① 業績全般
| 当第1四半期連結累計期間 | 前第1四半期連結累計期間 | 増減 |
金額 | 比率 |
経常利益 | 1,138 | 701 | +437 | +62 |
四半期純利益 | 719 | 431 | +288 | +67 |
当第1四半期連結累計期間(2014年1月1日から2014年3月31日)の当社グループを取り巻く環境は、為替は円高の是正が定着する中、国内においては、景気は消費税率引上げに伴う駆け込み需要や経済・金融政策の効果などを背景に緩やかな回復傾向が見られました。海外においては、景気は全体として弱い回復が続いており、米国では個人消費の増加などにより緩やかな回復が続き、欧州においては持ち直しの動きが見られました。また、アジアでは、中国やインドにおいて景気の拡大テンポの鈍化が続き、タイにおいては経済の停滞が見られました。
このような状況のもとで、当社グループは、グループ経営の最終目標である「真のグローバル企業」、「業界において全てに『断トツ』」の達成に向け、市場の需要動向や競合の動向を「先読み」し、技術優位性の強化やイノベーションの促進を通して、グローバルで高い競争力を持つ商品・サービスの拡販、単なる商品単体の販売に終わらないビジネスモデルの構築・拡大などに一層の努力を続けてまいりました。さらに、当社グループが戦略商品と位置付ける商品の拡販や、供給能力の増強、生産性の向上、経営資源の効率的活用、そして環境対応商品・事業の展開をより迅速に実行してまいりました。