有価証券報告書-第71期(2025/04/01-2026/03/31)
(2)戦略
当社グループは、事業活動を通じたサステナビリティに係るリスクと機会について識別し、それぞれの経営へのインパクトを評価しながら、リスクの軽減ならびに機会の獲得を経営戦略策定の中核として位置づけ、対策を推進しております。
■識別したリスクと機会
当社グループは、事業活動を通じたサステナビリティに係るリスクと機会について識別し、それぞれの経営へのインパクトを評価しながら、リスクの軽減ならびに機会の獲得を経営戦略策定の中核として位置づけ、対策を推進しております。
■識別したリスクと機会
| 区分 | サステナビリティ上の重要なリスク・機会 | ESG 区分 | 重要度 | 具体的な対策 |
| リスク | 脱炭素化への対応遅延によるユーザー離れ | E・S | 高 | 自社素材開発や他社技術導入・共同研究によるセメント代替技術を用いた製品の開発・拡販 |
| 建設業・運送業従事者の人手不足・高齢化による施工遅延 | S | 高 | プレキャスト製品の提案強化、現場での機械施工技術開発、配送合理化 | |
| 人材不足による事業活動の停滞 | S・G | 高 | 働きやすい環境づくり、健康経営推進、ワークライフバランスやダイバーシティの推進 | |
| 温室効果ガスの排出抑制対策の遅れによる社会的評価の低下 | E・G | 中 | 生産設備更新による生産効率向上、太陽光発電システム導入など再生可能エネルギーの利用促進 | |
| 甚大化・多発化する自然災害による事業活動の停止 | G | 中 | BCP・BCMの構築・拡充、定期的訓練の実施 地域社会とのコミュニケーション強化 | |
| システム老朽化、セキュリティリスクの発生、業務効率の低下 | G | 中 | セキュリティ対策の強化、AIやRPAツールを用いたDX化の推進 | |
| 機会 | 国の推進する「i-Construction」による販売機会の増大 | E・S | 高 | プレキャストコンクリート製品のメリット訴求、 VE(バリューエンジニアリング)提案推進 BIM/CIMへの対応、ドローン等のICT導入 |
| 国土強靭化、防災・減災等重点課題の推進 | S | 高 | 流域治水や安全・安心に対応した製品の開発・提案の推進 | |
| 脱炭素型製品への市場評価向上、優先採用 | E | 高 | CO2排出量削減型製品の開発・上市・拡販 既存製品への脱炭素化技術展開・標準化 他社脱炭素技術の導入・応用 | |
| 老朽化の進む社会資本のメンテナンス機会増大 | S | 中 | インフラ・マネジメント部門による点検~補修のパッケージ提案 | |
| 海洋資源の保全 | E | 中 | 産学連携による海洋生態系の保全(魚礁など) 藻場育成によるブルーカーボンへの取組み | |
| リサイクル材料使用による循環型社会への貢献 | E・S | 中 | スラグや廃材等を利用したコンクリート製品の開発 |