有価証券報告書-第21期(2025/04/01-2026/03/31)
① 全般的情報
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次の通りであります。
(ⅰ) ガイダンスの情報源に関する情報
(a) ガイダンスの情報源によって特定された産業
当社グループは事業及びビジネスモデルが医薬品等の製造・販売を行っていることに鑑み、当社グループに関連する産業として、ヘルスケア産業(バイオテクノロジー・医薬品)を特定しております。
(b) サステナビリティ関連のリスク及び機会の識別
当社グループは、サステナビリティ関連のリスク及び機会並びに重要課題(マテリアリティ)を特定いたしました。適用可否の判断には、当社グループの戦略との整合性を確認いたしました。その結果、当社グループの見通しに影響を与えると考えられるサステナビリティのリスク及び機会を、下表のとおり認識いたしました。なお、当社グループは、リスク及び機会の影響が生じると合理的に見込み得る時間軸について、「短期」、「中期」及び「長期」をそれぞれ1年、5年、10年と定義しております。これは、当社グループが戦略的意思決定に用いる計画期間と一致しております。
気候関連のリスク及び機会については、TCFD(注)シナリオ分析に基づく評価の結果を参照しております。なお、移行リスクについては、カーボンプライシングや規制強化等による当社グループの財務的影響は現時点では軽微であり、重要性は「低い」と判断していることから、開示対象としておりません。また、機会については、現時点の影響は限定的であるとともに不確実性が高く、定量的な財務的影響の算定が困難であることから、開示対象としておりません。
重要性は今後も継続的に再評価して参ります。
(注) Task Force on Climate-related Financial Disclosures:気候関連財務情報開示タスクフォース
サステナビリティ関連のリスク及び機会の一覧
② ガバナンス
(ⅰ) ガバナンス機関又は個人
当社グループでは、取締役会が、グループ全体のサステナビリティ関連のリスク及び機会を監督する責任を負っております。
取締役会の役割・責務は、株主に対する受託者責任を踏まえ、当社グループの持続的な成長と中長期的な企業価値向上を図るべく、サステナビリティ関連のリスク及び機会を含む業務執行に関する重要事項を決定し、取締役の職務執行の監督を行うことであります。これらの取締役会の役割・責務については、取締役会規程に定めております。
取締役会は、企業経営のほか、リスクマネジメントを含むサステナビリティ関連のリスク及び機会を監督するための適切な知識・経験・能力を備えた多様な人材で構成されております。また、経営層がサステナビリティ関連のリスク及び機会を経営に統合し、適切に管理・対応できるよう、当社グループで定めるサステナビリティ経営ポリシーに基づき、サステナビリティ経営の実効性確保に取り組んでおります。
当社グループのサステナビリティ関連のリスク及び機会に関するガバナンス体制並びに、サステナビリティコミッティ及びグローバル エシックス&コンプライアンス コミッティの詳細については、「第4 提出会社の状況 4 コーポレートガバナンスの状況等 (1) コーポレートガバナンスの概要」をご参照ください。
また、当社グループでは、中計業績連動株式報酬(長期インセンティブ報酬)の目標達成指標にESG指標を採用しております。詳細は、「第4 提出会社の状況 4 コーポレートガバナンスの状況等 (4) 役員の報酬等 ① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項 (ⅰ) 取締役の報酬等の決定に関する方針と手続 (h) 中計業績連動株式報酬(長期インセンティブ報酬)」をご参照ください。
(ⅱ) 執行体制(経営者の役割)
当社グループでは、CEOの指示に基づき、Head of Global Corporate Affairsが、サステナビリティ課題のうち、Environment, Health and Safety(以下 EHS)、サステナビリティ情報開示、社会貢献に関するグローバル推進体制を構築・運営し、各組織・各地域における施策を全社戦略に統合させております。これらの課題に特化した、Head of Global Corporate Affairsを委員長とするサステナビリティコミッティ(原則年2回以上開催)を設置し、経営会議の諮問機関として、各組織長から指名されたメンバーが参画する体制のもと、全社戦略・方針について審議するとともに、年度・半期ごとの計画・実績を確認しております。サステナビリティコミッティでは、全社戦略・方針及び重要課題について多角的な観点から審議を行い、審議された案件はその重要性に応じて経営会議に付議され、意思決定が行われます。また、サステナビリティコミッティが実施するサステナビリティ関連のリスク及び機会の識別・評価については、全社的なリスク管理と統合され、経営会議及び取締役会に報告されます。これらの課題のうち、当社グループに対して法定開示対応が求められるサステナビリティ情報開示については、2025年度は開示方針及び開示内容に関する議論を行いました。2026年度以降は、重要課題に紐づくサステナビリティKPIの実績開示や外部要請等を踏まえたサステナビリティ課題のアセスメント結果等についても議論して参ります。
なお、サステナビリティ課題のうち、当社グループ全体の企業倫理・コンプライアンス推進活動、人権については、グローバル エシックス&コンプライアンス コミッティ(原則年1回以上開催)において審議・報告のうえ、取締役会に報告されます。
執行側における全社的なリスク管理の適切性については、経営監査部が定期的な監査計画に基づいて、リスク管理プロセスの有効性を監査しております。監査で識別された重要な課題や改善勧告は、経営監査部から経営会議に直接報告されます。
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次の通りであります。
(ⅰ) ガイダンスの情報源に関する情報
(a) ガイダンスの情報源によって特定された産業
当社グループは事業及びビジネスモデルが医薬品等の製造・販売を行っていることに鑑み、当社グループに関連する産業として、ヘルスケア産業(バイオテクノロジー・医薬品)を特定しております。
(b) サステナビリティ関連のリスク及び機会の識別
当社グループは、サステナビリティ関連のリスク及び機会並びに重要課題(マテリアリティ)を特定いたしました。適用可否の判断には、当社グループの戦略との整合性を確認いたしました。その結果、当社グループの見通しに影響を与えると考えられるサステナビリティのリスク及び機会を、下表のとおり認識いたしました。なお、当社グループは、リスク及び機会の影響が生じると合理的に見込み得る時間軸について、「短期」、「中期」及び「長期」をそれぞれ1年、5年、10年と定義しております。これは、当社グループが戦略的意思決定に用いる計画期間と一致しております。
気候関連のリスク及び機会については、TCFD(注)シナリオ分析に基づく評価の結果を参照しております。なお、移行リスクについては、カーボンプライシングや規制強化等による当社グループの財務的影響は現時点では軽微であり、重要性は「低い」と判断していることから、開示対象としておりません。また、機会については、現時点の影響は限定的であるとともに不確実性が高く、定量的な財務的影響の算定が困難であることから、開示対象としておりません。
重要性は今後も継続的に再評価して参ります。
(注) Task Force on Climate-related Financial Disclosures:気候関連財務情報開示タスクフォース
サステナビリティ関連のリスク及び機会の一覧
| 「Be a Global Top 5 Oncology Company by 2035」 | |
| 関連する主なサステナビリティ課題:医薬品アクセスの向上、医薬品の安定供給 | |
| 機会 | がん治療を「治癒」へと近づけられる革新的な医薬品の提供 |
| 「Identify next BGTs by 2030」 | |
| 関連する主なサステナビリティ課題:医薬品アクセスの向上 | |
| 機会 | DXd ADCsに続く、新BGTsを通じたビジネスポテンシャルのさらなる拡大 |
| 「Operational Excellence」 | |
| 関連する主なサステナビリティ課題:医薬品アクセスの向上、医薬品の安定供給 | |
| 機会 | AI活用等による生産性の飛躍的向上 |
| 機会 | 調達・外注構造の抜本的最適化 |
| 「Be a trusted partner for sustainable society」 | |
| 関連する主なサステナビリティ課題:ステークホルダーとの価値共創、人的資本の強化、人権、環境保全、コンプライアンス | |
| 機会 | Patient Centricityの醸成 |
| 機会 | 高い倫理観に基づく医療コミュニティへの貢献 |
| 機会 | ワールドクラス人材の獲得・育成 |
| 機会 | 企業文化・労働環境の更なる向上 |
| リスク | 高いコンプライアンス基準の維持 |
| リスク | バリューチェーン全体での環境負荷の軽減 |
| 気候関連 | |
| 物理的リスク | サプライチェーン寸断 |
| 物理的リスク | 自社拠点の水不足に伴う一時操業停止 |
② ガバナンス
(ⅰ) ガバナンス機関又は個人
当社グループでは、取締役会が、グループ全体のサステナビリティ関連のリスク及び機会を監督する責任を負っております。
取締役会の役割・責務は、株主に対する受託者責任を踏まえ、当社グループの持続的な成長と中長期的な企業価値向上を図るべく、サステナビリティ関連のリスク及び機会を含む業務執行に関する重要事項を決定し、取締役の職務執行の監督を行うことであります。これらの取締役会の役割・責務については、取締役会規程に定めております。
取締役会は、企業経営のほか、リスクマネジメントを含むサステナビリティ関連のリスク及び機会を監督するための適切な知識・経験・能力を備えた多様な人材で構成されております。また、経営層がサステナビリティ関連のリスク及び機会を経営に統合し、適切に管理・対応できるよう、当社グループで定めるサステナビリティ経営ポリシーに基づき、サステナビリティ経営の実効性確保に取り組んでおります。
当社グループのサステナビリティ関連のリスク及び機会に関するガバナンス体制並びに、サステナビリティコミッティ及びグローバル エシックス&コンプライアンス コミッティの詳細については、「第4 提出会社の状況 4 コーポレートガバナンスの状況等 (1) コーポレートガバナンスの概要」をご参照ください。
また、当社グループでは、中計業績連動株式報酬(長期インセンティブ報酬)の目標達成指標にESG指標を採用しております。詳細は、「第4 提出会社の状況 4 コーポレートガバナンスの状況等 (4) 役員の報酬等 ① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項 (ⅰ) 取締役の報酬等の決定に関する方針と手続 (h) 中計業績連動株式報酬(長期インセンティブ報酬)」をご参照ください。
(ⅱ) 執行体制(経営者の役割)
当社グループでは、CEOの指示に基づき、Head of Global Corporate Affairsが、サステナビリティ課題のうち、Environment, Health and Safety(以下 EHS)、サステナビリティ情報開示、社会貢献に関するグローバル推進体制を構築・運営し、各組織・各地域における施策を全社戦略に統合させております。これらの課題に特化した、Head of Global Corporate Affairsを委員長とするサステナビリティコミッティ(原則年2回以上開催)を設置し、経営会議の諮問機関として、各組織長から指名されたメンバーが参画する体制のもと、全社戦略・方針について審議するとともに、年度・半期ごとの計画・実績を確認しております。サステナビリティコミッティでは、全社戦略・方針及び重要課題について多角的な観点から審議を行い、審議された案件はその重要性に応じて経営会議に付議され、意思決定が行われます。また、サステナビリティコミッティが実施するサステナビリティ関連のリスク及び機会の識別・評価については、全社的なリスク管理と統合され、経営会議及び取締役会に報告されます。これらの課題のうち、当社グループに対して法定開示対応が求められるサステナビリティ情報開示については、2025年度は開示方針及び開示内容に関する議論を行いました。2026年度以降は、重要課題に紐づくサステナビリティKPIの実績開示や外部要請等を踏まえたサステナビリティ課題のアセスメント結果等についても議論して参ります。
なお、サステナビリティ課題のうち、当社グループ全体の企業倫理・コンプライアンス推進活動、人権については、グローバル エシックス&コンプライアンス コミッティ(原則年1回以上開催)において審議・報告のうえ、取締役会に報告されます。
執行側における全社的なリスク管理の適切性については、経営監査部が定期的な監査計画に基づいて、リスク管理プロセスの有効性を監査しております。監査で識別された重要な課題や改善勧告は、経営監査部から経営会議に直接報告されます。