- #1 事業等のリスク
(1) 経済状況
当社グループの主力製品である鋼材及び鍛造品の主要需要先は自動車業界であります。経済状況により自動車業界が影響を受ける場合、製品需要の大幅な変動で、当社グループの財政状態、経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
(2) 原材料、エネルギー及び副資材の調達
2026/06/29 14:26- #2 注記事項-セグメント情報、連結財務諸表(IFRS)(連結)
各報告セグメントに属する主な製品及びサービスは以下のとおりであります。
| 報告セグメント | 主な製品及びサービス |
| ステンレスカンパニー | ステンレス鋼及びチタン(熱間圧延材、二次加工品)、ステンレス鋼構造物エンジニアリング |
| 鍛(キタエル)カンパニー | 型打鍛造品(自動車部品粗形材、機械部品粗形材など)、鍛造用金型加工品 |
| スマートカンパニー | 電子機能材料・部品、磁石応用製品、植物活性材、金属繊維 |
(2) 報告セグメントに関する情報
報告セグメントの会計方針は、「注記3.重要性がある会計方針」で記載している当社グループの会計方針と同一であります。セグメントごとの売上収益、利益又は損失、その他の項目に関する情報は以下のとおりであります。
2026/06/29 14:26- #3 注記事項-報告企業、連結財務諸表(IFRS)(連結)
愛知製鋼株式会社(以下、「当社」という。)は日本に所在する株式会社であります。
当社の連結財務諸表は2026年3月31日を連結会計年度末とし、当社及びその子会社(以下、「当社グループ」という。)並びに当社グループの関連会社に対する持分により構成されております。当社グループの主要な事業は、鋼材(特殊鋼及びステンレス鋼)、鍛造品、電子機能材料・部品及び磁石応用製品の製造・販売であります。
2026/06/29 14:26- #4 注記事項-子会社、連結財務諸表(IFRS)(連結)
当連結会計年度末時点の当社グループの子会社は以下のとおりであります。前連結会計年度及び当連結会計年度において、個々に重要性のある非支配持分を有する子会社は該当ありません。
| 名称 | 所在地 | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合(%) |
| ㈱アスデックス | 愛知県知多郡東浦町 | 鍛造用金型の開発、設計、製造及び販売 | 60.0 |
| アイチ フォージフィリピン㈱ | フィリピン ラグナ州サンタロサ市 | 鍛造品の製造及び販売 | 85.0 |
| アイチフォージユーエスエイ㈱ | アメリカ ケンタッキー州ジョージタウン市 | 鍛造品の製造及び販売 | 100.0 |
| アイチ ヨーロッパ㈲ | ドイツ デュッセルドルフ市 | 磁石応用製品、金属繊維等の販売 | 100.0 |
| アイチ フォージ(タイランド)㈱ | タイ チョンブリ県 | 鍛造品の製造及び販売 | 90.0 |
| 上海愛知鍛造有限公司(注) | 中国 上海市 | 鍛造品の製造及び販売 | 48.0 |
| アイチ フォージングインドネシア㈱ | インドネシア ジャカルタ市 | 鍛造品の精整及び販売 | 100.0 |
| アイチコリア㈱ | 韓国 ソウル市 | ステンレス鋼等の販売 | 100.0 |
(注) 議決権は過半数を所有しておりませんが、当社グループが議決権の48.0%を所有しており、意思決定機関を実質的に支配しているため、子会社としております。
2026/06/29 14:26- #5 注記事項-重要性がある会計方針、連結財務諸表(IFRS)(連結)
ステップ5:企業が履行義務の充足時に(又は充足するにつれて)収益を認識する
当社グループは鋼(ハガネ)カンパニーにおける特殊鋼(熱間圧延材)、製鋼用資材、ステンレスカンパニーにおけるステンレス鋼及びチタン(熱間圧延材、二次加工品)、ステンレス鋼構造物エンジニアリング、鍛(キタエル)カンパニーにおける型打鍛造品(自動車部品粗形材、機械部品粗形材など)、鍛造用金型加工品、スマートカンパニーにおける電子機能材料・部品、磁石応用製品、植物活性材、金属繊維などの販売を行っております。
当社グループでは、主に完成した製品を顧客に納入することを履行義務として識別しており、また、これらの製品の販売においては、主に顧客が製品を検収した時点で当該製品に対する支配が顧客に移転、履行義務が充足されると判断し、当該時点で収益を認識しております。製品の販売から生じる収益は、顧客との契約において約束された対価から値引き、リベートなどを控除した金額で測定しております。また、製品の販売対価は、顧客が製品を検収した時点から概ね90日以内に回収しており重要な金融要素はなく、重要な対価の変動性や変動対価の見積りもありません。
2026/06/29 14:26- #6 研究開発活動
当社グループは、「つくろう、未来を。つくろう、素材で。」のスローガンの下、「素材メーカーのDNA」を活かした用途・商品開発と展開、スマート社会に向けた次世代事業の着実な育成と強化をめざして、自動車向け特殊鋼及びステンレス鋼の開発、特殊鋼を素材とする自動車部品用鍛造品の開発、電子機能材料・部品及び磁石応用製品の開発等を中心に積極的な研究開発活動を行っております。
特殊鋼・鍛造品では、脱炭素社会の実現に貢献すべく、製造工程の省略やCO2排出の少ない環境製品に適した鋼材開発を、また、次世代電動ユニット車向けに、高機能化・低コスト化を両立する、より高度な鍛造技術の開発を推進しております。開発スピードの飛躍的な向上に向け、デジタル技術を活用したDXの取り組みも推進しております。ステンレス鋼においては、エネルギー・社会インフラの長寿命化に貢献するステンレス鉄筋バーや、二相系ステンレス形鋼の商品レパートリーの拡充に加え、水素社会に対応する省資源・低コストかつ高い安全性を備えた鋼材の開発に取り組んでおります。また、車載電子機器用放熱部品や、MIセンサを活用した磁気マーカシステム、モータ用磁石の開発など、進化を続けるスマート社会に向けた新しい素材、製品の開発を推進しております。
当連結会計年度の研究開発活動に関する支出は、5,164百万円、研究開発人員は約250名であります。
2026/06/29 14:26- #7 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
- ピード感ある価値創造
②鋼・鍛カンパニーのポテンシャルを最大発揮
③新事業の成長促進
④素材を通じた社会への貢献
(2)社会的価値の創造を推進する
①サステナビリティ課題への対応を強化し、社会へ貢献
②厳しく温かく人が育つ風土の醸成
③将来の持続的成長に向けた財務戦略
3.中期経営計画アップデート及び2030年ビジョンの利益目標見直し
創業の精神を継承・発展させ、「環境に一番やさしい鉄屋」として、資源循環型のモノづくりに磨きをかけるとともに、成長が期待される分野・地域にリソースを投入・積極投資を行うことで中期経営計画の達成を確実なものにし、変化の激しい経営環境の中においても、2030年までの出来る限り早い段階でのROE8%実現を目指し、2030年度の売上収益を4,000億円、営業利益280億円と定め、新たな目標の達成に向けてグループ一丸となり邁進してまいります。
(1)マルチパスウェイへの貢献:良品廉価な鋼材・鍛造品生産とさらなるカーボンニュートラル貢献
①次世代製鋼プロセスの構築
②鍛造設備の最適化
(2)需要地変化への対応:グローバルサウス(インド)事業展開
(3)社会課題へのソリューション提供:新技術・新商品の積極投入2026/06/29 14:26 - #8 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
鍛(キタエル)カンパニー
主力製品である自動車用型打鍛造品の販売数量の増加及び販売価格の値上がりにより、当連結会計年度の売上収益は134,823百万円と、前連結会計年度(125,506百万円)に比べ7.4%増加しました。
スマートカンパニー
2026/06/29 14:26- #9 重要な会計方針、財務諸表(連結)
4.収益及び費用の計上基準
当社はカンパニー制を採用しており、鋼(ハガネ)カンパニーにおける特殊鋼(熱間圧延材)、ステンレスカンパニーにおけるステンレス鋼及びチタン(熱間圧延材、二次加工品)、ステンレス鋼構造物エンジニアリング、鍛(キタエル)カンパニーにおける型打鍛造品(自動車部品粗形材、機械部品粗形材など)、鍛造用金型加工品、スマートカンパニーにおける電子機能材料・部品、磁石応用製品、植物活性材、金属繊維などの販売を行っております。
主に完成した製品を顧客に納入することを履行義務として識別しており、また、これらの製品の販売においては、主に顧客が製品を検収した時点で当該製品に対する支配が顧客に移転、履行義務が充足されると判断し、当該時点で収益を認識しております。
2026/06/29 14:26