四半期報告書-第10期第2四半期(平成26年7月1日-平成26年9月30日)
有報資料
(1) 業績の状況
当社グループの当第2四半期連結累計期間の売上収益は、86億円増収の5,254億円(前年同四半期比1.7%増)となりました。日本では主力品が伸長したものの、薬価改定や消費税率改定の影響に加え、ジェネリック薬の処方拡大の影響等により減収となりました。一方、欧州、その他の地域及びランバクシーグループの伸長並びに為替の寄与により、グループ全体では増収となりました。
営業利益は、161億円増益の688億円(前年同四半期比30.6%増)となりました。売上総利益の増加に加え、販売費及び一般管理費、研究開発費の減少により増益となりました。
税引前四半期利益は、215億円増益の654億円(前年同四半期比49.0%増)となりました。金融収益の増加及び金融費用の減少等により営業利益よりも大幅な増益となっております。
親会社の所有者に帰属する四半期利益は、税引前利益の増加等により168億円増益の503億円(前年同四半期比50.3%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
第一三共グループ
売上収益は、6億円増収の4,290億円(前年同四半期比0.1%増)となりました。
営業利益は、86億円増益の587億円(連結調整前、前年同四半期比17.2%増)となりました。
① 日本
日本の売上収益は、2,553億円(前年同四半期比2.0%減)となりました。
国内医薬ではオルメテック、ネキシウム、メマリー等が伸長したものの、薬価改定や消費税率改定の影響に加え、ジェネリック薬の処方拡大の影響等により売上収益は、2,203億円(前年同四半期比2.6%減)となりました。
輸出医薬の売上収益は、108億円(前年同四半期比12.8%増)となりました。
ヘルスケア(第一三共ヘルスケア㈱)の売上収益は、227億円(前年同四半期比1.4%減)となりました。
なお、田辺三菱製薬㈱が創製した2型糖尿病治療剤カナグルを2014年9月3日に発売いたしました。既に発売しているテネリアと合わせて、同社との共同プロモーションにより、糖尿病治療剤領域でのプレゼンス向上を目指しております。
<日本の売上構成>(単位:億円)
<日本カンパニー主力品売上収益>(単位:億円)
② 北米
北米の売上収益は、1,044億円(前年同四半期比0.3%減)となりました。なお、現地通貨ベースでは、10億1千3百万米ドル(前年同四半期比4.3%減)となりました。
トライベンゾール、エフィエント及びインジェクタファーが寄与しましたが、ベニカー/ベニカーHCT、エイゾール等が競合激化の影響を受け、北米事業全体では減収となりました。
<第一三共Inc.主力品売上収益>(単位:百万米ドル)
<ルイトポルド・ファーマシューティカルズInc.主力品売上収益>(単位:百万米ドル)
③ 欧州
欧州の売上収益は、421億円(前年同四半期比6.2%増)となりました。また、現地通貨ベースでは3億3百万ユーロ(前年同四半期比0.6%減)となりました。オルメテック/オルメテックプラスが減収となりましたが、セビカー、セビカーHCTが増収となりました。
<第一三共ヨーロッパGmbH主力品売上収益>(単位:百万ユーロ)
④ その他の地域
その他の地域の売上収益は、272億円(前年同四半期比15.7%増)となりました。
中国、ブラジル等においてオルメサルタンを中心とする主力品が伸長いたしました。
ランバクシーグループ
売上収益は、80億円増収の964億円(前年同四半期比9.1%増)となりました。
営業利益は、97億円増益の115億円(連結調整前、前年同四半期比551.6%増)となりました。
当第2四半期に発売した高血圧症治療剤バルサルタン後発品が増収増益に貢献いたしました。
当社は、2014年4月6日に、サン・ファーマシューティカル・インダストリーズLtd.(以下「サン・ファーマ」という。)がランバクシーを吸収合併し、その対価として当社がサン・ファーマの株式を受領するという契約を締結いたしました。
9月末までに、ランバクシー及びサン・ファーマそれぞれの株主総会で本合併が承認され、現在関係当局の最終審査が進捗しております。
当社は本合併完了時にサン・ファーマの株式を約9%保有し、取締役1名を派遣する権利を有することとなります。
合併後のサン・ファーマは、グローバル・ジェネリック企業としても、インドの製薬企業としても最優良な企業となります。当社としても、サン・ファーマとのパートナーシップを通じたハイブリッドビジネスの新展開を図ることが可能となりますので、合併完了後、本格的に協議を開始する予定です。
(2) 財政状態
当第2四半期連結会計期間末における資本合計は1兆616億円(前連結会計年度末比541億円増加)、資産合計は1兆8,381億円(前連結会計年度末比160億円減少)、親会社所有者帰属持分比率は56.2%(前連結会計年度末52.9%)となりました。
資本合計は、四半期利益の計上及び在外営業活動体の換算差額の増加等により、前連結会計年度末と比べて増加いたしました。
資産合計は、社債及び借入金の減少等により、前連結会計年度末と比べて減少しております。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、期首に比べ28億円減少し、1,803億円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期利益654億円、減価償却費及び償却費256億円等の非資金項目があった一方、営業債務及びその他の債務の支払等による資金の減少により、568億円の収入(前年同四半期は249億円の支出)にとどまりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、設備投資や無形資産の取得に伴う支出があった一方で運用資産の売却等により、258億円の収入(前年同四半期は881億円の支出)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、社債の償還や配当金の支払等により、920億円の支出(前年同四半期は1,097億円の収入)となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は888億円(前年同四半期比6.3%減)となり、売上収益に対する研究開発費の比率は16.9%となりました。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因
当社は、連結子会社ランバクシーの軌道回復による企業価値の向上を検討してまいりましたが、今般、サン・ファーマがランバクシーを吸収合併し、その対価として当社がサン・ファーマの株式を受領することが最善であると判断し、2014年4月6日、3社において必要な契約を締結するに至りました。
本合併は、ランバクシー及びサン・ファーマ両社の株主並びに規制当局の承認その他必要な手続の終了後、2014年12月末までに完了する予定であります。合併後のサン・ファーマは、グローバルジェネリック企業としても、インドの製薬企業としても最優良な企業となります。当社にとっては、本合併完了時にサン・ファーマの株式を約9%保有し、取締役1名を派遣する権利を有することとなり、より強力なインド製薬企業とのパートナーシップを通じたハイブリッドビジネスの新展開を図ることが可能となります。
ランバクシー及びサン・ファーマの事業環境や競合状況の変化、各国薬事当局等に対する対応状況、各国の法規制等の遵守状況如何により、同社の事業計画遂行に支障が生じたり、同社の株式取得に際して当社が見込んでいたシナジーが実現できない可能性があり、当社グループの経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があります。
当社グループの当第2四半期連結累計期間の売上収益は、86億円増収の5,254億円(前年同四半期比1.7%増)となりました。日本では主力品が伸長したものの、薬価改定や消費税率改定の影響に加え、ジェネリック薬の処方拡大の影響等により減収となりました。一方、欧州、その他の地域及びランバクシーグループの伸長並びに為替の寄与により、グループ全体では増収となりました。
営業利益は、161億円増益の688億円(前年同四半期比30.6%増)となりました。売上総利益の増加に加え、販売費及び一般管理費、研究開発費の減少により増益となりました。
税引前四半期利益は、215億円増益の654億円(前年同四半期比49.0%増)となりました。金融収益の増加及び金融費用の減少等により営業利益よりも大幅な増益となっております。
親会社の所有者に帰属する四半期利益は、税引前利益の増加等により168億円増益の503億円(前年同四半期比50.3%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
第一三共グループ
売上収益は、6億円増収の4,290億円(前年同四半期比0.1%増)となりました。
営業利益は、86億円増益の587億円(連結調整前、前年同四半期比17.2%増)となりました。
① 日本
日本の売上収益は、2,553億円(前年同四半期比2.0%減)となりました。
国内医薬ではオルメテック、ネキシウム、メマリー等が伸長したものの、薬価改定や消費税率改定の影響に加え、ジェネリック薬の処方拡大の影響等により売上収益は、2,203億円(前年同四半期比2.6%減)となりました。
輸出医薬の売上収益は、108億円(前年同四半期比12.8%増)となりました。
ヘルスケア(第一三共ヘルスケア㈱)の売上収益は、227億円(前年同四半期比1.4%減)となりました。
なお、田辺三菱製薬㈱が創製した2型糖尿病治療剤カナグルを2014年9月3日に発売いたしました。既に発売しているテネリアと合わせて、同社との共同プロモーションにより、糖尿病治療剤領域でのプレゼンス向上を目指しております。
<日本の売上構成>(単位:億円)
| 区分 | 前第2四半期 連結累計期間 | 当第2四半期 連結累計期間 | 対前年同四半期増減 |
| 国内医薬 | 2,263 | 2,203 | △60 △2.6% |
| 輸出医薬 | 95 | 108 | 12 12.8% |
| ヘルスケア | 230 | 227 | △3 △1.4% |
<日本カンパニー主力品売上収益>(単位:億円)
| 製品名 | 前第2四半期 連結累計期間 | 当第2四半期 連結累計期間 | 対前年同四半期増減 |
| オルメテック 高血圧症治療剤 | 376 | 378 | 3 0.7% |
| ネキシウム 抗潰瘍剤 | 240 | 321 | 81 33.7% |
| ロキソニン 消炎鎮痛剤 (うちロキソニンテープ) | 307 (184) | 254 (159) | △53 △17.2% |
| メマリー アルツハイマー型認知症治療剤 | 144 | 168 | 24 16.4% |
| クラビット 合成抗菌剤 | 157 | 142 | △15 △9.8% |
| レザルタス 高血圧症治療剤 | 90 | 90 | 0 0.3% |
| アーチスト 高血圧・狭心症・慢性心不全治療剤 | 111 | 94 | △16 △14.8% |
| メバロチン 高コレステロール血症治療剤 | 111 | 83 | △28 △25.2% |
| オムニパーク 造影剤 | 100 | 86 | △14 △13.6% |
| プラリア 骨粗鬆症治療剤 | 9 | 30 | 20 220.1% |
| ランマーク 癌骨転移治療剤 | 34 | 47 | 12 35.5% |
② 北米
北米の売上収益は、1,044億円(前年同四半期比0.3%減)となりました。なお、現地通貨ベースでは、10億1千3百万米ドル(前年同四半期比4.3%減)となりました。
トライベンゾール、エフィエント及びインジェクタファーが寄与しましたが、ベニカー/ベニカーHCT、エイゾール等が競合激化の影響を受け、北米事業全体では減収となりました。
<第一三共Inc.主力品売上収益>(単位:百万米ドル)
| 製品名 | 前第2四半期 連結累計期間 | 当第2四半期 連結累計期間 | 対前年同四半期増減 |
| ベニカー/ベニカーHCT 高血圧症治療剤 | 445 | 330 | △115 △25.8% |
| エイゾール 高血圧症治療剤 | 85 | 78 | △7 △8.1% |
| トライベンゾール 高血圧症治療剤 | 45 | 50 | 6 12.7% |
| ウェルコール 高コレステロール血症治療剤 ・2型糖尿病治療剤 | 213 | 211 | △1 △0.6% |
| エフィエント 抗血小板剤 (共同販促収入) | 77 | 82 | 5 6.5% |
<ルイトポルド・ファーマシューティカルズInc.主力品売上収益>(単位:百万米ドル)
| 製品名 | 前第2四半期 連結累計期間 | 当第2四半期 連結累計期間 | 対前年同四半期増減 |
| ヴェノファー 貧血治療剤 | 118 | 138 | 20 16.5% |
| インジェクタファー 貧血治療剤 | 2 | 28 | 26 1,058.9% |
③ 欧州
欧州の売上収益は、421億円(前年同四半期比6.2%増)となりました。また、現地通貨ベースでは3億3百万ユーロ(前年同四半期比0.6%減)となりました。オルメテック/オルメテックプラスが減収となりましたが、セビカー、セビカーHCTが増収となりました。
<第一三共ヨーロッパGmbH主力品売上収益>(単位:百万ユーロ)
| 製品名 | 前第2四半期 連結累計期間 | 当第2四半期 連結累計期間 | 対前年同四半期増減 |
| オルメテック/オルメテックプラス 高血圧症治療剤 | 164 | 147 | △18 △10.7% |
| セビカー 高血圧症治療剤 | 47 | 69 | 22 47.5% |
| セビカーHCT 高血圧症治療剤 | 29 | 39 | 11 37.4% |
④ その他の地域
その他の地域の売上収益は、272億円(前年同四半期比15.7%増)となりました。
中国、ブラジル等においてオルメサルタンを中心とする主力品が伸長いたしました。
ランバクシーグループ
売上収益は、80億円増収の964億円(前年同四半期比9.1%増)となりました。
営業利益は、97億円増益の115億円(連結調整前、前年同四半期比551.6%増)となりました。
当第2四半期に発売した高血圧症治療剤バルサルタン後発品が増収増益に貢献いたしました。
当社は、2014年4月6日に、サン・ファーマシューティカル・インダストリーズLtd.(以下「サン・ファーマ」という。)がランバクシーを吸収合併し、その対価として当社がサン・ファーマの株式を受領するという契約を締結いたしました。
9月末までに、ランバクシー及びサン・ファーマそれぞれの株主総会で本合併が承認され、現在関係当局の最終審査が進捗しております。
当社は本合併完了時にサン・ファーマの株式を約9%保有し、取締役1名を派遣する権利を有することとなります。
合併後のサン・ファーマは、グローバル・ジェネリック企業としても、インドの製薬企業としても最優良な企業となります。当社としても、サン・ファーマとのパートナーシップを通じたハイブリッドビジネスの新展開を図ることが可能となりますので、合併完了後、本格的に協議を開始する予定です。
(2) 財政状態
当第2四半期連結会計期間末における資本合計は1兆616億円(前連結会計年度末比541億円増加)、資産合計は1兆8,381億円(前連結会計年度末比160億円減少)、親会社所有者帰属持分比率は56.2%(前連結会計年度末52.9%)となりました。
資本合計は、四半期利益の計上及び在外営業活動体の換算差額の増加等により、前連結会計年度末と比べて増加いたしました。
資産合計は、社債及び借入金の減少等により、前連結会計年度末と比べて減少しております。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、期首に比べ28億円減少し、1,803億円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期利益654億円、減価償却費及び償却費256億円等の非資金項目があった一方、営業債務及びその他の債務の支払等による資金の減少により、568億円の収入(前年同四半期は249億円の支出)にとどまりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、設備投資や無形資産の取得に伴う支出があった一方で運用資産の売却等により、258億円の収入(前年同四半期は881億円の支出)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、社債の償還や配当金の支払等により、920億円の支出(前年同四半期は1,097億円の収入)となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は888億円(前年同四半期比6.3%減)となり、売上収益に対する研究開発費の比率は16.9%となりました。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因
当社は、連結子会社ランバクシーの軌道回復による企業価値の向上を検討してまいりましたが、今般、サン・ファーマがランバクシーを吸収合併し、その対価として当社がサン・ファーマの株式を受領することが最善であると判断し、2014年4月6日、3社において必要な契約を締結するに至りました。
本合併は、ランバクシー及びサン・ファーマ両社の株主並びに規制当局の承認その他必要な手続の終了後、2014年12月末までに完了する予定であります。合併後のサン・ファーマは、グローバルジェネリック企業としても、インドの製薬企業としても最優良な企業となります。当社にとっては、本合併完了時にサン・ファーマの株式を約9%保有し、取締役1名を派遣する権利を有することとなり、より強力なインド製薬企業とのパートナーシップを通じたハイブリッドビジネスの新展開を図ることが可能となります。
ランバクシー及びサン・ファーマの事業環境や競合状況の変化、各国薬事当局等に対する対応状況、各国の法規制等の遵守状況如何により、同社の事業計画遂行に支障が生じたり、同社の株式取得に際して当社が見込んでいたシナジーが実現できない可能性があり、当社グループの経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があります。