売上高 - 電線材料
連結
- 2014年3月31日
- 2511億5400万
有報情報
- #1 事業の内容
- 当社グループにおける主要な関係会社の位置づけは概ね次のとおりであります。2023/06/29 13:46
(注)1.*印の会社は、持分法適用会社であります。事業区分 主要製品 及び 主要な関係会社 (主要な関係会社)(株)NEOMAX近畿、NEOMAXエンジニアリング(株)、(株)NEOMAX九州、(株)三徳、San Technology, Inc.、Pacific Metals Co., Ltd.、PT. NEOMAX MAGNETIC TECHNOLOGIES INDONESIA、博邁立鋮科環磁材(南通)有限公司、Taigene Metals Ind. Co., Ltd.(*)、(株)プロテリアルフェライト電子、Proterial America, Ltd.、Proterial Hong Kong Limited、Proterial Europe GmbH、Proterial Asia Pacific Pte. Ltd.、Proterial (Thailand) Ltd.、博邁立鋮投資(上海)有限公司、Metglas, Inc. 電線材料 (主要製品)<電線>産業用電線、機器用電線、電機材料、ケーブル加工品、工業用ゴム<自動車部品>自動車用電装部品、ブレーキホース (主要な関係会社)東日京三電線(株)、住電HSTケーブル(株)(*)、Proterial Thai Enamel Wire Co., Ltd.、HC Queretaro, S.A. de C.V.、Proterial Malaysia Sdn. Bhd.、(株)プロテリアルトレーディング、(株)茨城テクノス、Proterial Cable America, Inc.、博邁立鋮電線(蘇州)有限公司、Proterial Vietnam Co., Ltd.、Proterial Hong Kong Limited、Proterial Asia Pacific Pte. Ltd.、Proterial (Thailand) Ltd.、博邁立鋮投資(上海)有限公司 - #2 従業員の状況(連結)
- 2023/06/29 13:46
(注)従業員数は、就業人員数(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり、臨時従業員(パートタイマー、嘱託契約の従業員及び派遣社員等)は、[ ]内に当連結会計年度の平均を外数で記載しております。セグメントの名称 従業員数(人) 磁性材料・パワーエレクトロニクス 5,503 [2,470] 電線材料 7,865 [1,547] 報告セグメント計 25,683 [6,198]
(2)提出会社の状況 - #3 注記事項-のれん及び無形資産、連結財務諸表(IFRS)(連結)
- 連結財政状態計算書に計上されている重要なのれんは、主として2014年のWaupaca Foundry, Inc.の買収に係る素形材製品におけるのれん(前連結会計年度末76,303百万円、当連結会計年度末83,844百万円)と2006年に公開買付により株式を追加取得した(株)NEOMAX株式に係る磁性材料におけるのれん(前連結会計年度末10,483百万円、当連結会計年度末10,483百万円)であります。2023/06/29 13:46
資金生成単位又は資金生成単位グループごとの回収可能価額は使用価値により算定しており、使用価値は、事業計画を基礎とした将来キャッシュ・フローの見積額を、加重平均資本コストをもとに算定した割引率で、現在価値に割引いて算定しております。事業計画は外部情報に基づき、過去の経験を反映したものであり、原則として5年を限度としております。当社グループにおいては、多種多様な製品の開発、生産、販売からサービスの提供等、幅広い事業活動を展開しており、各事業活動に適した外部情報を用いております。事業計画を基礎とした期間後は、主に資金生成単位が属する市場の長期平均成長率の範囲内で見積った売上高成長率及びそれに応じた売上総利益率等をもとに算定しております。重要なのれんの減損テストの実施に際して使用した割引率は、過去の加重平均資本コストを基礎として見積っております(10~16%程度)。また、将来キャッシュ・フローには、予算等の見積り及び事業をおこなっている国・地域の成長率を超えないと推定される永久成長率(最大2%程度)が反映されております。なお、減損テストに用いたこれらの主要な仮定が合理的に予測可能な範囲で変化したとしても、マネジメントは重要な減損が発生する可能性は低いと判断しております。 - #4 注記事項-セグメント情報、連結財務諸表(IFRS)(連結)
- 当社グループは、事業に基づいた金属材料事業本部、機能部材事業本部の2事業本部制を採用しており、それぞれ取り扱う製品・サービスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。2023/06/29 13:46
この事業本部制のもと、4つの事業セグメントが構成されており、金属材料事業本部は特殊鋼製品及び素形材製品から構成され、機能部材事業本部は磁性材料・パワーエレクトロニクス及び電線材料から構成され、これを報告セグメントとして位置付けております。
それぞれの報告セグメントに含まれる主な製品・サービスは以下のとおりであります。 - #5 注記事項-報告企業、連結財務諸表(IFRS)(連結)
- 株式会社プロテリアル(以下、「当社」という。)は日本に拠点を置く株式会社であり、その株式を公開しておりましたが、2022年12月29日に非公開化しております。また、2023年1月4日付で日立金属株式会社は株式会社プロテリアルへ商号変更しております。2023/06/29 13:46
本社の住所は東京都江東区豊洲五丁目6番36号であります。当社の連結財務諸表は、当社及び子会社(以下、「当社グループ」という。)、並びにその関連会社及び共同支配企業に対する持分により構成されております。当社グループからなる企業集団は、特殊鋼製品、素形材製品、磁性材料・パワーエレクトロニクス及び電線材料の事業活動を展開しております。 - #6 注記事項-売上収益、連結財務諸表(IFRS)(連結)
- (1)収益の分解2023/06/29 13:46
当社グループは、注4.セグメント情報に記載のとおり、「特殊鋼製品」「素形材製品」「磁性材料・パワーエレクトロニクス」「電線材料」の4つを報告セグメントとしております。また、売上収益は製品・サービス別の事業に分解しております。これらの分解した売上収益と各報告セグメントの売上収益との関係は以下のとおりであります。
(単位:百万円) - #7 注記事項-子会社及び関連会社、連結財務諸表(IFRS)(連結)
- (2023年3月31日現在)2023/06/29 13:46
名 称 住 所 主要な事業の内容 議決権の所有割合(%) (株)九州テクノメタル 福岡県京都郡 素形材製品 100.0 (株)プロテリアルトレーディング 東京都江東区 電線材料 100.0 東日京三電線(株) 茨城県石岡市 電線材料 100.0 (株)茨城テクノス 茨城県日立市 電線材料 100.0 (株)プロテリアルソリューションズ 埼玉県熊谷市 不動産事業等 100.0 名 称 住 所 主要な事業の内容 議決権の所有割合(%) 博邁立鋮投資(上海)有限公司 中国上海市 各種製品の販売 100.0 Proterial Cable America, Inc. 米国ニューヨーク 電線材料 100.0 博邁立鋮電線(蘇州)有限公司 中国江蘇省 電線材料 100.0 Proterial Malaysia Sdn. Bhd. マレーシアジョホール 電線材料 100.0 Proterial Vietnam Co., Ltd. ベトナムハイズオン 各種製品の製造及び販売 100.0 Proterial Thai Enamel Wire Co., Ltd. タイチャチュンサオ 電線材料 90.3 HC Queretaro, S.A. de C.V. メキシコケレタロ 各種製品の製造及び販売 100.0 - #8 研究開発活動
- 2023/06/29 13:46
なお、当連結会計年度のセグメント毎の研究開発活動の主要な成果は、次のとおりであります。当社は、これらの成果が、これから電動化(xEV*1)への転換が進んでいくことが見込まれる自動車関連分野のほか、産業インフラ及びエレクトロニクス関連分野における製品の軽量化、低燃費・省エネルギー化、脱炭素といった環境課題及び社会課題に貢献することを期待しております。セグメントの名称 研究主要課題 研究開発費 磁性材料・パワーエレクトロニクス 高性能磁石、情報端末用高周波部品部材、アモルファス金属材料・ナノ結晶軟磁性材料、その他各種磁石及びセラミックス製品並びにそれらの応用製品等の開発 1,720 電線材料 産業用・車輌/自動車用・機器用、医療用等の各種電線及び巻線に関連する材料、製造プロセス技術及び接続技術、並びに自動車用電装部品・ホース、工業用ゴム等の開発 4,356
※1電気自動車(EV)、ハイブリッド電気自動車(HEV)、プラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)の総称です。セグメントの名称 主要な成果 磁性材料・パワーエレクトロニクス ・これまで蓄積してきた独自の粉末冶金技術を発展させ、新たなモーター用磁性楔を開発しました。本製品の高い透磁率や信頼性により、モーターのさらなる低損失・高効率化を実現することで、社会の電力消費およびCO2排出量の低減に貢献します。・当社の高性能フェライト磁石NMF®15を適用したモーター(以下、フェライト磁石モーター)を最適化設計することで、ネオジム磁石を使用したxEV用駆動モーターと同等レベルの出力が得られることを、シミュレーションで確認しました。フェライト磁石モーターは、レアアースであるネオジムのほか、特に資源量が限られるジスプロシウムやテルビウムを使用しないため、拡大するxEV需要に対し、資源リスクの軽減とコストの抑制が期待できます。 電線材料 ・電線・ケーブルの脱炭素化に向け、従来比でCO2排出量約25%削減可能なキャブタイヤケーブルを開発しました。シラン架橋技術を適用し、製造工程(原材料購入・製品製造)で排出されるCO2*4を低減可能にしました。・高いすべり性と耐薬品性を兼ね備えた医療用シリコーンケーブル「SilMED」に、新たなUV-C殺菌処理耐性を付加したシリコーンケーブルを開発しました。本コーティング技術は、医療用電線ケーブルだけでなく、各種要滅菌医療機器への応用が期待できます。 - #9 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
- 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。2023/06/29 13:46
b. 受注実績セグメントの名称 金額(百万円) 前年同期比(%) 磁性材料・パワーエレクトロニクス 154,963 △0.4 電線材料 260,343 7.5 報告セグメント計 1,142,854 12.9
当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 - #10 設備投資等の概要
- 当社グループは、生産能力増強及び合理化による競争力強化のための投資を優先的に行いました。当連結会計年度の設備投資(有形固定資産及び無形資産の購入ベースの数値。使用権資産の計上額を含む。)のセグメント別内訳は次のとおりであります。2023/06/29 13:46
特殊鋼製品では、国内における電子材料分野の生産体制の構築及び工具鋼分野・産機材分野の生産設備の合理化を当連結会計年度 磁性材料・パワーエレクトロニクス 5,085 電線材料 6,161 報告セグメント計 30,978
行っております。 - #11 関係会社との営業取引による取引高の総額及び営業取引以外の取引による取引高の総額の注記
- ※1.関係会社との取引に係るものが次のとおり含まれております。2023/06/29 13:46
前事業年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日) 当事業年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日) 関係会社に対する売上高 246,875百万円 232,060百万円 関係会社からの仕入高 248,223 263,422