訂正有価証券報告書-第138期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
[経営の基本方針]
当社グループの事業経営は、創造と効率を両輪として生み出されたすぐれた製品を提供することにより、社会に進歩と充実をもたらすことを理念としております。また、全ての面で国際的水準において優位に立ち、企業価値を高めることで株主を始め皆様の期待に応えることを基本方針としております。
[経営環境及び会社の対処すべき課題]
新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済に深刻な影響を与える中、各国において経済停滞緩和のための財政対策等が実施されております。今後の感染拡大ペースや終息の見通しは不透明であり、各国の感染予防に向けた対応や影響緩和のための経済政策等の動向に引き続き注視していく必要があります。
ステンレス特殊鋼業界につきましては、ニッケル系冷延鋼板では、2019年4月、日鉄ステンレス株式会社が誕生し国内では実質2社体制となる一方、輸入材の浸透による国内市場の構造変化に対して、今後も動向を注視する必要があります。一方、戦略分野である高機能材市場においては、足元の世界経済の混乱とエネルギー価格の低迷により環境・エネルギー分野での一時的な落ち込みは避けられないものの、アジアを中心に潜在的需要は旺盛であり、中長期的には海外向けにおいて堅調な推移が見込まれます。
当社は、これまで2017年度をスタートとする3ヵ年計画「中期経営計画2017」を策定し、高機能材事業と一般材事業を両輪に国内外において競争力あるステンレス特殊鋼メーカーとして勝ち抜くための諸施策を実行してまいりました。その結果、2017年度からの3年間合計で連結経常利益179億円(「中期経営計画2017」3年間計画合計170億円)を計上するなど、収益面では一定程度の成果をあげることができました。一方、この3年間において、中国経済のプレゼンス拡大とその成長鈍化、環境問題・地球温暖化対応の鮮明化、国内における人口減少に伴う労働力不足の慢性化など、事業環境は大きく変化してきており、当社グループが今後も持続的に成長していくためには乗り越えるべき課題が山積している状況にあります。
こうした事業環境の構造変化を踏まえて、当社グループが2025年の当社創立100周年、さらには、その先もレジリエント(困難な状況に直面した際の強靭さや回復力がある)かつ持続的な成長を遂げるために、2020年度からの3か年で実行すべき施策を『中期経営計画2020』として取り纏めました。
[中長期的な会社の経営戦略]
当社グループは、2023年3月期を最終年度とする3ヵ年の中期経営計画「中期経営計画2020」を策定いたしました。
「中期経営計画2020」の概要
1.「中期経営計画2020」での目指す姿
「業界トップレベルの品質・納期・対応力で信頼され続けるグローバルサプライヤー」
2.「中期経営計画2020」の基本戦略
①環境エネルギー・インフラ分野を中心とした産業素材での顧客ニーズへの対応、社会への貢献
<主要施策>・環境エネルギー分野への深耕による高機能材拡販
・一般材事業における顧客基盤の強化、収益基盤の強化
・中国JV活用による製品アイテムの拡充
②戦略設備投資の実行と技術力の更なる向上による競争力強化<主要施策>・高効率電気炉設備をはじめとした設備機能刷新、製造ネック工程の改善による生産性向上
・高機能材コア技術の強化、拡充
・リサイクル原料の活用による環境配慮型ニッケル製錬技術の確立
③強固かつ自立した事業基盤をベースとした環境・社会との共生
<主要施策>・多様な人材の確保、福利厚生の充実
・安全、安定稼動の前提となる設備老朽対応
・作業環境改善、省力化、省エネルギー投資の実行、AI・IoTの活用
・事業展開や環境変化に対応した財務基盤強化
・ステークホルダーとの信頼関係構築
・グループ全体での最適化に向けた連結経営の深化
④上記戦略を通じたESG課題への対応
※達成目標等の数値計画につきましては、新型コロナウイルスに係る予測が困難であるため、今後内容を精査の上、適切な時期に改めて開示することを予定しております。
[経営の基本方針]
当社グループの事業経営は、創造と効率を両輪として生み出されたすぐれた製品を提供することにより、社会に進歩と充実をもたらすことを理念としております。また、全ての面で国際的水準において優位に立ち、企業価値を高めることで株主を始め皆様の期待に応えることを基本方針としております。
[経営環境及び会社の対処すべき課題]
新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済に深刻な影響を与える中、各国において経済停滞緩和のための財政対策等が実施されております。今後の感染拡大ペースや終息の見通しは不透明であり、各国の感染予防に向けた対応や影響緩和のための経済政策等の動向に引き続き注視していく必要があります。
ステンレス特殊鋼業界につきましては、ニッケル系冷延鋼板では、2019年4月、日鉄ステンレス株式会社が誕生し国内では実質2社体制となる一方、輸入材の浸透による国内市場の構造変化に対して、今後も動向を注視する必要があります。一方、戦略分野である高機能材市場においては、足元の世界経済の混乱とエネルギー価格の低迷により環境・エネルギー分野での一時的な落ち込みは避けられないものの、アジアを中心に潜在的需要は旺盛であり、中長期的には海外向けにおいて堅調な推移が見込まれます。
当社は、これまで2017年度をスタートとする3ヵ年計画「中期経営計画2017」を策定し、高機能材事業と一般材事業を両輪に国内外において競争力あるステンレス特殊鋼メーカーとして勝ち抜くための諸施策を実行してまいりました。その結果、2017年度からの3年間合計で連結経常利益179億円(「中期経営計画2017」3年間計画合計170億円)を計上するなど、収益面では一定程度の成果をあげることができました。一方、この3年間において、中国経済のプレゼンス拡大とその成長鈍化、環境問題・地球温暖化対応の鮮明化、国内における人口減少に伴う労働力不足の慢性化など、事業環境は大きく変化してきており、当社グループが今後も持続的に成長していくためには乗り越えるべき課題が山積している状況にあります。
こうした事業環境の構造変化を踏まえて、当社グループが2025年の当社創立100周年、さらには、その先もレジリエント(困難な状況に直面した際の強靭さや回復力がある)かつ持続的な成長を遂げるために、2020年度からの3か年で実行すべき施策を『中期経営計画2020』として取り纏めました。
[中長期的な会社の経営戦略]
当社グループは、2023年3月期を最終年度とする3ヵ年の中期経営計画「中期経営計画2020」を策定いたしました。
「中期経営計画2020」の概要
1.「中期経営計画2020」での目指す姿
「業界トップレベルの品質・納期・対応力で信頼され続けるグローバルサプライヤー」
2.「中期経営計画2020」の基本戦略
①環境エネルギー・インフラ分野を中心とした産業素材での顧客ニーズへの対応、社会への貢献
<主要施策>・環境エネルギー分野への深耕による高機能材拡販
・一般材事業における顧客基盤の強化、収益基盤の強化
・中国JV活用による製品アイテムの拡充
②戦略設備投資の実行と技術力の更なる向上による競争力強化<主要施策>・高効率電気炉設備をはじめとした設備機能刷新、製造ネック工程の改善による生産性向上
・高機能材コア技術の強化、拡充
・リサイクル原料の活用による環境配慮型ニッケル製錬技術の確立
③強固かつ自立した事業基盤をベースとした環境・社会との共生
<主要施策>・多様な人材の確保、福利厚生の充実
・安全、安定稼動の前提となる設備老朽対応
・作業環境改善、省力化、省エネルギー投資の実行、AI・IoTの活用
・事業展開や環境変化に対応した財務基盤強化
・ステークホルダーとの信頼関係構築
・グループ全体での最適化に向けた連結経営の深化
④上記戦略を通じたESG課題への対応
※達成目標等の数値計画につきましては、新型コロナウイルスに係る予測が困難であるため、今後内容を精査の上、適切な時期に改めて開示することを予定しております。