有価証券報告書-第70期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

【提出】
2019/06/21 15:51
【資料】
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注記事項-後発事象、連結財務諸表(IFRS)

31.後発事象
(1) 取得による企業結合
(Apceth Biopharma GmbHの取得)
当社は、2019年1月31日開催の取締役会の決議に基づき、4月2日付でApceth Biopharma GmbHの全持分を取得し完全子会社化した。
① 企業結合の概要
(a) 被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称 Apceth Biopharma GmbH
事業の内容 再生医療等製品の受託製造
(b) 企業結合の主な理由
当社グループは、「2018中期経営計画」の中で、ライフサイエンス事業を将来の基盤事業へ育成することを基本方針とし、①診断薬事業の事業基盤の確立、および②再生医療事業の立ち上げを進めている。
今回のApceth Biopharma GmbHの持分取得により、 同社の受託製造拠点や幅広い販売網を活用して、再生医療事業のさらなる拡大を図るため。
(c) 取得日
2019年4月2日
(d) 取得企業が被取得企業の支配を獲得した方法
現金を対価とする持分の取得
(e) 結合後企業の名称
Apceth Biopharma GmbH
(f) 取得した議決権比率
取得日直前に保有していた議決権比率 0.0%
取得後の議決権比率 100.0%
(g) 取得企業を決定するに至った主な根拠
現金を対価とする持分の取得により、当社がApceth Biopharma GmbHの議決権の過半数を取得したため。
② 取得の対価
現金及び現金同等物9,407百万円(概算)
③ 取得関連費用
株式取得に係る業務委託費用等112百万円(概算)
なお、のれん、取得した資産及び引き受けた負債の公正価値については、現時点では確定していない。
(2) 報告セグメントに属する主要製品群の一部見直し
2019年4月1日付の組織体制の見直しに伴い、当連結会計年度において「機能材料」に含まれていた無機材料、一部の樹脂材料は、翌連結会計年度より、「先端部品・システム」に区分を変更することとしている。また、「先端部品・システム」に含まれていた電子部品は、「機能材料」に区分を変更することとしている。
なお、変更後の区分によった場合の当連結会計年度の報告セグメントに係る売上収益、損益及びその他の項目の金額に関する情報は、現在算定中である。