有価証券報告書-第46期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)
有報資料
(1)業績
電子部品業界におきましてはスマートフォンが依然市場を牽引しておりますが、前年度から続くハイエンドスマートフォンの生産立ち上がり遅れの影響を受けて、上期の需要は低迷いたしました。下期における需要はその反動を受けて回復し、ハイエンドスマートフォンならびに中国系スマートフォンの需要が好調に推移いたしました。
当社におきましては、スマートフォン向けマイクロコネクター用硬質金めっき薬品は、技術的な優位性があるものの、上期は需要の減少を受けて販売は低迷いたしました。また、その他リードフレーム用パラジウムめっき薬品、メモリー基板向けワイヤーボンディング用純金めっき薬品やフレキシブル基板用金めっき薬品につきましても販売が減少いたしました。下期におきましては需要の回復により、スマートフォン向けマイクロコネクター用硬質金めっき薬品、フレキシブル基板用金めっき薬品は販売が伸びたものの、上期の減少分を補うには至りませんでした。
その結果、売上高は8,229百万円(前期比2.4%減)、営業利益は900百万円(前期比6.0%減)、経常利益は1,002百
万円(前期比4.3%減)、当期純利益は716百万円(前期比1.2%増) となりました。
最終用途品目別の状況は次のとおりであります。
(プリント基板・半導体搭載基板用)
スマートフォン、タブレット端末向けのプリント基板や半導体パッケージ基板に適用される貴金属めっき薬品の販売は需要低迷の影響を受けて、売上高は2,790百万円と前期比6.6%の減収となりました。
(コネクター・マイクロスイッチ用)
マイクロコネクター用硬質金めっき薬品の販売については、上期のハイエンドスマートフォンや中国系スマートフォンの需要低迷の影響を受けて、売上高は1,497百万円と前期比11.5%の減収となりました。
(リードフレーム用)
主に車載向けリードフレーム用パラジウムめっき薬品の販売は堅調に推移し、売上高は3,357百万円と前期比
6.4%の増収となりました。
(その他)
時計装飾用等の売上高は584百万円と前期比1.7%の減収となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当期末の現金及び現金同等物の残高は、3,797百万円となり、前期末比242百万円の減少となりました。なお、当期におけるキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動におけるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは478百万円となり、前期比171百万円の減少となりました。これは主に売上債権の増加額261百万円(前期は25百万円)によるものであります。
(投資活動におけるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは44百万円の支出となり、前期比24百万円の支出減となりました。これは主に無形固定資産の取得による支出が13百万円増加したものの、有形固定資産の取得による支出が29百万円減少したことによるものであります。
(財務活動におけるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは676百万円の支出となり、前期比222百万円の支出増となりました。これは主に自己株式の取得による支出が271百万円増加したことによるものであります。
| 当期の日本経済は世界経済の下方リスクから消費増税の延期を決定する等、上期は不透明な環境の中で景気は一進一退を続けました。しかし、英国の国民投票でのEU離脱による一時的な市場の動揺を経て、下期には、先進国の生産が回復し、世界貿易の拡大に加えて、米国のトランプ大統領選出を契機に世界の株価が上昇するなど、世界景気に明るさが広がりました。こうした中で、秋以降、我が国の生産と輸出の回復と同時に企業業績も増益に転じ、さらに期末には、異次元の金融緩和開始から4年弱を経て、通貨供給量の増加とともに消費者物価が上昇に転じ、消費にも回復の兆しが現れる等、デフレ脱出の様相が強まるに至りました。 |
電子部品業界におきましてはスマートフォンが依然市場を牽引しておりますが、前年度から続くハイエンドスマートフォンの生産立ち上がり遅れの影響を受けて、上期の需要は低迷いたしました。下期における需要はその反動を受けて回復し、ハイエンドスマートフォンならびに中国系スマートフォンの需要が好調に推移いたしました。
当社におきましては、スマートフォン向けマイクロコネクター用硬質金めっき薬品は、技術的な優位性があるものの、上期は需要の減少を受けて販売は低迷いたしました。また、その他リードフレーム用パラジウムめっき薬品、メモリー基板向けワイヤーボンディング用純金めっき薬品やフレキシブル基板用金めっき薬品につきましても販売が減少いたしました。下期におきましては需要の回復により、スマートフォン向けマイクロコネクター用硬質金めっき薬品、フレキシブル基板用金めっき薬品は販売が伸びたものの、上期の減少分を補うには至りませんでした。
その結果、売上高は8,229百万円(前期比2.4%減)、営業利益は900百万円(前期比6.0%減)、経常利益は1,002百
万円(前期比4.3%減)、当期純利益は716百万円(前期比1.2%増) となりました。
最終用途品目別の状況は次のとおりであります。
(プリント基板・半導体搭載基板用)
スマートフォン、タブレット端末向けのプリント基板や半導体パッケージ基板に適用される貴金属めっき薬品の販売は需要低迷の影響を受けて、売上高は2,790百万円と前期比6.6%の減収となりました。
(コネクター・マイクロスイッチ用)
マイクロコネクター用硬質金めっき薬品の販売については、上期のハイエンドスマートフォンや中国系スマートフォンの需要低迷の影響を受けて、売上高は1,497百万円と前期比11.5%の減収となりました。
(リードフレーム用)
主に車載向けリードフレーム用パラジウムめっき薬品の販売は堅調に推移し、売上高は3,357百万円と前期比
6.4%の増収となりました。
(その他)
時計装飾用等の売上高は584百万円と前期比1.7%の減収となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当期末の現金及び現金同等物の残高は、3,797百万円となり、前期末比242百万円の減少となりました。なお、当期におけるキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動におけるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは478百万円となり、前期比171百万円の減少となりました。これは主に売上債権の増加額261百万円(前期は25百万円)によるものであります。
(投資活動におけるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは44百万円の支出となり、前期比24百万円の支出減となりました。これは主に無形固定資産の取得による支出が13百万円増加したものの、有形固定資産の取得による支出が29百万円減少したことによるものであります。
(財務活動におけるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは676百万円の支出となり、前期比222百万円の支出増となりました。これは主に自己株式の取得による支出が271百万円増加したことによるものであります。