このような状況の下、当社グループは当期を初年度とする3ヵ年中期経営計画T-2018をスタートさせました。T-2018では、構造改革、ROIC(投下資本利益率)管理導入、財務健全性維持、成長戦略を基本方針とし、最終年度である2018年の売上高1,100億円、営業利益90億円、ROS(売上高経常利益率)8%以上、ROIC6%以上という数値目標を掲げました。2016年は、「事業再構築」と「社内意識改革」の両面から構成される徹底した構造改革の年と位置付けております。その諸施策として、第2四半期までに①ファインカーボン事業における等方性黒鉛の生産能力削減と製造品目の絞込み②要員の最適化③黒鉛電極事業における一層のダウンサイズと業界再編への取り組み④カーボンブラック事業の中国拠点における生産能力縮小と高付加価値製品主体の生産体制への移行⑤全社的な80億円規模の在庫削減⑥部門間の壁を打破した社内コミュニケーションの改善等を打ち出してまいりました。これらの構造改革には大きな痛みが伴いますが、強靭な利益体質への移行のためには不可避の措置であると判断し、当期中の完遂を目指し推進しております。
当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は前年同期比16.9%減の448億7千2百万円となりました。損益面におきましては、マージンの確保に努めましたが、売価低下、一部取引先に対する貸倒引当金繰入等の費用計上、特定の研究開発目的により取得した資産の一括費用計上等により、営業損失は8千万円(前年同期は15億6千9百万円の営業利益)となり、経常損失は2億3千5百万円(前年同期は19億1千7百万円の経常利益)となりました。親会社株主に帰属する四半期純損失は59億円(前年同期は4億9千7百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりです。
2016/08/03 9:36