訂正四半期報告書-第129期第3四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)

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2019/03/28 15:12
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四半期連結財務諸表注記事項(IFRS)

※1 報告企業
株式会社クボタ(以下「親会社」)は日本に所在する企業です。親会社及び連結子会社(以下「当社」)は農業機械、エンジン、建設機械、パイプ関連、環境関連、社会インフラ関連等の幅広い製品分野をもつ製造・販売会社です。当社製品は日本国内のみならず、アメリカ、フランス、ドイツ、中国、タイ等において製造され、日本国内及び北米、欧州、アジア地域を中心とする海外で販売されております。
※2 作成の基礎
(1) IFRSに準拠している旨及び初度適用に関する記載
当社の要約四半期連結財務諸表は、四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件をすべて満たすことから、同第93条の規定によりIAS第34号に準拠して作成しております。
当社は、当連結会計年度(2018年1月1日から2018年12月31日まで)より初めてIFRSを適用しており、IFRSへの移行日は2017年1月1日です。IFRSへの移行にあたってはIFRS第1号「国際財務報告基準の初度適用」を適用しており、IFRSへの移行が当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に与える影響は、注記「※13 IFRSへの移行に関する開示」に記載しております。
(2) 測定の基礎
当社の要約四半期連結財務諸表は、公正価値で測定する金融商品等を除き、取得原価を基礎として作成しております。
(3) 機能通貨及び表示通貨
当社の要約四半期連結財務諸表は、親会社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円未満を四捨五入して表示しております。
(4) 重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断
当社は要約四半期連結財務諸表を作成するために、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定を使用しております。実際の業績は会計上の見積り及びその基礎となる仮定とは異なる場合があります。
見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直され、会計上の見積りの変更による影響は見積りを変更した報告期間及び将来の報告期間において認識されます。
要約四半期連結財務諸表に重要な影響を与える会計方針の適用に際して行った判断、並びに報告期間の末日後において重要な修正をもたらすリスクのある仮定及び見積りについては、当連結会計年度の第1四半期に係る四半期報告書の要約四半期連結財務諸表注記「※2 作成の基礎 (4) 重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断」に記載しております。
※3 重要な会計方針
要約四半期連結財務諸表において適用している重要な会計方針については、当連結会計年度の第1四半期に係る四半期報告書の要約四半期連結財務諸表注記「※3 重要な会計方針」に記載しております。
当該重要な会計方針は要約四半期連結財務諸表(IFRS移行日の連結財政状態計算書を含む)に表示しているすべての期間に適用しております。
(会計方針の変更)
当社は2018年1月1日よりIFRS第9号「金融商品」(2014年版)を適用しております。同基準の適用にあたり、当社はIFRS第1号に基づくIFRS第7号「金融商品:開示」及びIFRS第9号の遡及適用の免除規定を適用し、比較情報については米国基準を適用しております。
同基準の適用による主な影響は次のとおりです。
① 金融商品の分類及び測定
米国基準では、市場性のある持分証券は売却可能有価証券に分類の上、公正価値で測定し、市場性のない持分証券は取得原価により評価するとともに、減損の有無を定期的に検討しておりました。一方で、IFRSでは、持分証券をその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産として指定し、公正価値で測定しております。
この変更により、当第3四半期連結累計期間期首における、その他の金融資産4,706百万円、繰延税金負債1,434百万円、その他の資本の構成要素3,262百万円、非支配持分6百万円がそれぞれ増加し、繰延税金資産4百万円が減少しております。
② 金融資産の減損
米国基準では、債権の回収状況、過去の貸倒実績、経済状況の趨勢、債務者の支払能力や現担保価値等を考慮し、回収不能見込額を貸倒引当金として計上しておりました。一方で、IFRSでは、償却原価で測定する金融資産について、各報告期間の末日に予想信用損失に係る貸倒引当金を評価して認識しております。貸倒引当金は、過大なコストや労力なしに利用可能な、過去の事象、現在の状況及び将来の経済状況の予測についての合理的で裏付け可能な情報に基づいて、実効金利により割引いた、確率加重を基礎として測定されます。
この変更により、当第3四半期連結累計期間期首における、金融債権2,979百万円、利益剰余金1,377百万円、非支配持分1,008百万円がそれぞれ増加し、繰延税金資産594百万円が減少しております。
これらの変更による当第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結会計期間の「四半期利益」、「基本的1株当たり親会社の所有者に帰属する四半期利益」及び「希薄化後1株当たり親会社の所有者に帰属する四半期利益」への影響は軽微です。
※4 セグメント情報
当社は機械、水・環境及びその他の3事業セグメント区分にわたって多種多様な製品・サービスの提供を行っております。機械事業では主として農業機械及び農業関連商品、エンジン、建設機械の製造・販売等を行っております。水・環境事業では主としてパイプ関連製品(ダクタイル鉄管、合成管、ポンプ、バルブ等)、環境関連製品(各種環境プラント等)、社会インフラ関連製品(素形材、スパイラル鋼管等)の製造・販売等を行っております。その他事業では主として各種サービスの提供等を行っております。
これら3事業セグメントは主に製品・サービスに基づき区分された当社の組織構造と一致しており、当社の最高経営意思決定者は経営資源の配分の決定及び業績の評価のために事業セグメントの経営成績を定期的にレビューしております。
事業別セグメント情報は次のとおりです。
なお、事業別セグメント情報は当社の要約四半期連結財務諸表作成のための会計方針により作成されております。
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間
(自 2017年1月1日 至 2017年9月30日)
機械水・環境その他調整連結
売上高
外部顧客への売上高1,048,595200,20721,5671,270,369
セグメント間の内部売上高1981,20519,692△21,095
1,048,793201,41241,259△21,0951,270,369
セグメント利益150,44916,5972,161△19,983149,224

(単位:百万円)
当第3四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日 至 2018年9月30日)
機械水・環境その他調整連結
売上高
外部顧客への売上高1,139,551202,97421,8671,364,392
セグメント間の内部売上高18376420,081△21,028
1,139,734203,73841,948△21,0281,364,392
セグメント利益158,10011,1441,750△22,552148,442

(注) 1 調整欄にはセグメント間の内部取引に係る消去額、事業セグメントに直接賦課できない費用が含まれております。事業セグメントに直接賦課できない費用は、主に親会社の特定の事業部門に関連づけられない基礎研究費及び管理部門に関連する費用です。
2 セグメント利益の合計額は要約四半期連結損益計算書の営業利益と一致します。営業利益と税引前利益との間の調整については要約四半期連結損益計算書に記載のとおりです。
3 セグメント間取引は独立企業間価格で行っております。
(単位:百万円)
前第3四半期連結会計期間
(自 2017年7月1日 至 2017年9月30日)
機械水・環境その他調整連結
売上高
外部顧客への売上高350,85365,8096,703423,365
セグメント間の内部売上高322266,363△6,621
350,88566,03513,066△6,621423,365
セグメント利益48,6004,790666△4,99449,062

(単位:百万円)
当第3四半期連結会計期間
(自 2018年7月1日 至 2018年9月30日)
機械水・環境その他調整連結
売上高
外部顧客への売上高388,55662,5607,080458,196
セグメント間の内部売上高232356,685△6,943
388,57962,79513,765△6,943458,196
セグメント利益49,3872,017639△4,74147,302

(注) 1 調整欄にはセグメント間の内部取引に係る消去額、事業セグメントに直接賦課できない費用が含まれております。事業セグメントに直接賦課できない費用は、主に親会社の特定の事業部門に関連づけられない基礎研究費及び管理部門に関連する費用です。
2 セグメント利益の合計額は要約四半期連結損益計算書の営業利益と一致します。営業利益と税引前利益との間の調整については要約四半期連結損益計算書に記載のとおりです。
3 セグメント間取引は独立企業間価格で行っております。
※5 その他の金融資産
その他の金融資産の内訳は次のとおりです。
なお、当社はIFRS第1号に基づくIFRS第9号の遡及適用の免除規定を適用しており、比較情報については米国基準に基づいた情報を記載しております。
(単位:百万円)
移行日
(2017年1月1日)
前連結会計年度末
(2017年12月31日)
長期売掛金39,85240,423
定期預金26,70712,728
引出制限条項付預金(注)10,00712,221
有価証券140,667153,401
デリバティブ7,0091,544
その他24,32219,936
248,564240,253
流動資産63,71051,515
非流動資産184,854188,738

(単位:百万円)
当第3四半期連結会計期間末
(2018年9月30日)
償却原価で測定する金融資産
長期売掛金45,705
定期預金7,038
引出制限条項付預金(注)12,998
その他17,376
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
負債性金融資産11,473
資本性金融資産131,491
純損益を通じて公正価値で測定する
金融資産
デリバティブ430
226,511
流動資産46,172
非流動資産180,339

(注) 担保として差入れた引出制限条項付預金及び公共工事の請負代金の前受として使途が制限される預金
※6 その他の負債
その他の負債の内訳は次のとおりです。
(単位:百万円)
移行日
(2017年1月1日)
前連結会計年度末
(2017年12月31日)
当第3四半期
連結会計期間末
(2018年9月30日)
従業員給付債務37,51842,07652,548
未払費用29,96931,46032,211
返金負債41,83243,73944,498
契約負債9,29511,59313,579
その他44,81851,97248,577
163,432180,840191,413
流動負債157,872169,849183,806
非流動負債5,56010,9917,607


※7 売上高
製品及び仕向地別に分解した顧客との契約から認識した売上高並びにその他の源泉から認識した収益は次のとおりです。
前第3四半期連結累計期間(自 2017年1月1日 至 2017年9月30日)
(単位:百万円)
日本北米欧州アジア
(日本除く)
その他
農業機械・エンジン199,115261,497112,304213,45634,520820,892
建設機械22,91782,42153,47815,8309,674184,320
機械222,032343,918165,782229,28644,1941,005,212
パイプ関連103,7219021535,5871,723112,086
環境関連48,6791,3066374,2291,16056,011
社会インフラ関連17,1816,0811,6984,2312,91932,110
水・環境169,5818,2892,48814,0475,802200,207
その他21,3416392221,444
顧客との契約から認識した
売上高
412,954352,213168,273243,42549,9981,226,863
その他の源泉から認識した
収益
2,44727,25612,7881,01543,506
415,401379,469168,273256,21351,0131,270,369

当第3四半期連結累計期間(自 2018年1月1日 至 2018年9月30日)
(単位:百万円)
日本北米欧州アジア
(日本除く)
その他
農業機械・エンジン208,259304,441124,760202,57830,283870,321
建設機械24,225101,83868,59316,7869,365220,807
機械232,484406,279193,353219,36439,6481,091,128
パイプ関連97,88441355,8765,935110,113
環境関連50,3248914705,92884458,457
社会インフラ関連18,2616,0131,5854,4454,10034,404
水・環境166,4697,3172,06016,24910,879202,974
その他21,5845827321,627
顧客との契約から認識した
売上高
420,537413,601195,421235,64050,5301,315,729
その他の源泉から認識した
収益
2,23831,24814,0071,17048,663
422,775444,849195,421249,64751,7001,364,392

その他の源泉から認識した収益には、IFRS第9号に基づいて認識した小売金融に係る収益及びIAS第17号に基づいて認識したファイナンス・リースに係る収益が、前第3四半期連結累計期間32,616百万円、当第3四半期連結累計期間36,222百万円含まれております。
※8 1株当たり利益
当社は取締役を対象とする譲渡制限付株式報酬制度を導入しております。この制度に基づいて発行された株式のうち、権利が確定していない株式を参加型資本性金融商品として普通株式と区分しております。
なお、普通株式と参加型資本性金融商品は親会社の所有者に帰属する四半期利益に対して同等の権利を有しております。
基本的1株当たり親会社の所有者に帰属する四半期利益の計算上の分子及び分母は次のとおりです。
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間
(自 2017年1月1日
至 2017年9月30日)
当第3四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日
至 2018年9月30日)
親会社の所有者に帰属する四半期利益107,995105,924
参加型資本性金融商品に帰属する四半期利益11
普通株主に帰属する四半期利益107,994105,923
流通株式の加重平均株式数1,237,928千株1,232,808千株
参加型資本性金融商品の加重平均株式数16千株16千株
普通株式の加重平均株式数1,237,912千株1,232,791千株

(単位:百万円)
前第3四半期連結会計期間
(自 2017年7月1日
至 2017年9月30日)
当第3四半期連結会計期間
(自 2018年7月1日
至 2018年9月30日)
親会社の所有者に帰属する四半期利益36,99133,997
参加型資本性金融商品に帰属する四半期利益11
普通株主に帰属する四半期利益36,99033,996
流通株式の加重平均株式数1,236,208千株1,232,118千株
参加型資本性金融商品の加重平均株式数20千株19千株
普通株式の加重平均株式数1,236,188千株1,232,099千株


希薄化後1株当たり親会社の所有者に帰属する四半期利益の計算上の分子及び分母は次のとおりです。
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間
(自 2017年1月1日
至 2017年9月30日)
当第3四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日
至 2018年9月30日)
親会社の所有者に帰属する四半期利益105,924
希薄化後1株当たり親会社の所有者に
帰属する四半期利益の算定に使用する
参加型資本性金融商品に帰属する四半期利益
1
希薄化後1株当たり親会社の所有者に
帰属する四半期利益の算定に使用する
普通株主に帰属する四半期利益
105,923
流通株式の加重平均株式数―千株1,232,808千株
加算:国内非居住者に対する株式報酬―千株2千株
参加型資本性金融商品の加重平均株式数―千株16千株
希薄化後1株当たり親会社の所有者に
帰属する四半期利益の算定に使用する
普通株式の加重平均株式数
―千株1,232,794千株

(単位:百万円)
前第3四半期連結会計期間
(自 2017年7月1日
至 2017年9月30日)
当第3四半期連結会計期間
(自 2018年7月1日
至 2018年9月30日)
親会社の所有者に帰属する四半期利益33,997
希薄化後1株当たり親会社の所有者に
帰属する四半期利益の算定に使用する
参加型資本性金融商品に帰属する四半期利益
1
希薄化後1株当たり親会社の所有者に
帰属する四半期利益の算定に使用する
普通株主に帰属する四半期利益
33,996
流通株式の加重平均株式数―千株1,232,118千株
加算:国内非居住者に対する株式報酬―千株2千株
参加型資本性金融商品の加重平均株式数―千株19千株
希薄化後1株当たり親会社の所有者に
帰属する四半期利益の算定に使用する
普通株式の加重平均株式数
―千株1,232,101千株

※9 配当
配当金の支払額は次のとおりです。
前第3四半期連結累計期間(自 2017年1月1日 至 2017年9月30日)
決議株式の種類配当金の総額1株当たり
配当額
基準日効力発生日
2017年2月14日
取締役会
普通株式19,857百万円16.00円2016年12月31日2017年3月27日
2017年8月3日
取締役会
普通株式18,564百万円15.00円2017年6月30日2017年9月1日

当第3四半期連結累計期間(自 2018年1月1日 至 2018年9月30日)
決議株式の種類配当金の総額1株当たり
配当額
基準日効力発生日
2018年2月14日
取締役会
普通株式20,978百万円17.00円2017年12月31日2018年3月26日
2018年8月2日
取締役会
普通株式19,719百万円16.00円2018年6月30日2018年9月3日


※10 金融商品の公正価値
公正価値は測定に使用するインプットに応じて、次の3つのレベルに分類されます。
レベル1-活発な市場における同一資産・負債の市場価格
レベル2-レベル1以外の直接的または間接的に観察可能なインプット
レベル3-観察不能なインプット(企業自身の仮定から得られるインプット及び合理的に入手可能なインプットまたは多くの市場参加者が合理的だとして用いているインプット等)
(1) 公正価値で測定する金融商品
公正価値で測定する金融商品の公正価値は次のとおりです。
なお、当社はIFRS第1号に基づくIFRS第9号の遡及適用の免除規定を適用しており、比較情報については米国基準に基づいた情報を記載しております。
(単位:百万円)
移行日(2017年1月1日)
レベル1レベル2レベル3合計
金融資産
売却可能有価証券
金融機関の株式48,43548,435
その他の株式88,58288,582
デリバティブ
先物為替契約4545
通貨金利スワップ契約6,9646,964
137,0177,009144,026
金融負債
デリバティブ
先物為替契約5,1365,136
金利スワップ契約99
通貨金利スワップ契約3434
5,1795,179

(単位:百万円)
前連結会計年度末(2017年12月31日)
レベル1レベル2レベル3合計
金融資産
売却可能有価証券
金融機関の株式46,32846,328
その他の株式95,93795,937
債券7,7187,718
デリバティブ
先物為替契約149149
金利スワップ契約135135
通貨金利スワップ契約1,2601,260
149,9831,544151,527
金融負債
デリバティブ
先物為替契約575575
金利スワップ契約419419
通貨金利スワップ契約2,6632,663
3,6573,657

(単位:百万円)
当第3四半期連結会計期間末(2018年9月30日)
レベル1レベル2レベル3合計
金融資産
純損益を通じて
公正価値で測定する金融資産
デリバティブ
先物為替契約7676
金利スワップ契約340340
通貨金利スワップ契約1414
その他の包括利益を通じて
公正価値で測定する金融資産
負債性金融資産11,47311,473
資本性金融資産126,9094,582131,491
138,3824304,582143,394
金融負債
純損益を通じて
公正価値で測定する金融負債
デリバティブ
先物為替契約1,1451,145
金利スワップ契約262262
通貨金利スワップ契約2,5722,572
3,9793,979

レベル1に区分した負債性金融資産及び資本性金融資産は、活発な市場における同一資産の市場価格を用いて評価しております。
デリバティブは、主要な国際的金融機関での観察可能な市場インプットを用いて評価しているためレベル2に区分しております。
レベル3に区分した資本性金融資産は非上場株式であり、EBIT倍率(2.2~11.8倍)を用いた類似企業比較法等により公正価値を測定しております。なお、EBIT倍率が上昇(下落)した場合、公正価値は増加(減少)します。
レベル間の振替は、振替のあった報告期間の期末日に認識しております。当第3四半期連結累計期間において、レベル間の重要な振替が行われた金融商品はありません。
レベル3に分類された金融商品の当第3四半期連結累計期間における期首残高から期末残高への調整表は次のとおりです。
(単位:百万円)
期首残高8,123
利得または損失(注)△3,253
取得21
売却△309
期末残高4,582

(注) 利得または損失は、当第3四半期連結会計期間末時点で保有する非上場株式に関するものであり、要約四半期連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動」に含めております。
(2) 償却原価で測定する金融商品
償却原価で測定する金融商品の帳簿価額及び公正価値は次のとおりです。
(単位:百万円)
移行日
(2017年1月1日)
前連結会計年度末
(2017年12月31日)
当第3四半期連結会計期間末
(2018年9月30日)
帳簿価額公正価値帳簿価額公正価値帳簿価額公正価値
金融債権小売金融債権559,066550,357628,115613,327681,339648,862
リース債権163,303191,393182,048212,275210,738236,039
長期売掛金69,17474,36669,12774,33680,23585,178
社債及び借入金815,359806,336834,101822,241848,961834,008

公正価値は将来のキャッシュ・フローを現行の市場利子率によって割引いた現在価値により表示しております。なお、上記長期売掛金には要約四半期連結財政状態計算書の営業債権に含まれる、1年以内に回収予定の長期売掛金を含めております。
現金及び現金同等物、営業債権(1年以内に回収予定の長期売掛金を除く)、その他の金融資産(公正価値で測定する負債性金融資産、資本性金融資産及びデリバティブを除く)、営業債務及びその他の金融負債(デリバティブを除く)については満期までの期間が短いため、公正価値は帳簿価額と近似しております。
※11 偶発負債
(1) 訴訟事項
日本国内において2007年5月以降、当社もしくは国及び当社を含む複数のアスベスト取扱い企業に対して30件のアスベスト関連訴訟が提起されております。これらの訴訟の損害賠償請求の合計額は27,136百万円であり、アスベスト疾病に罹患した建設労働者のべ706名が対象となっております。
上記の30件の訴訟のうち、「関西建設アスベスト京都一陣訴訟」控訴審において、国及び当社を含めた企業10社に対し、損害賠償金等の支払を命ずる判決が下されました。当該判決が当社及びケイミュー株式会社に命じた賠償額は7百万円です。一方、その他の訴訟については6つの一審判決、さらに3つの控訴審判決が下されておりますが、当社においてはいずれも勝訴しております。
いずれの訴訟についても係属中であり、また、日本国内における類似のアスベスト関連訴訟についても最終的な結論は下されておらず、訴訟結果を予測する上で参考となる判例はありません。
当社は、訴訟の進展や最終的な結果の見込みに関する社外弁護士への確認を含め、訴訟の状況についてのレビューを継続しておりますが、上記の状況により、現時点でこれらの訴訟の最終的な結果を予測することは困難であると考えております。
なお、これら30件の訴訟すべてにおいて当社は国または他の被告企業等とコスト負担の協定を結んでおりません。
(2) アスベスト健康被害に関する事項
当社は過去に石綿管や屋根材、外壁材等の石綿含有製品を製造・販売しておりました。当社は旧神崎工場周辺のアスベスト疾病患者の方々に対し、2005年6月に見舞金制度を、2006年4月に救済金制度を定めました。また、当社は当社方針に従い、アスベスト関連の疾病に罹患した従業員(元従業員を含む、以下同じ)に対して一定の法定外補償を行っております。
当社はアスベスト健康被害に係る将来の支出額を見積るために、当社における過去の請求額や支払額の時系列データ、アスベスト関連疾病の発症率に関する公開情報等を含む入手可能な情報を検討しております。しかし、アスベストによる健康被害は潜伏期間が長期にわたり、発症率を推定するための情報は入手できておりません。また、日本国内における他社のアスベスト問題で健康被害に係る個々の原因及び発症率に関して最終結論に至った事例は存在せず、当社が将来発生し得る結果の範囲を決定するための情報はないと考えております。
従って、当社はこれらのアスベスト健康被害に係る債務の金額について信頼性をもって見積ることはできないと考えており、引当金を計上しておりません。
また、石綿健康被害救済法(石綿による健康被害の救済に関する法律)の施行に伴い、救済給付の原資の事業者による負担額が2007年度から徴収されておりますが、この中には、石綿との関係が特に深い事業活動を行っていたと認められる事業者の負担となる特別拠出金が含まれております。
当社は見舞金、救済金、従業員に対する補償金及び特別拠出金について、請求があった時点で負債を認識しております。アスベスト健康被害関連の負債計上額は移行日177百万円、前連結会計年度末72百万円、当第3四半期連結会計期間末227百万円です。また、アスベスト健康被害に関連して認識した費用の金額は前第3四半期連結累計期間599百万円、当第3四半期連結累計期間594百万円です。
(3) 不適切行為に関する事項
このたび、製鉄所等で鋼板等の生産設備の一部に使用される金属製の消耗部品である圧延用ロールの一部において、部品納入先である顧客に提出した検査成績書に、実際の検査結果と異なる数値を記載する等の不適切行為が判明しました。
本件の今後の進捗次第では、顧客への補償費用を始めとする損失の発生等により当社の連結業績に影響を及ぼす可能性がありますが、現時点では連結財務諸表への重要な影響はないと考えております。
※12 後発事象
該当事項はありません。
※13 IFRSへの移行に関する開示
当社は当連結会計年度よりIFRSに準拠した要約四半期連結財務諸表を開示しております。従前の会計原則である米国基準に準拠して作成された直近の連結財務諸表は2017年12月31日に終了する連結会計年度に関するものであり、IFRSへの移行日は2017年1月1日です。
(1) IFRS第1号の免除規定
IFRS第1号は、IFRSを初めて適用する企業に対して、原則としてIFRSで要求される基準を遡及して適用することを求めております。ただし、同基準は、IFRSで要求される基準の一部について、遡及適用を禁止する強制的な例外規定及び遡及適用しないことを任意で選択できる免除規定を定めております。
これらの規定の適用に基づく影響は、IFRS移行日において利益剰余金、またはその他の資本の構成要素で調整しております。
なお、当社が適用した主な免除規定は次のとおりです。
① 企業結合
IFRS第1号では、移行日前に行われた企業結合に対してIFRS第3号「企業結合」を遡及適用しないことを選択することが認められております。当社は当該免除規定を適用し、移行日前に行われた企業結合についてはIFRS第3号を遡及適用しておりません。なお、移行日前に行われた企業結合から生じたのれんについては、減損の兆候の有無にかかわらず、移行日時点で減損テストを実施しております。
② 在外営業活動体の為替換算差額
IFRS第1号では、移行日現在のすべての在外営業活動体の為替換算差額の累計額をゼロとみなすことを選択することが認められております。当社は当該免除規定を適用し、すべての在外営業活動体の為替換算差額の累計額を移行日現在でゼロとみなしております。
③ IFRS第9号の遡及適用の免除
IFRS第1号では、2019年1月1日より前に開始する報告期間からIFRSを初めて適用し、かつIFRS第9号を適用する場合、最初のIFRSに基づく要約四半期連結財務諸表上の比較情報はIFRS第9号に従って修正再表示せず、従前の会計原則を適用することが認められております。当社は当該免除規定を適用し、比較情報については従前の会計原則である米国基準を適用しております。
(2) 米国基準からIFRSへの調整
米国基準からIFRSへの移行が、当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに及ぼす影響は次のとおりです。
調整表における「表示組替」には利益剰余金及び(四半期)包括利益に影響を及ぼさない項目を、「認識・測定の差異」には利益剰余金または(四半期)包括利益に影響を及ぼす項目を表示しております。
なお、移行日(2017年1月1日)及び前連結会計年度末(2017年12月31日)の資本に対する調整、並びに前連結会計年度(自 2017年1月1日 至 2017年12月31日)の包括利益に対する調整は、当連結会計年度の第1四半期に係る四半期報告書の要約四半期連結財務諸表注記「※13 IFRSへの移行に関する開示」に記載しております。
① 前第3四半期連結会計期間末(2017年9月30日)の資本に対する調整
(単位:百万円)
米国基準表示科目米国基準表示組替認識・測定
の差異
IFRS注記IFRS表示科目
(資産の部)(資産の部)
流動資産流動資産
現金及び現金同等物206,559206,559現金及び現金同等物
受取債権
受取手形61,787
売掛金541,150
貸倒引当金△2,981
小計599,956△3,062596,894営業債権
短期金融債権-純額258,219△13,926244,293A金融債権
37,50037,500Aその他の金融資産
たな卸資産381,918△1,339380,579F棚卸資産
21,83621,836未収法人所得税
その他の流動資産103,684△51,03018352,837A,Fその他の流動資産
流動資産合計1,550,336△8,682△1,1561,540,498流動資産合計
非流動資産
投資及び長期金融債権
関連会社に対する
投融資
28,38528,385持分法で会計処理
されている投資
その他の投資135,535△135,535
長期金融債権-純額558,461△18,313540,148A金融債権
投資及び長期金融債権
合計
722,381
184,551184,551Aその他の金融資産
有形固定資産
土地84,998
建物及び構築物306,222
機械装置及び
その他の有形固定資産
507,586
建設仮勘定13,763
小計912,569
減価償却累計額△593,376
有形固定資産合計319,193△12,526187306,854C有形固定資産
その他の資産
のれん及び無形固定
資産
45,317△2,60014942,866B,Cのれん及び無形資産
長期売掛金46,282△46,282
45,91510,99156,906G繰延税金資産
その他61,885△34,252△2,33425,299Dその他の非流動資産
貸倒引当金△729729
その他の資産合計152,755
1,185,009非流動資産合計
資産合計2,744,665△26,9957,8372,725,507資産合計

(単位:百万円)
米国基準表示科目米国基準表示組替認識・測定
の差異
IFRS注記IFRS表示科目
(負債及び純資産の部)(負債及び資本の部)
流動負債流動負債
短期借入金150,441164,217314,658社債及び借入金
支払手形170,551105,101275,652営業債務
買掛金105,101△105,101
前受金7,422△7,422
設備関係支払手形・
未払金
11,561△11,561
未払給与・諸手当47,949△47,949
未払費用65,349△65,349
30,242△1830,224Aその他の金融負債
未払法人所得税24,51024,510未払法人所得税
17,29017,290引当金
その他の流動負債93,06876,621547170,236Fその他の流動負債
一年内返済予定の
長期債務
164,771△164,771
流動負債合計840,723△8,682529832,570流動負債合計
固定負債非流動負債
長期債務500,096△1,922498,174社債及び借入金
3,309△1253,184Aその他の金融負債
未払年金等12,85710512,962D退職給付に係る負債
26,7478,70235,449G繰延税金負債
その他の固定負債52,267△46,4479926,812その他の非流動負債
固定負債合計565,220△18,3139,674556,581非流動負債合計
1,389,151負債合計
純資産資本
株主資本親会社の所有者に帰属
する持分
資本金84,10084,100資本金
資本剰余金85,02085,020資本剰余金
利益準備金19,539△19,539
その他の剰余金1,028,32319,539△23,4781,024,384H利益剰余金
その他の包括損益
累計額
50,41820,65271,070D,
E,G
その他の資本の
構成要素
自己株式△9,364△9,364自己株式
株主資本合計1,258,036△2,8261,255,210親会社の所有者に帰属
する持分合計
非支配持分80,68646081,146非支配持分
純資産合計1,338,722△2,3661,336,356資本合計
負債及び純資産合計2,744,665△26,9957,8372,725,507負債及び資本合計

② 前第3四半期連結累計期間(自 2017年1月1日 至 2017年9月30日)の包括利益に対する調整
(単位:百万円)
米国基準表示科目米国基準表示組替認識・測定
の差異
IFRS注記IFRS表示科目
売上高1,266,6513,7181,270,369F売上高
売上原価△898,9832,982△896,001B,
D,F
売上原価
販売費及び一般管理費△222,687△911△2,469△226,067D販売費及び一般管理費
その他の営業費用△492492
1,6261,626その他の収益
△703△703その他の費用
営業利益144,4895044,231149,224営業利益
その他の収益(△費用)
受取利息・受取配当金4,847
支払利息△620
有価証券売却損益8,300
為替差損益6,846
その他-純額△7,005
その他の収益(△費用)
純額
12,368△12,368
19,73519,735金融収益
△7,8717△7,864金融費用
税金等調整前四半期
純利益
156,8574,238161,095税引前利益
法人所得税
法人税、住民税及び
事業税
△54,283
法人税等調整額7,973
法人所得税合計△46,310△1,344△47,654G法人所得税
持分法による投資損益1,636751,711持分法による投資損益
四半期純利益112,1832,969115,152四半期利益
四半期利益の帰属
当社株主に帰属する
四半期純利益
105,3412,654107,995親会社の所有者
非支配持分帰属損益6,8423157,157非支配持分


(単位:百万円)
米国基準表示科目米国基準表示組替認識・測定
の差異
IFRS注記IFRS表示科目
四半期純利益112,1832,969115,152四半期利益
その他の包括利益
(△損失)-税効果後
その他の包括利益
-税効果調整後
純損益に振替えられる
ことのない項目
年金負債調整額590△603△13D確定給付型退職給付
制度に係る再測定
純損益に振替えられる
可能性のある項目
外貨換算調整額4,0601194,179在外営業活動体の
為替換算差額
有価証券の未実現損益△1,193△1,193有価証券の未実現損益
その他の包括利益合計3,457△4842,973その他の包括利益
-税効果調整後
四半期包括利益115,6402,485118,125四半期包括利益
四半期包括利益の帰属
当社株主に帰属する
四半期包括利益
106,4232,170108,593親会社の所有者
非支配持分帰属包括利益9,2173159,532非支配持分


③ 前第3四半期連結会計期間(自 2017年7月1日 至 2017年9月30日)の包括利益に対する調整
(単位:百万円)
米国基準表示科目米国基準表示組替認識・測定
の差異
IFRS注記IFRS表示科目
売上高420,6552,710423,365F売上高
売上原価△299,663491△299,172B,
D,F
売上原価
販売費及び一般管理費△77,005△313△85△77,403D販売費及び一般管理費
その他の営業費用△9797
2,4572,457その他の収益
△185△185その他の費用
営業利益43,8902,0563,11649,062営業利益
その他の収益(△費用)
受取利息・受取配当金1,132
支払利息△273
有価証券売却損益2,916
為替差損益3,533
その他-純額△1,948
その他の収益(△費用)
純額
5,360△5,360
5,5285,528金融収益
△2,2242△2,222金融費用
税金等調整前四半期
純利益
49,2503,11852,368税引前利益
法人所得税
法人税、住民税及び
事業税
△17,155
法人税等調整額4,236
法人所得税合計△12,919△845△13,764G法人所得税
持分法による投資損益79119810持分法による投資損益
四半期純利益37,1222,29239,414四半期利益
四半期利益の帰属
当社株主に帰属する
四半期純利益
34,8972,09436,991親会社の所有者
非支配持分帰属損益2,2251982,423非支配持分


(単位:百万円)
米国基準表示科目米国基準表示組替認識・測定
の差異
IFRS注記IFRS表示科目
四半期純利益37,1222,29239,414四半期利益
その他の包括利益
(△損失)-税効果後
その他の包括利益
-税効果調整後
純損益に振替えられる
ことのない項目
年金負債調整額46△247△201D確定給付型退職給付
制度に係る再測定
純損益に振替えられる
可能性のある項目
外貨換算調整額14,516△2714,489在外営業活動体の
為替換算差額
有価証券の未実現損益△2,035△1△2,036有価証券の未実現損益
その他の包括利益合計12,527△27512,252その他の包括利益
-税効果調整後
四半期包括利益49,6492,01751,666四半期包括利益
四半期包括利益の帰属
当社株主に帰属する
四半期包括利益
45,8851,81947,704親会社の所有者
非支配持分帰属包括利益3,7641983,962非支配持分


④ 資本及び包括利益に対する調整に関する注記
A. 表示組替
表示組替に含まれる主な項目は次のとおりです。
(金融債権の表示)
米国基準では、小売金融に付随して提供する優遇金利相当額を負債として計上し、金融債権と当該負債を総額で表示しております。
一方で、IFRSでは、優遇金利相当額を金融債権の取得対価の一部として取り扱い、債権から減額しております。
(金融資産及び金融負債の表示)
IFRSでは、金融資産及び金融負債を区分掲記することが規定されております。
このため、米国基準においてその他の流動資産に含めていた定期預金やデリバティブ、区分掲記していたその他の投資や長期売掛金及びその他の資産のその他に含めていたデリバティブ等をその他の金融資産として表示しております。また、米国基準において区分掲記していた設備関係支払手形・未払金、その他の流動負債に含めていたデリバティブ及びその他の固定負債に含めていたデリバティブ等をその他の金融負債として表示しております。
(契約資産の表示)
米国基準では、工事進行基準を適用した結果、工事の進行途上において認識した未収入額を受取債権(売掛金)として表示しております。
一方で、IFRSでは、履行義務の充足に合わせて認識した対価に対する権利を契約資産として認識し、当社の対価に対する無条件の権利である営業債権と区分して、その他の流動資産に含めて表示しております。
B. 開発活動に係る支出の資産化
米国基準では、研究開発に係る支出は発生時に費用として認識されます。
一方で、IFRSでは、研究開発に係る支出のうち資産の認識要件を満たす開発活動に係るものについては無形資産として認識し、見積耐用年数にわたって定額法により償却されます。
C. のれんの減損
米国基準では、のれんの減損テストについて、のれんを含む報告単位の公正価値とのれんを含むその帳簿価額を比較します。報告単位の公正価値が帳簿価額を下回る場合には、のれんの公正価値を算出し、当該公正価値がのれんの帳簿価額を下回る場合には、差額はのれんの減損損失として認識されます。
一方で、IFRSでは、のれんを含む資金生成単位の帳簿価額がその回収可能価額を超過する場合に、その超過額は減損損失として認識されます。のれんを含む資金生成単位で発生した減損損失については、最初にのれんを減損し、残額がある場合には資金生成単位内のその他の資産に対して減損損失が認識されます。
移行日において、各資金生成単位について減損テストを実施した結果、回収可能価額がのれんを含む帳簿価額を下回ったことから、機械事業にて、のれん3,982百万円、有形固定資産149百万円及び無形資産1,439百万円の減損損失を認識しております。
なお、回収可能価額は使用価値に基づき算定しており、使用価値は、経営者が承認した5年度分の事業計画及び各資金生成単位が属する市場成長率を基礎としたキャッシュ・フローの見積額を、各資金生成単位の税引前の加重平均資本コスト(主に7.5%)により現在価値に割引いて算定しております。
D. 退職後給付
米国基準では、確定給付制度による退職後給付について、勤務費用、利息費用及び期待運用収益は純損益として認識されます。また、確定給付制度による退職後給付から生じる数理計算上の差異及び過去勤務費用のうち、当期の退職給付費用の構成要素として認識されなかった部分は税効果調整後の金額でその他の包括損益累計額として認識され、その後、将来の一定期間にわたり退職給付費用の構成要素として純損益で認識されます。
一方で、IFRSでは、確定給付制度による退職後給付について、当期勤務費用及び過去勤務費用は純損益として認識され、純利息費用は確定給付に係る負債または資産の純額に割引率を乗じた金額が純損益として認識されます。また、確定給付制度が積立超過となる場合には制度からの返還または将来掛金の減額という利用可能な将来の経済的便益の現在価値が資産上限額となります。
この結果、前第3四半期連結会計期間末において、その他の資本の構成要素が309百万円増加、その他の非流動資産が2,334百万円減少、退職給付に係る負債が105百万円増加しております。また、前第3四半期連結累計期間及び前第3四半期連結会計期間において、売上原価がそれぞれ1,051百万円、434百万円、販売費及び一般管理費がそれぞれ508百万円、169百万円増加しております。
加えて、確定給付に係る負債または資産の純額の再測定は税効果調整後の金額でその他の包括利益として認識されます。当社は当該金額について、発生時にその他の資本の構成要素から純損益を通さずに直接利益剰余金に振替えております。
この結果、前第3四半期連結会計期間末において、その他の資本の構成要素が25,317百万円増加しております。
E. 在外営業活動体の為替換算差額
当社はIFRS第1号の免除規定を適用し、移行日現在のすべての在外営業活動体の為替換算差額の累計額をゼロとみなすことを選択しております。
この結果、前第3四半期連結会計期間末において、その他の資本の構成要素が26,009百万円減少しております。
F. 収益認識
米国基準では、値引き、購入量に応じた割戻し等について、当社が関連する売上高を認識した時点または関連するインセンティブ・プログラムが提示された時点のいずれか遅い方の時点で、提示されているインセンティブ・プログラムに基づいて認識・測定されます。
一方で、IFRSでは、当社が履行義務を充足した時点で、過去、現在及び予想を含む合理的に利用可能なすべての情報を用いて、当社が権利を得る対価の金額を見積ることにより認識・測定されます。
この結果、前第3四半期連結会計期間末において、その他の流動負債が775百万円減少しております。また、前第3四半期連結累計期間及び前第3四半期連結会計期間において、売上高がそれぞれ7,001百万円、1,682百万円増加しております。
加えて、米国基準では、工事請負契約のうち短期契約については完成基準により売上高を認識しております。
一方で、IFRSでは、工事請負契約は資産の支配を一定の期間にわたって顧客に移転するものと考えられるため、工事期間の長さにかかわらず、履行義務の充足に係る進捗度に基づき工事期間にわたって売上高が認識されます。
この結果、前第3四半期連結会計期間末において、その他の流動資産が2,297百万円増加し、棚卸資産が1,481百万円減少しております。また、前第3四半期連結累計期間及び前第3四半期連結会計期間において、売上高がそれぞれ3,283百万円減少、1,028百万円増加しており、売上原価がそれぞれ2,101百万円減少、596百万円増加しております。
G. 法人所得税
米国基準では、過去に認識したその他の包括損益に係る繰延税金資産及び繰延税金負債に対する事後の変動は、純損益として認識されます。
一方で、IFRSでは、過去に認識したその他の包括利益に係る繰延税金資産及び繰延税金負債に対する事後の変動は、その他の包括利益として認識されます。
この結果、前第3四半期連結会計期間末において、その他の資本の構成要素が20,912百万円増加しております。
加えて、米国基準では、連結会社間の未実現利益の消去に伴う税効果について、売却側の税率に基づいて繰延税金資産として計上しております。
一方で、IFRSでは、これらの税効果について、購入側の資産の一時差異として購入側の税率に基づいて繰延税金資産を計上しております。
この結果、前第3四半期連結会計期間末において、繰延税金資産(繰延税金負債との純額)が209百万円増加しております。また、前第3四半期連結累計期間及び前第3四半期連結会計期間において、法人所得税がそれぞれ536百万円、244百万円減少しております。
H. 利益剰余金
米国基準からIFRSへの調整による利益剰余金への影響(税効果調整後)は次のとおりです。
(単位:百万円)
前第3四半期
連結会計期間末
(2017年9月30日)
開発活動に係る支出の資産化4,225
のれんの減損△4,639
退職後給付△27,231
在外営業活動体の為替換算差額26,009
収益認識1,139
法人所得税△21,163
その他△1,818
利益剰余金への影響△23,478

⑤ 前第3四半期連結累計期間(自 2017年1月1日 至 2017年9月30日)及び前連結会計年度(自 2017年1月1日
至 2017年12月31日)の連結キャッシュ・フロー計算書に対する調整
米国基準では、研究開発に係る支出を営業活動によるキャッシュ・フローに区分しております。
一方で、IFRSでは、資産の認識要件を満たす開発活動に係る支出については投資活動によるキャッシュ・フローとして区分しております。
また、米国基準では、金融債権の増加と回収を投資活動によるキャッシュ・フローに区分しております。
一方で、IFRSでは、営業活動によるキャッシュ・フローとして区分しております。
※14 要約四半期連結財務諸表の承認
要約四半期連結財務諸表は、2018年11月9日に親会社代表取締役社長 木股昌俊及び取締役専務執行役員企画本部長 木村茂によって承認されております。

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  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
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