当社及び連結子会社(以下「当社グループ」という。)が属するステンレス鋼線業界は、世界的な自動車生産・販売の減少などの影響で、業界出荷数量は前年同期比減少となりました。LMEニッケル価格については、インドネシアにおけるニッケル鉱石の禁輸措置などによりポンド当たり8ドル超まで騰勢を強めましたが、その後中国を中心とする世界景気の後退感が増して軟調に推移、第3四半期末には6ドル台前半まで落ち込みました。
このような状況の中、当社グループでは連結経常利益55億円、連結ROS及び同ROA10%以上などを経営目標とする『第14次中期計画(NSR20)』(最終年度2021年3月期)の達成に向け、収益の向上に取り組んでまいりました。
主力のステンレス鋼線部門は、ステンレス鋼線市場全体の需要動向の減少傾向が続き減産を余儀なくされました。また金属繊維部門ではナスロンフィルターは減収、超精密ガスフィルター(ナスクリーン)は半導体需要が回復基調となり、販売数量は持ち直しつつあります。その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は261億80百万円(前年同期比11.7%減)となりました。
2020/02/07 9:13