① 業績全般の概況
| 前第3四半期連結累計期間 | 当第3四半期連結累計期間 | 増減 |
| 売上総利益 | 3,545 | 2,642 | △903 | △25.5 |
| 営業利益(△は損失) | 105 | △246 | △351 | - |
| 税引前四半期利益(△は損失) | 55 | △284 | △340 | - |
当第3四半期連結累計期間(以下「当累計期間」)における当社グループの連結売上高は、6,148億円(前年同期比17.7%減)となりました。当第3四半期連結会計期間(以下「当会計期間」)に入り、地域によって新型コロナウイルス感染症拡大を抑制するためのロックダウンが再開されていますが、売上高は5月に底を打って以降回復傾向を維持し、前年同期比での減収率は当第1四半期連結会計期間に28%であったのが当第2四半期連結会計期間には17%に縮小し、当会計期間では更に8%まで縮小しました。事業ユニット別ではワークプレイスハブ、計測機器、機能材料、及び画像IoTソリューションが当累計期間で増収、加えて当会計期間ではITサービス・ソリューション、ヘルスケア、プレシジョンメディシン、映像ソリューションが増収となりました。地域別では、当第1四半期連結会計期間では各地域で減収でしたが、当第2四半期連結会計期間では中国が増収に転じ、欧州は9割弱、日米は8割弱にそれぞれ回復しました。当会計期間では中国に加え日本やその他アジア地域が増収に転じ、欧州では僅かに回復したものの9割弱、米国では8割強に回復しました。
当累計期間の
営業損失は246億円(前年同期は105億円の
営業利益)となりました。売上高を回復しながらも、前期に実施した構造改革などにより当第1四半期連結会計期間に1,000億円未満まで抑制した販売費及び一般管理費の水準を、当第2四半期連結会計期間及び当会計期間も維持しました。これにより、当第1四半期連結会計期間には226億円であった
営業損失が当第2四半期連結会計期間には52億円に縮小し、当会計期間では32億円の
営業利益に黒字転換しました。また、売上総利益率は、当第2四半期連結累計期間では需要急減への対応とキャッシュ・フロー改善のために生産調整を実施した影響で低下していましたが、当会計期間では製品販売構成比において低価格帯製品の比率が大きくなっている影響が残っているものの、おおむね想定どおりに改善したことも収益性回復に寄与しました。当会計期間では、今後想定される事業環境に適した収益構造を確立し、来期以降の収益力を抜本的に回復・成長させるために、オフィスユニットを中心とした構造改革に着手しました。