訂正臨時報告書

【提出】
2018/03/29 16:30
【資料】
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提出理由

当社は、平成29年12月27日開催の取締役会において、持分法適用関連会社の株式を追加取得し子会社化することを決議いたしました。これにより、当社の特定子会社の異動並びに当社連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える事象が発生することとなりましたので、金融商品取引法第24条の5第4項、企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第3号及び第19号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

親会社又は特定子会社の異動

1.特定子会社の異動に関する事項(企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第3号の規定に基づく報告)
(1)当該異動に係る特定子会社の名称、住所、代表者の氏名、資本金の額及び事業の内容
① 名称            PT.JATIM TAMAN STEEL MFG.
② 住所     Jl.Raya Taman No1,Desa Taman-Sepanjang,Kab,Sidoarjo,INDONESIA,61257
③ 代表者の氏名 代表取締役社長 Widjijono Nurhadi
④ 資本金の額 1,209,387百万ルピア(平成29年11月30日現在)
⑤ 事業の内容 特殊鋼棒鋼、ばね平鋼の製造及び販売
(2)当該異動の前後における当社の所有に係る当該特定子会社の議決権の数及び当該特定子会社の総株主等の
議決権に対する割合
① 当社の所有に係る当該特定子会社の議決権の数
異動前 572,209個
異動後 907,802個
② 当社特定子会社の総株主等の議決権に対する割合
異動前    35.4%
異動後   56.2%
(3)当該異動の理由及びその年月日
① 異動の理由
当社は、特殊鋼鋼材事業の海外展開を目的として、平成26年よりインドネシアのPT.JATIM TAMAN STEEL MFG.にマイノリティ出資し、合弁事業を開始しました。以降、当社技術支援により圧延・精整設備の導入を進め、平成28年よりばね平鋼、平成29年9月より丸鋼の販売を開始しております。平成30年より生産・販売ともに本格化し、大幅な損益改善を見込んでおります。
インドネシアにおける鋼材事業については、鋼材の販売に加え、板ばねの素材から加工・製造までの一貫生産など、当社アセアン戦略の中核事業と位置付けております。さらなる品質・コスト競争力の向上を図るため、持分法適用関連会社である同社の株式を追加取得し、当社の連結子会社化することを決議しました。今後、当社から社長を派遣する等リソースを投入することで経営のスピードを速め、インドネシア唯一の特殊鋼一貫メーカーとして、自動車・建設機械等の主要顧客の現地調達化ニーズへの対応を強化してまいります。
なお、同社の資本金の額は当社の資本金の額の100分の10以上に相当するため、当社の特定子会社に該当することとなります。
  ② 異動の年月日
 平成30年1月29日

連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象

2.当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象に関する事項(企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第19号の規定に基づく報告)
(1)当該事象の発生年月日
 平成29年12月27日
(2)当該事象の内容
 当社は、平成29年12月27日開催の取締役会において、持分法適用関連会社であるPT.JATIM TAMAN STEEL MFG.の株式を追加取得し、当社の連結子会社とすることを決議いたしました。
  これに伴い、平成30年3月期連結決算において、段階取得に係る差益を計上する見込みであります。
(3)当該事象の連結損益に与える影響額
当該事象により、平成30年3月期の当社連結決算において、段階取得に係る差益23億円を特別利益として計上する見込みであります。