特殊鋼鋼材事業の売上高は、前年同期比12億2千3百万円(2.5%)減収の473億6百万円となりました。原材料価格やエネルギー価格の高騰等に対する売価転嫁が進んだものの、建設機械・産業機械等の需要減の影響が大きく、全体としては減収となりました。営業利益は、前年同期比11億1千1百万円(36.9%)減益の18億9千9百万円となりました。インドネシア海外事業ではスクラップ価格の下落等により増益となったものの、国内では、売上数量減に加え、前年同期における価格急騰前の安価な原材料在庫使用による増益影響が無くなること等から、減益となりました。
ばね事業の売上高は、前年同期比66億6千3百万円(23.5%)増収の349億7千3百万円となりました。国内及び北米における原材料やエネルギー価格等の高騰に対する売価転嫁の効果や円安による換算影響が大きく寄与しました。また売上数量面でも、自動車向けは半導体不足の緩和等により、前年同期に比べ増加しました。営業利益は、前年同期比24億7千8百万円改善し、4億4千5百万円(前年同期は営業損失20億3千2百万円)となりました。北米子会社の損益が売価転嫁の進展や生産混乱の解消により大幅に改善したこと等により、営業黒字化しました。
素形材事業の売上高は、前年同期比10億4千1百万円(18.9%)減収の44億7千8百万円となりました。鋳鋼製品(エスコ)生産終了に伴う売上数量減が主な要因です。営業利益は、売上減に伴い、前年同期比2億1千4百万円(52.0%)減益の1億9千8百万円となりました。
2023/11/10 13:17