結会計年度末比60億円減少)、資産合計は1兆7,568億円(前連結会計年度末比973億円減少)、親会社所有者帰属持分比率は55.5%(前連結会計年度末52.9%)となりました。
資本合計は、四半期利益の計上がある一方で、在外営業活動体の換算差額の減少等により、減少いたしました。
資産合計は、社債及び借入金の減少等により、資本合計と比較して減少額が大きくなっております。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、期首に比べ174億円減少し、1,657億円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期利益279億円、減価償却費及び償却費126億円等の非資金項目のほか、営業債務及びその他の債務の支払等による資金の減少により、前年同四半期に比べ25億円増加の173億円の収入となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、設備投資がある一方で運用資産の売却等により、508億円の収入(前年同四半期は250億円の支出)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、社債の償還や配当金の支払等により、前年同四半期に比べ562億円支出増加の838億円の支出となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は432億円(前年同四半期比10.3%減)となり、売上収益に対する研究開発費の比率は17.0%となりました。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因
当社は、連結子会社ランバクシーの軌道回復による企業価値の向上を検討してまいりましたが、今般、サン・ファーマがランバクシーを吸収合併し、その対価として当社がサン・ファーマの株式を受領することが最善であると判断し、2014年4月6日、3社において必要な契約を締結するに至りました。
本合併は、ランバクシー及びサン・ファーマ両社の株主並びに規制当局の承認その他必要な手続の終了後、2014年12月末までに完了する予定であります。合併後のサン・ファーマは、グローバルジェネリック企業としても、インドの製薬企業としても指折りの企業となります。当社にとっては、本合併完了時にサン・ファーマの株式を約9%保有し、取締役1名を派遣する権利を有することとなり、より強力なインド製薬企業とのパートナーシップを通じたハイブリッドビジネスの新展開を図ることが可能となります。
ランバクシー及びサン・ファーマの事業環境や競合状況の変化、各国薬事当局等に対する対応状況、各国の法規制等の遵守状況如何により、同社の事業計画遂行に支障が生じたり、同社の株式取得に際して当社が見込んでいたシナジーが実現できない可能性があり、当社グループの経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があります。