特殊鋼業界におきましては、前年度後半からの工作機械、ロボット、半導体製造装置など一部の向け先への調整の動きが、昨年夏頃に自動車、産業機械、建設機械向け等、主要需要業界全体に拡がったことなどから、受注状況は急速に悪化しました。これにより特殊鋼熱間圧延鋼材の生産量は、前年同期を下回る水準で推移しました。
このような中、当社グループの売上高は、当社単体の売上数量は減少したものの、第1四半期連結会計期間からスウェーデンの子会社Ovakoを連結対象としたことなどにより、前年同期比644億55百万円増の2,036億86百万円となりました。利益面では、当社単体の営業利益が売上数量の減少や副資材価格の上昇、修繕費の増加、数量減に伴うコストアップなどにより減少したこと、Ovakoおよびインドの連結子会社MSSSののれん償却費の増加などにより、営業利益は前年同期比66億93百万円減の15億21百万円、ROS(売上高営業利益率)は0.7%(前年同期は5.9%)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、営業利益の減に加えて、前年同期にMSSSを連結子会社化したことにともなう段階取得に係る差益(14億59百万円)を計上していたことなどにより前年同期比71億52百万円減の29百万円となりました。
セグメント別の売上高および営業損益の状況は、次のとおりであります。なお、各セグメントの売上高につきましては、セグメント間の内部売上高又は振替高が含まれております。
2020/02/14 10:04