四半期報告書-第11期第2四半期(平成27年7月1日-平成27年9月30日)
有報資料
(1) 業績の状況
2015年3月にランバクシー・ラボラトリーズLtd.がサン・ファーマシューティカル・インダストリーズLtd.に吸収合併されたため、同事業を非継続事業に分類し、前第2四半期連結累計期間を組み替えて表示しております。
当社グループの当第2四半期連結累計期間の売上収益は、492億円増収の4,788億円(前年同四半期比11.4%増)となりました。日本・米国・アジア・中南米における主力品の伸長及び為替の寄与等により、増収となりました。
営業利益は、368億円増益の970億円(前年同四半期比61.0%増)となりました。売上総利益の増加に加え、販売費及び一般管理費の減少等により、増益となりました。
税引前四半期利益は、286億円増益の908億円(前年同四半期比46.1%増)となりました。サン・ファーマシューティカル・インダストリーズLtd.株式売却手数料の支払等に伴う金融費用の増加により、営業利益の増益幅よりも小幅な増益となりました。
親会社の所有者に帰属する四半期利益は、204億円増益の707億円(前年同四半期比40.5%増)となりました。法人所得税費用の減少があったものの、前第2四半期連結累計期間は非継続事業からの四半期利益が含まれていたため、税引前四半期利益の増益幅よりも小幅な増益となりました。
地域別の売上収益は次のとおりであります。
① 日本
日本の売上収益は、2,659億円(前年同四半期比4.1%増)となりました。
国内医薬では、ジェネリック医薬品の処方拡大による影響があったものの、ネキシウム、メマリー、ランマーク、リクシアナ、プラリア、テネリア、エフィエント等の伸長により、売上収益は2,300億円(前年同四半期比4.4%増)となりました。この売上収益には、ジェネリック事業を主に取り扱う第一三共エスファ㈱の売上収益、並びに北里第一三共ワクチン㈱及びジャパンワクチン㈱等が取り扱うワクチン事業の売上収益が含まれております。
合成抗菌剤レボフロキサシン原薬輸出を中心とした輸出医薬の売上収益は、95億円(前年同四半期比12.8%減)となりました。
第一三共ヘルスケア㈱が取り扱うヘルスケア事業の売上収益は、246億円(前年同四半期比8.7%増)となりました。なお、2015年10月、同社はスキンケア領域における通信販売事業基盤を強化するため、㈱アイムの全株式を取得する契約を締結いたしました。
<日本の主な売上構成>(単位:億円)
<国内医薬主力品売上収益>(単位:億円)
② 北米
北米の売上収益は、1,399億円(前年同四半期比33.5%増)となりました。現地通貨ベースでは11億4千8百万米ドル(前年同四半期比12.9%増)となりました。
第一三共Inc.ではウェルコールが減収となりましたが、ベニカー/ベニカーHCT、エイゾール、トライベンゾール、エフィエント、さらには2015年4月より共同販促を開始したモバンティックが増収に寄与いたしました。サベイサについては、2015年2月に新発売となり、前連結会計年度に6百万米ドルの売上収益を計上いたしましたが、当第2四半期連結累計期間ではリベート調整等によりマイナスとなっております。
ルイトポルド・ファーマシューティカルズInc.では、ヴェノファーが減収となりましたが、インジェクタファーが増収に寄与いたしました。
なお、第一三共Inc.では、今後の米国市場での疼痛、癌、循環代謝を含む専門性の高い領域における新製品の発売に備えるため、営業体制を変革することといたしました。より効率的かつ機動的な体制への移行を目指し、その一環として1,000名から1,200名の人員削減を予定しております。
<第一三共Inc.主力品売上収益>(単位:百万米ドル)
<ルイトポルド・ファーマシューティカルズInc.主力品売上収益>(単位:百万米ドル)
③ 欧州
欧州の売上収益は、370億円(前年同四半期比12.4%減)、現地通貨ベースでは2億7千4百万ユーロ(前年同四半期比9.9%減)となりました。オルメテック/オルメテックプラス、セビカー、セビカーHCTが減収となりました。また、リクシアナについては、スイス、英国、ドイツ、アイルランドで当連結会計年度より販売を開始しております。
<第一三共ヨーロッパGmbH主力品売上収益>(単位:百万ユーロ)
④ その他の地域
その他の地域の売上収益は、360億円(前年同四半期比32.4%増)となりました。
中国、ブラジル等において、オルメサルタンを中心に主力品が伸長いたしました。
(2) サン・ファーマシューティカル・インダストリーズLtd.株式売却について
2014年4月、当社はサン・ファーマシューティカル・インダストリーズLtd.がランバクシー・ラボラトリーズLtd.を吸収合併し、その対価としてランバクシー・ラボラトリーズLtd.の株式1株に対しサン・ファーマシューティカル・インダストリーズLtd.の株式0.8株を当社が受領する契約を締結いたしました。2015年3月、合併手続の完了により当社はサン・ファーマシューティカル・インダストリーズLtd.の株式を約9%所有することとなり、子会社合併差益2,787億円(税効果考慮後)を非継続事業からの当期利益に計上いたしました。
2015年4月、当社はサン・ファーマシューティカル・インダストリーズLtd.株式を、さらなる企業価値向上の観点から3,785億円で全株売却し、当第2四半期連結累計期間では、本取引に係る売却損308億円(税効果考慮後)をその他の包括利益に計上しております。
(3) 財政状態
当第2四半期連結会計期間末における資本合計は1兆2,702億円(前連結会計年度末比368億円減少)、資産合計は1兆9,009億円(前連結会計年度末比814億円減少)、親会社所有者帰属持分比率は66.7%(前連結会計年度末65.8%)となりました。
資本合計は、四半期利益の計上がある一方で、自己株式の取得等により、減少いたしました。
資産合計は、営業債務及びその他の債務の減少等により、資本合計と比較して減少額が大きくなっております。
(4) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、期首に比べ460億円増加し、2,354億円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期利益908億円、減価償却費及び償却費218億円等の非資金項目のほか、法人所得税の支払等による資金の減少により、609億円の収入(前年同四半期比41億円の収入増加)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、設備投資がある一方で、サン・ファーマシューティカル・インダストリーズLtd.株式の売却による収入等により、585億円の収入(前年同四半期比327億円の収入増加)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、自己株式の取得や配当金の支払等により、720億円の支出(前年同四半期比199億円の支出減少)となりました。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は884億円(前年同四半期比4.1%増)となり、売上収益に対する研究開発費の比率は18.5%となりました。
(7) 経営成績に重要な影響を与える要因
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありま
せん。
2015年3月にランバクシー・ラボラトリーズLtd.がサン・ファーマシューティカル・インダストリーズLtd.に吸収合併されたため、同事業を非継続事業に分類し、前第2四半期連結累計期間を組み替えて表示しております。
当社グループの当第2四半期連結累計期間の売上収益は、492億円増収の4,788億円(前年同四半期比11.4%増)となりました。日本・米国・アジア・中南米における主力品の伸長及び為替の寄与等により、増収となりました。
営業利益は、368億円増益の970億円(前年同四半期比61.0%増)となりました。売上総利益の増加に加え、販売費及び一般管理費の減少等により、増益となりました。
税引前四半期利益は、286億円増益の908億円(前年同四半期比46.1%増)となりました。サン・ファーマシューティカル・インダストリーズLtd.株式売却手数料の支払等に伴う金融費用の増加により、営業利益の増益幅よりも小幅な増益となりました。
親会社の所有者に帰属する四半期利益は、204億円増益の707億円(前年同四半期比40.5%増)となりました。法人所得税費用の減少があったものの、前第2四半期連結累計期間は非継続事業からの四半期利益が含まれていたため、税引前四半期利益の増益幅よりも小幅な増益となりました。
地域別の売上収益は次のとおりであります。
① 日本
日本の売上収益は、2,659億円(前年同四半期比4.1%増)となりました。
国内医薬では、ジェネリック医薬品の処方拡大による影響があったものの、ネキシウム、メマリー、ランマーク、リクシアナ、プラリア、テネリア、エフィエント等の伸長により、売上収益は2,300億円(前年同四半期比4.4%増)となりました。この売上収益には、ジェネリック事業を主に取り扱う第一三共エスファ㈱の売上収益、並びに北里第一三共ワクチン㈱及びジャパンワクチン㈱等が取り扱うワクチン事業の売上収益が含まれております。
合成抗菌剤レボフロキサシン原薬輸出を中心とした輸出医薬の売上収益は、95億円(前年同四半期比12.8%減)となりました。
第一三共ヘルスケア㈱が取り扱うヘルスケア事業の売上収益は、246億円(前年同四半期比8.7%増)となりました。なお、2015年10月、同社はスキンケア領域における通信販売事業基盤を強化するため、㈱アイムの全株式を取得する契約を締結いたしました。
<日本の主な売上構成>(単位:億円)
| 区分 | 前第2四半期 連結累計期間 | 当第2四半期 連結累計期間 | 対前年同四半期増減 |
| 国内医薬 | 2,203 | 2,300 | 97 4.4% |
| 輸出医薬 | 109 | 95 | △14 △12.8% |
| ヘルスケア | 227 | 246 | 20 8.7% |
<国内医薬主力品売上収益>(単位:億円)
| 製品名 | 前第2四半期 連結累計期間 | 当第2四半期 連結累計期間 | 対前年同四半期増減 |
| ネキシウム 抗潰瘍剤 | 321 | 387 | 66 20.6% |
| オルメテック 高血圧症治療剤 | 378 | 362 | △16 △4.3% |
| ロキソニン 消炎鎮痛剤 (うちロキソニンテープ) | 254 (159) | 244 (161) | △10 △3.9% |
| メマリー アルツハイマー型認知症治療剤 | 168 | 205 | 37 22.2% |
| クラビット 合成抗菌剤 | 142 | 90 | △52 △36.5% |
| レザルタス 高血圧症治療剤 | 90 | 89 | △1 △1.0% |
| オムニパーク 造影剤 | 86 | 85 | △1 △1.7% |
| アーチスト 高血圧・狭心症・慢性心不全治療剤 | 94 | 79 | △15 △16.3% |
| メバロチン 高コレステロール血症治療剤 | 83 | 70 | △13 △16.1% |
| ランマーク 癌骨転移治療剤 | 47 | 59 | 12 25.8% |
| ユリーフ 排尿障害治療剤 | 56 | 57 | 1 2.0% |
| リクシアナ 抗凝固剤 | 2 | 54 | 52 2,612.0% |
| プラリア 骨粗鬆症治療剤 | 30 | 54 | 24 79.6% |
| テネリア 2型糖尿病治療剤 | 33 | 53 | 20 61.8% |
| エフィエント 抗血小板剤 | 3 | 18 | 15 461.0% |
② 北米
北米の売上収益は、1,399億円(前年同四半期比33.5%増)となりました。現地通貨ベースでは11億4千8百万米ドル(前年同四半期比12.9%増)となりました。
第一三共Inc.ではウェルコールが減収となりましたが、ベニカー/ベニカーHCT、エイゾール、トライベンゾール、エフィエント、さらには2015年4月より共同販促を開始したモバンティックが増収に寄与いたしました。サベイサについては、2015年2月に新発売となり、前連結会計年度に6百万米ドルの売上収益を計上いたしましたが、当第2四半期連結累計期間ではリベート調整等によりマイナスとなっております。
ルイトポルド・ファーマシューティカルズInc.では、ヴェノファーが減収となりましたが、インジェクタファーが増収に寄与いたしました。
なお、第一三共Inc.では、今後の米国市場での疼痛、癌、循環代謝を含む専門性の高い領域における新製品の発売に備えるため、営業体制を変革することといたしました。より効率的かつ機動的な体制への移行を目指し、その一環として1,000名から1,200名の人員削減を予定しております。
<第一三共Inc.主力品売上収益>(単位:百万米ドル)
| 製品名 | 前第2四半期 連結累計期間 | 当第2四半期 連結累計期間 | 対前年同四半期増減 |
| ベニカー/ベニカーHCT 高血圧症治療剤 | 330 | 331 | 2 0.5% |
| エイゾール 高血圧症治療剤 | 78 | 86 | 8 10.1% |
| トライベンゾール 高血圧症治療剤 | 50 | 52 | 2 3.3% |
| ウェルコール 高コレステロール血症治療剤 ・2型糖尿病治療剤 | 211 | 199 | △13 △6.1% |
| エフィエント 抗血小板剤 (共同販促収入) | 82 | 87 | 5 5.9% |
| サベイサ 抗凝固剤 | - | △1 | △1 -% |
| モバンティック オピオイド誘発性便秘薬 (共同販促収入) | - | 5 | 5 -% |
<ルイトポルド・ファーマシューティカルズInc.主力品売上収益>(単位:百万米ドル)
| 製品名 | 前第2四半期 連結累計期間 | 当第2四半期 連結累計期間 | 対前年同四半期増減 |
| ヴェノファー 貧血治療剤 | 138 | 132 | △6 △4.7% |
| インジェクタファー 貧血治療剤 | 28 | 65 | 36 127.9% |
③ 欧州
欧州の売上収益は、370億円(前年同四半期比12.4%減)、現地通貨ベースでは2億7千4百万ユーロ(前年同四半期比9.9%減)となりました。オルメテック/オルメテックプラス、セビカー、セビカーHCTが減収となりました。また、リクシアナについては、スイス、英国、ドイツ、アイルランドで当連結会計年度より販売を開始しております。
<第一三共ヨーロッパGmbH主力品売上収益>(単位:百万ユーロ)
| 製品名 | 前第2四半期 連結累計期間 | 当第2四半期 連結累計期間 | 対前年同四半期増減 |
| オルメテック/オルメテックプラス 高血圧症治療剤 | 147 | 126 | △20 △13.9% |
| セビカー 高血圧症治療剤 | 69 | 63 | △6 △8.3% |
| セビカーHCT 高血圧症治療剤 | 39 | 34 | △5 △12.2% |
| エフィエント 抗血小板剤 (共同販促収入) | 17 | 16 | △0 △2.5% |
| リクシアナ 抗凝固剤 | - | 1 | 1 -% |
④ その他の地域
その他の地域の売上収益は、360億円(前年同四半期比32.4%増)となりました。
中国、ブラジル等において、オルメサルタンを中心に主力品が伸長いたしました。
(2) サン・ファーマシューティカル・インダストリーズLtd.株式売却について
2014年4月、当社はサン・ファーマシューティカル・インダストリーズLtd.がランバクシー・ラボラトリーズLtd.を吸収合併し、その対価としてランバクシー・ラボラトリーズLtd.の株式1株に対しサン・ファーマシューティカル・インダストリーズLtd.の株式0.8株を当社が受領する契約を締結いたしました。2015年3月、合併手続の完了により当社はサン・ファーマシューティカル・インダストリーズLtd.の株式を約9%所有することとなり、子会社合併差益2,787億円(税効果考慮後)を非継続事業からの当期利益に計上いたしました。
2015年4月、当社はサン・ファーマシューティカル・インダストリーズLtd.株式を、さらなる企業価値向上の観点から3,785億円で全株売却し、当第2四半期連結累計期間では、本取引に係る売却損308億円(税効果考慮後)をその他の包括利益に計上しております。
(3) 財政状態
当第2四半期連結会計期間末における資本合計は1兆2,702億円(前連結会計年度末比368億円減少)、資産合計は1兆9,009億円(前連結会計年度末比814億円減少)、親会社所有者帰属持分比率は66.7%(前連結会計年度末65.8%)となりました。
資本合計は、四半期利益の計上がある一方で、自己株式の取得等により、減少いたしました。
資産合計は、営業債務及びその他の債務の減少等により、資本合計と比較して減少額が大きくなっております。
(4) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、期首に比べ460億円増加し、2,354億円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期利益908億円、減価償却費及び償却費218億円等の非資金項目のほか、法人所得税の支払等による資金の減少により、609億円の収入(前年同四半期比41億円の収入増加)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、設備投資がある一方で、サン・ファーマシューティカル・インダストリーズLtd.株式の売却による収入等により、585億円の収入(前年同四半期比327億円の収入増加)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、自己株式の取得や配当金の支払等により、720億円の支出(前年同四半期比199億円の支出減少)となりました。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は884億円(前年同四半期比4.1%増)となり、売上収益に対する研究開発費の比率は18.5%となりました。
(7) 経営成績に重要な影響を与える要因
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありま
せん。