有価証券報告書-第134期(2023/01/01-2023/12/31)
※18 保険契約
(1) 一般的な測定方法を適用している保険契約
残存カバーに係る負債及び発生保険金に係る負債の変動は次のとおりです。
将来キャッシュ・フローの現在価値の見積り、非金融リスクに係るリスク調整及び契約上のサービス・マージンの変動は次のとおりです。
保険収益の内訳は次のとおりです。
契約上のサービス・マージンに係る純損益の認識予想時期別の内訳は次のとおりです。
保険契約の測定には、境界線内のすべての将来キャッシュ・フローを含めており、実績に関する過去データに基づいて現在の状況を反映させるように見積っております。将来キャッシュ・フローの見積りに使用する損害率は、受領した保険料に対する保険金の支払割合の過去の実績に基づいて算定しております。
将来キャッシュ・フローの現在価値の算定に際しては、ボトムアップ・アプローチにより、流動性のある無リスクのイールド・カーブを、当該イールド・カーブの基礎となる金融商品の流動性特性と保険契約の流動性特性との相違を反映するように調整することで算定した割引率を使用しております。
非金融リスクに係るリスク調整の見積りについては、キャッシュ・フローの不確実な金額及び時期から生じる非金融リスクの負担に対する報酬を反映して算定しており、信頼水準技法を使用しております。前年度及び当年度に使用した信頼水準はともに75%です。
契約上のサービス・マージンの解放額の算定に用いるカバー単位については、保険契約に基づいて提供される給付の量とカバーの予想期間を考慮して決定しております。当社は、保険契約期間内の年度ごとに想定される保険金の最大請求額に基づいてカバー単位を算定しております。
当社の保険契約に係るリスクの概要及びその管理状況は次のとおりです。
(保険リスク)
当社の保険契約は、北米におけるディーラーや最終ユーザーが所有する当社製品に関連して発生した物理的損害に対して支払われる保険金を補償することで重大な保険リスクを当社が引受ける再保険契約であり、当社は保険リスク、すなわち保険金請求の金額、時期及び不確実性から生じるリスクに晒されております。当社は新規引受及び損害の発生状況を継続的にモニタリングし、収支分析や将来収支予測を行い、必要に応じて保険料率の改訂等を行うことで保険リスクを管理しております。
なお、当社の保険契約は当社製品に係る多数のディーラーまたは小口の最終ユーザーに係る再保険契約であり、特定顧客との取引に著しく集中する状況にはありません。
(市場リスク)
当社は、将来キャッシュ・フローの現在価値の算定に際して、流動性のある無リスクのイールド・カーブを、当該イールド・カーブの基礎となる金融商品の流動性特性と保険契約の流動性特性との相違を反映するように調整した割引率を使用しております。
割引率については、合理的な範囲で変動があった場合においても重要な影響が発生する可能性は低いと判断しております。
(流動性リスク)
当社は債務の履行が困難になるという流動性リスクにさらされております。
当社は法令または規制当局が設定する要件に準拠して、資本金及び剰余金、現金及び現金同等物並びに投資残高について適切な水準を維持し、キャッシュ・フローの計画と実績をモニタリングすることにより、流動性リスクを管理しております。
残存する契約上の割引前の正味キャッシュ・フロー(△キャッシュ・インフロー)の満期別の内訳は次のとおりです。
(2) 保険料配分アプローチを適用している保険契約
残存カバーに係る負債及び発生保険金に係る負債の変動は次のとおりです。
なお、当該保険契約の残高は連結財政状態計算書のその他の流動資産に含めて表示しております。
保険料配分アプローチを用いて測定している保険契約は、親会社が保険契約者となっている第三者との間の保険契約に関連して、当該第三者に対して連結子会社が発行する再保険契約です。当該再保険契約は当社の顧客を対象とするものではないため、関連する保険収益及び保険サービス費用は、連結損益計算書上、その他の収益及びその他の費用に含めて表示しており、基礎となる保険契約に係る支払保険料及び受取保険金は概ね同額を販売費及び一般管理費に含めて表示しております。
(1) 一般的な測定方法を適用している保険契約
残存カバーに係る負債及び発生保険金に係る負債の変動は次のとおりです。
| (単位:百万円) |
| 前年度 (自 2022年1月1日 至 2022年12月31日) | 当年度 (自 2023年1月1日 至 2023年12月31日) | |||||
| 残存カバー に係る負債 | 発生保険金 に係る負債 | 合計 | 残存カバー に係る負債 | 発生保険金 に係る負債 | 合計 | |
| 期首残高(△資産) | 39,690 | 4,751 | 44,441 | 44,916 | 5,876 | 50,792 |
| 保険収益 | △24,519 | - | △24,519 | △30,200 | - | △30,200 |
| 保険サービス費用 | ||||||
| 発生保険金及びその他費用 | - | 15,357 | 15,357 | - | 16,329 | 16,329 |
| 保険獲得キャッシュ・フローの償却 | 4,185 | - | 4,185 | 4,830 | - | 4,830 |
| 過去のサービスに関する変動 | - | △1,187 | △1,187 | - | △3,559 | △3,559 |
| キャッシュ・フロー | ||||||
| 保険料の受取 | 28,396 | - | 28,396 | 34,355 | - | 34,355 |
| 保険獲得キャッシュ・フローの支払 | △7,383 | - | △7,383 | △8,932 | - | △8,932 |
| 保険金及びその他費用の支払 | - | △13,668 | △13,668 | - | △15,563 | △15,563 |
| 保険金融収益または費用(△収益) | △1,651 | △127 | △1,778 | △297 | 161 | △136 |
| その他 | 6,198 | 750 | 6,948 | 3,036 | 381 | 3,417 |
| 期末残高(△資産) | 44,916 | 5,876 | 50,792 | 47,708 | 3,625 | 51,333 |
将来キャッシュ・フローの現在価値の見積り、非金融リスクに係るリスク調整及び契約上のサービス・マージンの変動は次のとおりです。
| (単位:百万円) |
| 将来キャッ シュ・フロー の見積り | 非金融リスク に係る リスク調整 | 契約上の サービス・ マージン | 合計 | |
| 2022年1月1日残高(△資産) | 24,953 | 3,383 | 16,105 | 44,441 |
| 将来のサービスに関する変動 | ||||
| 契約上のサービス・マージンの修正を 伴う見積りの変更 | △9,710 | 1,060 | 8,650 | - |
| 現在のサービスに関する変動 | ||||
| サービスの移転に伴って純損益に認識 した契約上のサービス・マージン | - | - | △7,619 | △7,619 |
| 将来及び過去のサービスに関連しない 非金融リスクに係るリスク調整の変動 | - | △913 | - | △913 |
| 実績調整 | 3,555 | - | - | 3,555 |
| 過去のサービスに関する変動 | △1,088 | △99 | - | △1,187 |
| キャッシュ・フロー | ||||
| 保険料の受取 | 28,396 | - | - | 28,396 |
| 保険獲得キャッシュ・フローの支払 | △7,383 | - | - | △7,383 |
| 保険金及びその他費用の支払 | △13,668 | - | - | △13,668 |
| 保険金融収益または費用(△収益) | △2,108 | △198 | 528 | △1,778 |
| その他 | 3,877 | 527 | 2,544 | 6,948 |
| 2022年12月31日残高(△資産) | 26,824 | 3,760 | 20,208 | 50,792 |
| 将来のサービスに関する変動 | ||||
| 契約上のサービス・マージンの修正を 伴う見積りの変更 | △21,470 | 5,004 | 16,466 | - |
| 現在のサービスに関する変動 | ||||
| サービスの移転に伴って純損益に認識 した契約上のサービス・マージン | - | - | △6,609 | △6,609 |
| 将来及び過去のサービスに関連しない 非金融リスクに係るリスク調整の変動 | - | △1,240 | - | △1,240 |
| 実績調整 | △1,192 | - | - | △1,192 |
| 過去のサービスに関する変動 | △3,027 | △532 | - | △3,559 |
| キャッシュ・フロー | ||||
| 保険料の受取 | 34,355 | - | - | 34,355 |
| 保険獲得キャッシュ・フローの支払 | △8,932 | - | - | △8,932 |
| 保険金及びその他費用の支払 | △15,563 | - | - | △15,563 |
| 保険金融収益または費用(△収益) | △271 | △378 | 513 | △136 |
| その他 | 1,701 | 273 | 1,443 | 3,417 |
| 2023年12月31日残高(△資産) | 12,425 | 6,887 | 32,021 | 51,333 |
保険収益の内訳は次のとおりです。
| (単位:百万円) |
| 前年度 (自 2022年1月1日 至 2022年12月31日) | 当年度 (自 2023年1月1日 至 2023年12月31日) | |
| 残存カバーに係る負債の変動 | ||
| 期首に見込んでいた保険サービス費用 | 11,661 | 17,200 |
| 非金融リスクに係るリスク調整 | 1,054 | 1,561 |
| サービスの移転に伴って純損益に認識した 契約上のサービス・マージン | 7,619 | 6,609 |
| 保険獲得キャッシュ・フローの回収に関連する 部分の配分 | 4,185 | 4,830 |
| 計 | 24,519 | 30,200 |
契約上のサービス・マージンに係る純損益の認識予想時期別の内訳は次のとおりです。
| (単位:百万円) |
| 1年以内 | 1年超 2年以内 | 2年超 3年以内 | 3年超 4年以内 | 4年超 5年以内 | 5年超 | 合計 | |
| 前年度(2022年12月31日) | 6,163 | 5,416 | 4,264 | 2,667 | 1,354 | 344 | 20,208 |
| 当年度(2023年12月31日) | 7,877 | 8,390 | 5,988 | 4,419 | 2,882 | 2,465 | 32,021 |
保険契約の測定には、境界線内のすべての将来キャッシュ・フローを含めており、実績に関する過去データに基づいて現在の状況を反映させるように見積っております。将来キャッシュ・フローの見積りに使用する損害率は、受領した保険料に対する保険金の支払割合の過去の実績に基づいて算定しております。
将来キャッシュ・フローの現在価値の算定に際しては、ボトムアップ・アプローチにより、流動性のある無リスクのイールド・カーブを、当該イールド・カーブの基礎となる金融商品の流動性特性と保険契約の流動性特性との相違を反映するように調整することで算定した割引率を使用しております。
非金融リスクに係るリスク調整の見積りについては、キャッシュ・フローの不確実な金額及び時期から生じる非金融リスクの負担に対する報酬を反映して算定しており、信頼水準技法を使用しております。前年度及び当年度に使用した信頼水準はともに75%です。
契約上のサービス・マージンの解放額の算定に用いるカバー単位については、保険契約に基づいて提供される給付の量とカバーの予想期間を考慮して決定しております。当社は、保険契約期間内の年度ごとに想定される保険金の最大請求額に基づいてカバー単位を算定しております。
当社の保険契約に係るリスクの概要及びその管理状況は次のとおりです。
(保険リスク)
当社の保険契約は、北米におけるディーラーや最終ユーザーが所有する当社製品に関連して発生した物理的損害に対して支払われる保険金を補償することで重大な保険リスクを当社が引受ける再保険契約であり、当社は保険リスク、すなわち保険金請求の金額、時期及び不確実性から生じるリスクに晒されております。当社は新規引受及び損害の発生状況を継続的にモニタリングし、収支分析や将来収支予測を行い、必要に応じて保険料率の改訂等を行うことで保険リスクを管理しております。
なお、当社の保険契約は当社製品に係る多数のディーラーまたは小口の最終ユーザーに係る再保険契約であり、特定顧客との取引に著しく集中する状況にはありません。
(市場リスク)
当社は、将来キャッシュ・フローの現在価値の算定に際して、流動性のある無リスクのイールド・カーブを、当該イールド・カーブの基礎となる金融商品の流動性特性と保険契約の流動性特性との相違を反映するように調整した割引率を使用しております。
割引率については、合理的な範囲で変動があった場合においても重要な影響が発生する可能性は低いと判断しております。
(流動性リスク)
当社は債務の履行が困難になるという流動性リスクにさらされております。
当社は法令または規制当局が設定する要件に準拠して、資本金及び剰余金、現金及び現金同等物並びに投資残高について適切な水準を維持し、キャッシュ・フローの計画と実績をモニタリングすることにより、流動性リスクを管理しております。
残存する契約上の割引前の正味キャッシュ・フロー(△キャッシュ・インフロー)の満期別の内訳は次のとおりです。
| (単位:百万円) |
| 1年以内 | 1年超 2年以内 | 2年超 3年以内 | 3年超 4年以内 | 4年超 5年以内 | 5年超 | 合計 | |
| 前年度(2022年12月31日) | △817 | 12,055 | 8,610 | 5,353 | 3,085 | 2,129 | 30,415 |
| 当年度(2023年12月31日) | △11,473 | △12,842 | 16,807 | 10,895 | 6,925 | 6,550 | 16,862 |
(2) 保険料配分アプローチを適用している保険契約
残存カバーに係る負債及び発生保険金に係る負債の変動は次のとおりです。
| (単位:百万円) |
| 前年度 (自 2022年1月1日 至 2022年12月31日) | 当年度 (自 2023年1月1日 至 2023年12月31日) | |||||
| 残存カバー に係る負債 | 発生保険金 に係る負債 | 合計 | 残存カバー に係る負債 | 発生保険金 に係る負債 | 合計 | |
| 期首残高(△資産) | - | - | - | - | - | - |
| 保険収益 | - | - | - | △15,931 | - | △15,931 |
| 保険サービス費用 | ||||||
| 発生保険金及びその他費用 | - | - | - | - | 8,397 | 8,397 |
| 保険獲得キャッシュ・フローの償却 | - | - | - | 566 | - | 566 |
| キャッシュ・フロー | ||||||
| 保険料の受取 | - | - | - | 12,765 | - | 12,765 |
| 保険獲得キャッシュ・フローの支払 | - | - | - | △453 | - | △453 |
| 保険金及びその他費用の支払 | - | - | - | - | △5,821 | △5,821 |
| 期末残高(△資産) | - | - | - | △3,053 | 2,576 | △477 |
なお、当該保険契約の残高は連結財政状態計算書のその他の流動資産に含めて表示しております。
保険料配分アプローチを用いて測定している保険契約は、親会社が保険契約者となっている第三者との間の保険契約に関連して、当該第三者に対して連結子会社が発行する再保険契約です。当該再保険契約は当社の顧客を対象とするものではないため、関連する保険収益及び保険サービス費用は、連結損益計算書上、その他の収益及びその他の費用に含めて表示しており、基礎となる保険契約に係る支払保険料及び受取保険金は概ね同額を販売費及び一般管理費に含めて表示しております。