有価証券報告書-第57期(令和3年1月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/03/25 15:21
【資料】
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【項目】
116項目
2.作成の基礎
① IFRSに準拠している旨
当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)第1条の2の「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第93条の規定により、国際会計基準(以下、IFRS)に準拠して作成しております。
本連結財務諸表は、2022年3月25日に取締役会によって承認されております。
② 測定の基礎
当社グループの連結財務諸表は、注記「3.重要な会計方針」に記載のとおり、公正価値で測定されている特定の金融商品等を除き、取得原価を基礎として作成しております。
③ 機能通貨及び表示通貨
当社グループの連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円で表示されており、また特に記載がない限り、百万円未満を四捨五入して表示しております。
④ 公表済みだが未適用のIFRSの新基準
連結財務諸表の承認日時点で既に公表されている新基準、解釈指針のうち、当社グループが2021年12月末時点で適用していない主なものは、以下のとおりであります。これらの適用による影響は検討中であり、現時点では見積もることはできません。
IFRS基準名強制適用時期
(以降開始年度)
当社グループ
適用時期
新設・改訂の概要
IFRS第10号
IAS第28号
連結財務諸表
関連会社及び共同支配企業に対する投資
未定未定投資者とその関連会社又は共同支配企業との間の資産の売却又は拠出に係る会計処理の改訂
IAS第16号有形固定資産2022年1月1日2022年12月期意図した使用の前の収入を有形固定資産の取得価額から控除することを禁止
IAS第37号引当金、偶発負債及び偶発資産2022年1月1日2022年12月期契約が損失を生じるものであるかどうかを評価する際に企業がどのコストを含めるべきかを規定
IFRS第3号企業結合2022年1月1日2022年12月期IFRS第3号における「財務報告に関する概念フレームワーク」への参照を更新
IFRS第9号金融商品2022年1月1日2022年12月期金融負債の認識中止のための10%テストに含められるべき手数料を明確化
IAS第1号財務諸表の表示2023年1月1日2023年12月期負債の流動又は非流動への分類に関する要求事項を明確化
IAS第1号財務諸表の表示2023年1月1日2023年12月期重要な(significant)会計方針ではなく、重要性がある(material)会計方針の開示を要求する改訂
IAS第8号会計方針、会計上の見積りの変更及び誤謬2023年1月1日2023年12月期会計方針の開示を改善し、会計方針と会計上の見積りとの区別を明確化
IAS第12号法人所得税2023年1月1日2023年12月期リース及び廃棄義務に係る繰延税金の会計処理を明確化
IFRS第17号保険契約2023年1月1日2023年12月期保険契約に関する会計処理の改訂

⑤ 会計方針の変更
当社グループは、当連結会計年度より強制適用となった基準書及び解釈指針を適用しております。これによる当社グループの連結財務諸表に与える重要な影響はありません。
⑥ 表示方法の変更
前連結会計年度において、「財務活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めていた「ストック・オプションの行使による収入」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「財務活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に表示していた33百万円は、「ストック・オプションの行使による収入」33百万円として組み替えております。