臨時報告書

【提出】
2015/06/18 16:10
【資料】
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提出理由

当社は、特定子会社の異動に係る決定をしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第3号の規定に基づき、本報告書を提出するものであります。

親会社又は特定子会社の異動

(1)当該異動に係る特定子会社の名称、住所、代表者の氏名、資本金及び事業の内容
①名称 日立金属三環磁材(南通)有限公司
②住所 中国江蘇省南通市啓東市
③代表者の氏名 董事長 諏訪部 繁和
④資本金 450,000千元
⑤事業の内容 ネオジム磁石の製造販売
(2)当該異動の前後における当社の所有に係る当該特定子会社の議決権の数及び当該特定子会社の総株主等の議決権に対する割合
①当社の所有に係る当該特定子会社の議決権の数(出資金額)
異動前 - 千元
異動後 229,500 千元
②総株主等の議決権に対する割合
異動前 - %
異動後 51 %
(注)議決権に対する割合は、出資額の比率を記載しております。
(3)当該異動の理由及びその年月日
①異動の理由
日立金属は、世界最高レベルの磁石特性を有するネオジム磁石NEOMAXⓇを軸に、自動車分野をはじめ、IT・家電分野、産業機械分野、医療・環境、エネルギー分野など、最終製品の小型・軽量化、高効率、省エネルギー化、環境性能向上に重要な材料として、高性能磁石を幅広く供給しています。北京中科三環高技術股份有限公司(以下、「中科三環」という。)は、中国におけるネオジム磁石のトップメーカーです。中科三環は、日立金属と古くからライセンス契約を結んでおり、高い技術力と供給実績を基に、中国・アジアのみならず、欧米市場への展開も図っています。
今後、世界の各国・各地域で環境規制が強化されるにつれ、ネオジム磁石の需要は、グローバル市場において、ますます拡大していくことが見込まれています。特に中国では、ハイブリッド自動車や産業用モーター関連など幅広い分野での需要拡大が期待されています。このような状況のもと、当社ネオジム磁石事業がグローバル市場で中長期的な成長を実現していくためには、中国における現地生産体制の確立が必要と考え、中科三環と、ネオジム磁石の製造・販売を行う合弁会社を設立し、事業規模の拡大を図っていくことが不可欠との判断に至りました。
当該新規設立合弁会社の資本金の額は、当社の資本金の額の100分の10以上に相当し、当社の特定子会社に該当することとなります。
②異動の年月日 平成27年12月(予定)
(②について、上記日程は国内外における関係当局に対する届出等の手続の進行その他の理由により、変更される可能性があります。)
以 上