四半期報告書-第88期第2四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)

【提出】
2021/11/05 9:10
【資料】
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【項目】
39項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、緩やかな回復が見られたものの新型コロナウイルス感染症の感染第5波の影響により、断続的に緊急事態宣言やまん延防止措置が発令され、経済活動の制限が続きました。世界的にも防疫措置強化を余儀なくされる国や地域もあり、先行き不透明な状態が続いております。
鉱工業生産におきましては、前年度後半より急回復してコロナ前の水準を上回っておりますが、自動車業界を中心に半導体供給不足による生産調整も発生しており、見通しの立てにくい状況が続いております。
このような状況下、当社グループにおきましては、主要納入先のうち、鋳物業界は、自動車、建設機械関連を中心に堅調に推移いたしました。土木建築業界においては、新設住宅着工戸数は改善の傾向が続いておりますが、大型公共工事の遅れや、復興関連事業で一部工期の延長により、需要の先送りが生じております。
こうした背景のもと、当社グループは、新型コロナウイルス感染症のリスク対応を図り、高付加価値品の販売を強化するとともに、販売管理費等の見直しにより、売上高および利益の確保に努めてまいりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高が71億50百万円(前年同期比 13.7%増)、営業利益が7億24百万円(同 1.6%増)、経常利益は7億95百万円(同 1.0%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億28百万円(同 3.1%増)となりました。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等の適用により、売上高が10百万円、売上原価が10百万円減少しております。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① ベントナイト事業
鋳物関係は、自動車国内生産台数が半導体供給不足による影響を若干受けましたが、昨年度から引き続き回復基調にあること等により、大幅な増収となりました。土木建築関係は、新設住宅着工戸数が改善傾向にあるものの、大型公共工事の遅れや、採算性の高い復興関連事業で一部工期の延長により、需要の先送りが生じたため、減収となりました。ペット関係は、OEM品の需要が堅調に推移し、若干の増収となりました。
この結果、当セグメントの売上高は53億18百万円(前年同期比 13.4%増)、セグメント利益は7億21百万円(同 9.3%減)となりました。なお、収益認識会計基準の適用により、売上高が10百万円、売上原価が10百万円減少しております。
② アグリ事業
農薬受託加工において、主要納入先における在庫調整があり、特に水稲用除草剤について売上が減少したこと等から減収減益となりました。
この結果、当セグメントの売上高は9億26百万円(同 12.5%減)、セグメント利益は55百万円(同 51.9%減)となりました。
③ 化成品事業
ファインケミカル分野において、クニピアの一般工業用途としての輸出向けを中心に各分野で需要が増加し、大幅な増収増益となりました。
この結果、当セグメントの売上高は9億4百万円(同 68.5%増)、セグメント利益は1億46百万円(前年同期はセグメント損失34百万円)となりました。
財政状態は、次のとおりであります。
総資産は前連結会計年度末に比べ2億84百万円減少し、240億31百万円となりました。これは主に現金及び預金が3億26百万円減少したことによるものであります。
負債は前連結会計年度末に比べ5億69百万円減少し、39億42百万円となりました。これは主に未払法人税等が2億99百万円減少したことによるものであります。
純資産は前連結会計年度末に比べ2億85百万円増加し、200億89百万円となりました。これは主に利益剰余金が1億41百万円、その他有価証券評価差額金が45百万円、為替換算調整勘定が53百万円増加したことによるものであります。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」)は、前連結会計年度末に比べ2億99百万円減少し、93億3百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、4億45百万円(前年同期比61.4%減)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益7億77百万円、減価償却費3億98百万円等があったものの、棚卸資産の増加が1億85百万円、法人税等の支払が4億89百万円あったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、3億88百万円(前年同期比77.2%増)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が3億89百万円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、4億26百万円(前年同期は5億98百万円の収入)となりました。これは主に、配当金の支払による支出が3億86百万円あったことによるものであります。
(3) 重要な会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、85百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、当第2四半期連結累計期間において、重要な変更はありません。
当社グループは、創業以来70年以上にわたり蓄積した知見と技術を活かし、更なる高付加価値商品の開発・販売と省人化を主眼に置き、ベントナイト本来の性能を最大限に活かした付加価値製品の開発と高収益化の事業構造を構築するため、2021年度を初年度とする3カ年中期経営計画を策定しております。
この中期経営計画は、当社グループが長期にわたり発展・成長するために重要なものであります。日本経済を取り巻く環境は不透明さを増しつつあり、今後一層の厳しさが予想されますが、長期的展望のもと積極的に中期経営計画を実行し、事業展開を図っていく所存であります。
(7) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループは、運転資金及び設備資金につきましては、内部資金または必要に応じ借入により資金調達することとしております。このうち、借入による資金調達に関しましては、昨年4月30日付で金融機関3社から合計で10億円の長期借入を行いました。これとは別に、金融機関とコミットメントライン契約10億円を設定し、資金調達の機動性及び安定性を確保しております。
当社グループは、今後も営業活動により得られるキャッシュ・フローを基本に将来必要な運転資金及び設備資金を調達していく考えであります。
(8) 経営者の問題意識と今後の方針について
当社グループの経営陣は、現在の経営環境及び入手可能な情報に基づき、最善の経営方針を立案するよう努めておりますが、当社グループをとりまく経営環境は今後も厳しい状況が続くものと考えられます。このような状況下で、当社グループといたしましては、「(6) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し」にも記載しましたとおり、戦略的課題に重点的に取り組むことで、他社との差別化を図って、高収益化構造を実現することを最優先課題として考えております。

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