有価証券報告書-第88期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/27 9:40
【資料】
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【項目】
158項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
退職一時金制度及び企業年金制度を採用しております。なお、当社は、退職金制度の一部(定年退職者に対する退職金の2分の1)について、確定給付の制度として確定給付企業年金制度(キャッシュバランスプラン)を採用しております。また、一部の海外連結子会社は確定拠出型の年金制度を採用しております。
なお、一部の連結子会社が有する確定給付企業年金制度及び退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。
2.確定給付制度
(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)
(百万円)
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
退職給付債務の期首残高3,8086,404
勤務費用398397
利息費用3738
数理計算上の差異の発生額87△81
過去勤務費用の発生額-△791
退職給付の支払額△209△338
企業結合の影響による増減額2,269-
その他12△247
退職給付債務の期末残高6,4045,381


(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)
(百万円)
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
年金資産の期首残高2,0372,826
期待運用収益3440
数理計算上の差異の発生額△12△40
事業主からの拠出額244156
退職給付の支払額△88△125
企業結合の影響による増減額609-
その他14
年金資産の期末残高2,8262,861


(3) 簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表
(百万円)
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
退職給付に係る負債の期首残高1,1851,206
退職給付費用75101
退職給付の支払額△44△36
制度への拠出額△9△8
退職給付に係る負債の期末残高1,2061,262

(4) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
(百万円)
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
積立型制度の退職給付債務6,7225,677
年金資産△3,004△3,029
3,7182,647
非積立型制度の退職給付債務1,0651,134
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額4,7833,782
退職給付に係る負債4,7833,782
退職給付に係る資産--
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額4,7833,782

(注)簡便法を適用した制度を含みます。
(5) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
(百万円)
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
勤務費用398397
利息費用3738
期待運用収益△34△40
数理計算上の差異の費用処理額35△5
簡便法で計算した退職給付費用75101
確定給付制度に係る退職給付費用512491

(6) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(百万円)
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
数理計算上の差異△64△177
過去勤務費用-△791
合計△64△969

(7) 退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(百万円)
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
未認識数理計算上の差異80△97
未認識過去勤務費用-△791
合計80△888

(8) 年金資産に関する事項
①年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
保険資産(一般勘定)94%81%
保険資産(特別勘定)-13%
その他6%6%
合計100%100%

②長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(9) 数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表わしております。)
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
割引率0.5%0.6%
長期期待運用収益率1.2%1.3%

3.確定拠出制度
連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度114百万円、当連結会計年度105百万円であります。