- #1 主要な販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費のうち主要な費目および金額は、次のとおりであります。
| | (単位:百万円) |
研究開発費 | 780 | 801 |
減価償却費 | 621 | 622 |
株式報酬引当金繰入額 | 35 | 52 |
2024/06/26 9:40- #2 従業員の状況(連結)
(1)連結会社の状況
| 2024年3月31日現在 |
産業資材事業 | 675 | [126] |
高機能エラストマー製品事業 | 349 | [113] |
報告セグメント計 | 3,531 | [703] |
(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時従業員数は[ ]内に年間の平均人員を外数で記載しております。
2.全社(共通)として記載されている従業員数は、親会社の管理部門に所属しているものであります。
2024/06/26 9:40- #3 注記事項-セグメント情報、連結財務諸表(IFRS)(連結)
当社グループは、製品・サービスを軸とした事業部制を採用しており、各事業部は取り扱う製品・サービスについて国内および海外における包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
従いまして、当社グループの事業は親会社の事業部を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、「自動車部品事業」、「産業資材事業」および「高機能エラストマー製品事業」の3つを報告セグメントとしております。
なお、各報告セグメントは、次の製造・販売を行っております。
2024/06/26 9:40- #4 注記事項-リース、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日) | 当連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日) |
使用権資産の減価償却費 | | |
建物及び構築物 | 833 | 857 |
(注)リース負債の測定に含めていない変動リース料のうち、重要なものはありません。
前連結会計年度および当連結会計年度における使用権資産の増加額は、それぞれ974百万円および1,664百万円であり、使用権資産の帳簿価額の内訳については、「12.有形固定資産」および「13.のれんおよび無形資産」に記載のとおりであります。
2024/06/26 9:40- #5 注記事項-他の企業への関与、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日) | 当連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日) |
売上収益 | 14,470 | 15,354 |
減価償却費及び償却費 | 570 | 511 |
受取利息 | 70 | 103 |
(単位:百万円)
2024/06/26 9:40- #6 注記事項-有形固定資産、連結財務諸表(IFRS)(連結)
2.取得原価に含めた借入コストはありません。
3.有形固定資産の減価償却費は、連結損益計算書の「売上原価」および「販売費及び一般管理費」、減損損失は、連結損益計算書の「その他の費用」に含まれております。
4.科目振替は主として建設仮勘定からの振替であります。
2024/06/26 9:40- #7 注記事項-減損損失、連結財務諸表(IFRS)(連結)
当連結会計年度に減損損失を認識した資産の主な内容は次のとおりであります。
高機能エラストマー製品事業の一部の事業用資産について、収益性の著しい低下により減損の兆候が認められたため減損テストを実施した結果、回収可能価額が帳簿価額を下回ったため、減損損失を計上しております。回収可能価額は使用価値に基づき算定しております。使用価値の算定に使用した税引前の割引率は、10.9%~15.4%であります。
将来の活用が見込まれない遊休資産について、回収可能価額が帳簿価額を下回ったため減損損失を計上しております。回収可能価額は処分コスト控除後の公正価値に基づき算定しており、公正価値のヒエラルキーはレベル3であります。
2024/06/26 9:40- #8 注記事項-費用の性質別内訳、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日) | 当連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日) |
人件費 | 25,119 | 25,784 |
減価償却費及び償却費 | 5,658 | 5,859 |
その他 | 16,381 | 19,172 |
2024/06/26 9:40- #9 注記事項-重要性がある会計方針、連結財務諸表(IFRS)(連結)
ステップ5:履行義務を充足した時点で(または充足するにつれて)収益を認識する。
当社グループの主要な事業は、自動車部品事業・産業資材事業・高機能エラストマー製品事業であります。
自動車部品事業においては、自動車用伝動ベルト製品、二輪車用伝動ベルト製品などを、産業資材事業においては、一般産業用伝動ベルト製品、その他伝動用製品、運搬ベルト、運搬システム製品、もみすりロールなどを、高機能エラストマー製品事業においては、クリーニングブレード、高機能ローラ、精密ベルト、ポリウレタン機能部品、精密研磨材、建築資材用フイルム、医療用フイルム、装飾表示用フイルム、工業用フイルムなどを販売しており、当社グループは顧客に製品を引き渡す履行義務を負っております。
2024/06/26 9:40- #10 略歴、役員の状況(取締役(及び監査役))(連結)
1985年4月 | 当社入社 |
2012年4月 | 同執行役員 |
2013年4月 | 同エラストマー製品事業本部長 兼 R&Dセンター長 |
2015年4月 | 同R&Dセンター長 |
2024/06/26 9:40- #11 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
具体的には、新規事業においては、電子資材事業、医療機器・ヘルスケア機器事業を新たな事業の柱とすべく取り組んでまいります。このうち、電子資材事業においては、精密研磨材「TOPX®(トップエックス)」、光学用透明粘着剤シート「Free Crystal®(フリークリスタル)」、高熱伝導シート「HEATEX®(ヒートエクス)」、低温焼成型金属ナノ粒子製品「FlowMetal®(フローメタル)」などで具体的な引き合いが増加しており、さらなる事業拡大に向けて活動を継続してまいります。医療機器・ヘルスケア機器事業においては、呼吸器領域初の医療機器「ResMo®(レスモ)」や嚥下運動モニタ「B4S™(ビーフォーエス)」、抜去動作検知システム「抜去アラート®」など、伸縮性ひずみセンサ「C-STRETCH®(シーストレッチ)」を活用した製品の拡販活動をさらに推進してまいります。また、前連結会計年度に販売開始した当社グループの有する基盤技術と産学連携の成果である吸収性骨再生用材料「e=Bone®(イーボーン)」についても、拡販活動を継続し、事業化を推進してまいります。また、これらの領域以外にも当社独自の撥水技術を活用したコンクリート型枠用撥水・透水シート「ウィルティア® シート」の開発のような新規領域の探索も併せて実施してまいります。
また、既存事業においては、成長領域での深化、キャッシュ創出力の最大化を図ってまいります。自動車部品事業においては、電動化対応製品、環境規制対応製品の拡充やグローバルアフターマーケットへの拡販、パーソナルモビリティ市場への事業拡大を図ってまいります。産業資材事業においては、顧客ニーズに沿った新製品の投入により、農機用ベルト、軽搬送用ベルトおよびシンクロベルトの重点市場での拡販や成長市場への参入とシェア拡大を図ってまいります。高機能エラストマー製品事業においては、ウレタンベルトの成長市場への拡販とともに、環境対応や意匠性などに優れるフイルム製品の拡販により、事業の拡大を図ってまいります。
指針2.スマートものづくり創造
2024/06/26 9:40- #12 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
「価値創造」では、「共創」を軸に新規事業の進化とコア事業の深化を加速しました。新規事業の進化では、独自開発した伸縮性ひずみセンサを用いたヘルスケア機器である抜去動作検知システムの販売を開始しました。コア事業の深化では、軽搬送用ベルト「サンライン®ベルト」において、低騒音性に優れた物流搬送用ベルトを開発したほか、変速ベルトにおいても、セルロースナノファイバー(CNF)複合化ゴムを適用した高負荷条件で使用可能なダブルコグベルトを開発しました。また、「スマートものづくり創造」では現場力とデジタル化の組み合わせによる自律化ラインの確立や省人化などを推進し、「未来に向けた組織能力の進化」では従業員のエンゲージメント向上のための取り組みやCO2削減目標に向けた施策の実行など、社会・競争環境の変化への対応を図ってまいりました。
これらの結果、当連結会計年度は、売上収益は108,278百万円(前年同期比4.5%増)、コア営業利益は7,584百万円(前年同期比12.6%増)、高機能エラストマー製品事業に係る減損損失を計上したことにより、営業利益は7,772百万円(前年同期比5.9%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益は6,180百万円(前年同期比8.0%増)となりました。
⦅⦅セグメント別の状況⦆⦆
2024/06/26 9:40- #13 脚注(取締役(及び監査役)(連結)
執行役員 野口 忠彦
(高機能エラストマー製品事業部長、Bando Siix Limited 董事長)
執行役員 三木 基史
2024/06/26 9:40- #14 連結キャッシュ・フロー計算書(IFRS)(連結)
④【連結キャッシュ・フロー計算書】
| | | (単位:百万円) |
税引前当期利益 | | 8,542 | 8,676 |
減価償却費及び償却費 | | 5,894 | 5,859 |
減損損失 | | 14 | 1,427 |
2024/06/26 9:40- #15 重要な会計方針、財務諸表(連結)
4.収益および費用の計上基準
当社の主要な事業は、自動車部品事業・産業資材事業・高機能エラストマー製品事業であります。
自動車部品事業セグメントにおいては、自動車用伝動ベルト製品、二輪車用伝動ベルト製品などを、産業資材事業セグメントにおいては、一般産業用伝動ベルト製品、その他伝動用製品、運搬ベルト、運搬システム製品、もみすりロールなどを、高機能エラストマー製品事業セグメントにおいては、クリーニングブレード、高機能ローラ、精密ベルト、ポリウレタン機能部品、精密研磨材、建築資材用フイルム、医療用フイルム、装飾表示用フイルム、工業用フイルムなどを販売しており、当社は顧客に製品を引き渡す履行義務を負っております。
2024/06/26 9:40