このような情勢の中で、セメント事業におきまして、麻生セメント㈱では、セメント国内販売数量は1,781千トン(前年同期比0.2%増)、固化材国内販売数量は271千トン(前年同期比4.9%増)となりました。生産面においては、工場の安定操業を推し進めるべく、生産設備の老朽化対策を引続き実施するとともに、リサイクル燃料の使用率アップに注力いたしました。また、災害廃棄物の受入がピークアウトしたことによる処理料の減少、電力費の悪化等により、製造コストが大幅に増加しました。医療関連事業におきましては、昨年度に飯塚病院内で策定した中長期経営計画に沿って、地域包括ケアシステム構築への対応に取り組んでまいりました。その一環として、地域医療機関・介護機関との連携強化、医療従事者の人材育成強化に取り組み、中でも新専門医制度への対応と医師の確保に注力いたしました。また、診療報酬算定業務の効率化や救命救急センターの運営適正化など長期的かつ安定した運営が実現可能な基盤強化に取り組みました。医療提供体制としては、飯塚病院において集中治療室の改修工事が完了し、重症患者の受け入れ体制を強化いたしました。また各棟の耐震補強工事を完了させ、自然災害に代表される有事への対応が可能な拠点病院としての基盤強化を図りました。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高は231,210百万円(前年同期比33,135百万円、16.7%増)、営業利益は12,944百万円(前年同期比284百万円、2.2%増)、経常利益は12,973百万円(前年同期比2,657百万円、17.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は4,047百万円(前年同期比8,197百万円、66.9%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。なお、セグメント間の取引については相殺消去しております。
2020/06/26 13:00