有価証券報告書-第45期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/29 9:36
【資料】
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【項目】
126項目
(3)【監査の状況】
①監査役監査の状況
監査役会は、常勤監査役2名を置くほか、専門能力に優れた社外監査役2名を置いております。当社の監査役の半数は独立社外監査役としております。各監査役は、法律知識を有する法務専門担当者と連携し、会社情報の適時開示に係る社内体制も含め、取締役会などに必要な助言を行っております。各監査役は、内部監査担当部門の内部監査室から監査計画及び監査結果報告を受け、連携を図っております。各監査役は、当社の会計監査人から四半期及び期末会計監査計画及び監査結果について報告を受けており、会計監査人の独立性や監査の品質管理体制などについても報告を受け、必要に応じて説明を求めております。また、各監査役は、内部統制システムについて、財務報告及び業務の適正性を確保しているか、内部監査室並びに経理部が実施する内部統制の整備及び運用状況を監視、検証しております。
なお、常勤監査役中尾幸夫は、当社の経理部に平成4年3月から平成12年6月まで在籍し、通算8年4ケ月にわたり決算手続並びに財務諸表等の作成等に従事しておりました。また、社外監査役和田司は、公認会計士の資格を有しており、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。
当事業年度において当社は監査役会を12回開催しており、個々の監査役の出席状況については次のとおりであります。
氏名開催回数出席回数
中尾 幸夫12回12回
野本 優10回10回
緒方 孝則12回12回
和田 司12回12回

(注)野本優氏は、令和元年6月27日開催の第44期定時株主総会で選任されたため、開催回数及び出席日数は就任後の回数です。
監査役会における主な検討事項として、監査の方針、職務の分担等を定め、各監査役から監査の実施状況及び結果について報告を受けるほか、取締役等及び会計監査人からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求めました。各監査役は、監査役会が定めた監査役監査の基準に準拠し、監査の方針、職務の分担等に従い、取締役、内部監査部門その他の使用人等と意思疎通を図り、情報の収集及び監査の環境の整備に努め監査を実施しました。
②内部監査の状況
内部監査については、内部監査室担当者1名が監査計画に基づき、内部統制システムの整備及び運用状況を監査しております。担当者は、各部署より収集した資料・情報を基に、各部門に対しヒアリング調査を行い、監査結果を速やかに社長に報告しております。
③会計監査の状況
a.監査法人の名称
東光監査法人
b.継続監査期間
平成19年8月以降
c.業務を執行した公認会計士
公認会計士 勝 伸一郎
公認会計士 中川 治
d.監査業務に係る補助者の構成
公認会計士 4名
e.監査法人の選定方針と理由
当社は、監査法人を選定するにあたり、①会社法及び金融商品取引法に基づく監査を行うに当たり十分な能力を有する人員を有すること、②常に最新の監査情報を有し、適切な監査を行えること、を選定方針としております。
f.監査役及び監査役会による監査法人の評価
監査役及び監査役会は、東光監査法人の監査は、独立の立場を保持し、かつ適正な監査を実施しておりり、「監査に関する品質管理基準」(平成17年10月28日企業会計審議会)等に従って整備されていることを確認し、監査役及び監査役会からの質問等にも適切に対応していると評価しております。
④監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬の内容
前事業年度当事業年度
監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)
23,000-23,000-

b.監査公認会計士等と同一のネットワークに属する組織に対する報酬
該当事項はありません。
c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
d.監査報酬の決定方針
監査報酬の決定にあたっては、監査に必要な日数及び必要人員に基づき監査報酬を定めております。
e.監査役が会計監査人の報酬等に同意した理由
監査役は、会計監査人の監査の方法及び監査日数、必要人員を調査し、会計監査人の報酬等が相当であると判断し、会計監査人の報酬等に同意しました。