四半期報告書-第113期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)経営成績の状況の分析
当第2四半期累計期間(2023年4月1日~2023年9月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症が感染症法上の5類に移行され、世界中もウィズコロナへの移行拡大により経済活動の正常化が進み、日本国内の景気回復が期待される状況となっております。一方海外では、ウクライナ情勢による原材料価格やエネルギー価格の高止まり、米国をはじめとする世界各国の経済金融政策、諸外国での国内紛争、円安の進行等による様々な影響を引続き注視する必要がある状況であります。
鋳造業界をとりまく経営環境は、産業機械関連向け需要及び自動車向け需要ともに横ばいの基調で推移しました。主原料である鉄スクラップ価格は高止まり傾向を続けており、とりわけ銑鉄におきましては、資源価格高騰に伴い年平均で昨年比約50%高騰したまま推移しました。また、鋳物副資材価格、電力等のエネルギー価格高騰に加えて輸送費等も高騰を続けており、極めて厳しい状況にあります。
このような経営環境の中で、当社の2024年3月期第2四半期累計期間の業績は、売上高は2,958百万円(前年同期比450百万円増、17.9%増)となりました。利益面につきましては、営業利益212百万円(前年同期営業損失152百万円)、経常利益252百万円(前年同期経常損失95百万円)、四半期純利益199百万円(前年同四半期純損失59百万円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。当第2四半期より、定款の変更に伴い、発電・売電事業を主要な営業活動の一つとして位置づけたことにより、鋳物事業と不動産賃貸事業と発電・売電事業の3つのセグメントに区分いたしました。
①鋳物事業
売上高は、産業機械関連向けの部品をはじめとして全ての部品が大きく増加したことにより2,864百万円(前年同期比424百万円増、17.4%増)となりました。利益面につきましては、生産性向上及び製造諸経費の削減等、収益改善に努め、営業利益は165百万円(前年同期営業損失180百万円)となりました。
②不動産賃貸事業
売上高は66百万円(前年同期比1百万円減、2.4%減)となりました。営業利益は、28百万円(前年同期比0百万円増、1.6%増)となりました。
③発電・売電事業
売上高は27百万円となりました。営業利益は19百万円となりました。
(2)財政状態の状況の分析
当第2四半期末における総資産は、8,756百万円(前年度末比439百万円の増加)となりました。
流動資産は、現金及び預金の増加919百万円、受取手形及び売掛金の減少152百万円、電子記録債権の減少29百万円等により4,276百万円(前年度末比773百万円の増加)となりました。
固定資産は、建物及び構築物の減少17百万円、機械装置及び運搬具の増加118百万円、建設仮勘定の増加54百万円等により、4,479百万円(前年度末比334百万円の減少)となりました。
流動負債は、支払手形及び買掛金の減少361百万円、電子記録債務の増加626百万円等により、2,279百万円(前年度末比414百万円の増加)となりました。
固定負債は、長期借入金の減少255百万円等により3,096百万円(前年度末比200百万円の減少)となりました。
純資産の残高は、3,380百万円(前年度末比225百万円の増加)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物の四半期末残高は、前事業年度末に比べ919百万円増加し、2,197百万円となりました。
「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、723百万円(前年同期比623百万円の増加)の収入となりました。主な内訳は税引前四半期純利益308百万円、売上債権の減少182百万円、仕入債務の増加額269百万円等であります。
「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、392百万円の収入(前年同期207百万円の支出)となりました。これは有形固定資産の取得による支出92百万円、投資有価証券の取得による支出293百万円および投資有価証券の売却による収入846百万円が主なものであります。
「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、196百万円の支出(前年同期304百万円の収入)となりました。これは短期借入金の純増額96百万円、長期借入れによる収入65百万円および長期借入金の返済による支出345百万円が主なものであります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第2四半期累計期間において、当社の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定に重要な変更はありません。
(5) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社の経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。
(6) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(7) 研究開発活動
該当事項はありません。
(8) 経営成績に重要な影響を与える要因
当社を取り巻く環境は、主要取引先である小型建設機械業界、自動車業界の受注が激減することにより、当社の操業度の大幅な低下を招くことがあります。それにより、収益の大幅な減少を余儀なくされ、当社の経営に与える影響が非常に大きいと認識しております。
(9) 主要な設備
該当事項はありません。