有価証券報告書-第65期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/26 11:45
【資料】
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【項目】
106項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
売上高(百万円)経常利益(百万円)当期純利益(百万円)
平成26年3月期23,393907509
平成25年3月期21,868746337
増減率(%)107.0121.6150.9

当連結会計年度におけるわが国の経済は、政府や日銀による経済政策及び金融緩和政策等により緩やかな回復基調で推移しました。化粧品業界におきましては、経済産業省の化粧品年間出荷統計によりますと、平成25年暦年ベースの出荷個数は前年比100.9%と横ばいとなりましたが、出荷金額は前年比101.6%となり回復の兆しが見えております。
このような状況のもと、当社グループの売上高は、前連結会計年度比7.0%増の233億93百万円、経常利益は前連結会計年度比21.6%増の9億7百万円、また当期純利益は50.9%増の5億9百万円となりました。
売上原価は売上の増加により、前連結会計年度の70億38百万円から78億47百万円となり、8億9百万円の増加となりました。
販売費及び一般管理費は、売上増加による販売費等の増加により146億97百万円と前連結会計年度に比べ、5億35百万円の増加となりました。
営業外収益は、雑収入に含まれております受取手数料の減少により、76百万円と前連結会計年度に比べ、25百万円の減少となりました。営業外費用は、金利負担の軽減が図れたことにより、17百万円と前連結会計年度に比べ、6百万円の減少となりました。
経常利益は、売上高の増加により、前連結会計年度の7億46百万円から9億7百万円(前連結会計年度比21.6%増)となり、増収増益となりました。
税金等調整前当期純利益は9億47百万円(前連結会計年度の税金等調整前当期純利益6億44百万円に比べ3億3百万円の増加)となり、税効果会計適用後の法人税等負担額は4億38百万円(前連結会計年度3億7百万円に比べ1億31百万円の増加)となりました。その結果、当連結会計年度における当期純利益は5億9百万円(前連結会計年度の当期純利益3億37百万円に比べ1億71百万円の増加)となりました。
(2) 財政状態の分析
当連結会計年度末の総資産は、期首に比べ9億10百万円増加し221億78百万円となりました。主なものとしては、受取手形及び売掛金の増加8億31百万円、投資その他の資産の増加5億2百万円、流動資産に含まれております繰延税金資産の増加1億22百万円、現金及び預金の減少8億69百万円であります。
負債は期首に比べ11億63百万円増加し103億82百万円となりました。主なものとしては、退職給付に係る負債の増加5億71百万円、支払手形及び買掛金と電子記録債務を合わせた仕入債務の増加5億49百万円であります。
純資産は期首に比べ2億52百万円減少し117億96百万円となりました。主なものとしては、当期純利益の計上5億9百万円、剰余金の配当1億19百万円、自己株式の取得1億93百万円、退職給付に係る調整累計額の増加4億37百万円であります。
この結果、1株当たり純資産額は、前連結会計年度に比べ5円45銭減少し、1,488円94銭となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要(2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。