特殊鋼業界におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、上期の特殊鋼需要が大幅に低下し、下期に入り自動車関連を中心に回復が見られるものの、当期の特殊鋼熱間圧延鋼材の生産量は前年同期を大きく下回る水準となりました。
このような中、当社グループの売上高は、売上数量が新型コロナウイルス感染症の影響により大きく減少したことなどから、前年同期比549億68百万円減の1,487億18百万円となりました。利益面では、前期第4四半期から実施している緊急収益改善対策(役員等報酬や管理職給与の一部自主返上、雇用調整助成金制度を活用した休業の実施、残業の削減やその他経費の削減等)の効果、当社および国内連結子会社の有形固定資産の減価償却方法を定率法から定額法へ変更したことによる減価償却費の減少、鉄スクラップを中心とする原燃料価格の低下等はありましたが、グループ全体での売上数量の減少や鉄スクラップサーチャージの適用に伴う当社販売価格の低下などにより、経常損益は前年同期比77億77百万円減の66億94百万円の赤字、親会社株主に帰属する四半期純損益は、前年同期比58億80百万円減の58億50百万円の赤字となりました。
セグメント別の売上高および営業損益の状況は、次のとおりであります。なお、各セグメントの売上高につきましては、セグメント間の内部売上高又は振替高が含まれております。
2021/02/12 12:42