有価証券報告書-第129期(2024/04/01-2025/03/31)
(重要な会計上の見積り)
関連会社である富通昭和線纜(杭州)有限公司に対する投融資の評価
⑴当事業年度の財務諸表に計上した金額
関連会社である富通昭和線纜(杭州)有限公司(以下、FSH社)に対する投融資について、当事業年度に計上した費用および損失は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
(単位:百万円)
(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
① 当事業年度の財務諸表に計上した金額の算出方法
市場価格のない関係会社出資金は、取得価額をもって貸借対照表価額としておりますが、当該会社の財政状態の悪化により、実質価額が取得価額に比べ著しく下落したときには、将来の事業計画等により回復可能性が裏付けられる場合を除き減損処理を行っております。また、関係会社長期貸付金については債務者の財政状態等に応じて回収不能見込額を貸倒引当金として計上しております。
FSH社の親会社である富通集団有限公司(保有割合51% 以下、FT社)が中国国内の光事業の低迷に伴い経営状況が悪化したことを受けて、当社の連結決算においてFSH社が計上しているFT社グループ債権の貸倒リスクを勘案し、当該債権全額について貸倒引当金を計上しております。その結果、FSH社が実質的には債務超過であり、将来の回復可能性が裏付けられなかったことから、関係会社出資金の全額を減損処理するとともに関係会社長期貸付金の全額について貸倒引当金を計上しております。
② 当事業年度の財務諸表に計上した金額の算出に用いた主要な仮定
当事業年度末におけるFSH社、FT社の返済能力に関する評価を主要な仮定としております。なお、両社の返済能力に関する評価にあたっては、当社が実施したFSH社、FT社へのヒアリング結果、当社が入手した外部情報、当社が両社の財政状態を評価するために利用した外部専門家から入手した評価結果を利用しております。
③ 翌事業年度の財務諸表に与える影響
関係会社出資金及び関係会社長期貸付金の評価に当たっては、現時点における最善の見積りであるものの、見積りに用いた仮定には不確実性があります。今後のFSH社、FT社の返済能力に関する新たな情報や経済状況等の変化が生じ、回収可能性を見直した結果、翌事業年度の財務諸表に計上する貸倒引当金の金額に影響を与える可能性がありますが、当事業年度末において、FSH社に対する関係会社長期貸付金に対して全て貸倒引当金を計上していることから、翌事業年度において損失の発生は見込んでおりません。
関連会社である富通昭和線纜(杭州)有限公司に対する投融資の評価
⑴当事業年度の財務諸表に計上した金額
関連会社である富通昭和線纜(杭州)有限公司(以下、FSH社)に対する投融資について、当事業年度に計上した費用および損失は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 損益計算書 計上額 | |
| 貸倒引当金繰入額(営業外費用) | 2,990 |
| 関係会社出資金評価損(特別損失) | 2,717 |
(単位:百万円)
| 貸借対照表 計上額 | |
| 投資その他の資産「関係会社出資金」 | - |
| 投資その他の資産「関係会社長期貸付金」 | 2,990 |
| 投資その他の資産「貸倒引当金」 | △2,990 |
(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
① 当事業年度の財務諸表に計上した金額の算出方法
市場価格のない関係会社出資金は、取得価額をもって貸借対照表価額としておりますが、当該会社の財政状態の悪化により、実質価額が取得価額に比べ著しく下落したときには、将来の事業計画等により回復可能性が裏付けられる場合を除き減損処理を行っております。また、関係会社長期貸付金については債務者の財政状態等に応じて回収不能見込額を貸倒引当金として計上しております。
FSH社の親会社である富通集団有限公司(保有割合51% 以下、FT社)が中国国内の光事業の低迷に伴い経営状況が悪化したことを受けて、当社の連結決算においてFSH社が計上しているFT社グループ債権の貸倒リスクを勘案し、当該債権全額について貸倒引当金を計上しております。その結果、FSH社が実質的には債務超過であり、将来の回復可能性が裏付けられなかったことから、関係会社出資金の全額を減損処理するとともに関係会社長期貸付金の全額について貸倒引当金を計上しております。
② 当事業年度の財務諸表に計上した金額の算出に用いた主要な仮定
当事業年度末におけるFSH社、FT社の返済能力に関する評価を主要な仮定としております。なお、両社の返済能力に関する評価にあたっては、当社が実施したFSH社、FT社へのヒアリング結果、当社が入手した外部情報、当社が両社の財政状態を評価するために利用した外部専門家から入手した評価結果を利用しております。
③ 翌事業年度の財務諸表に与える影響
関係会社出資金及び関係会社長期貸付金の評価に当たっては、現時点における最善の見積りであるものの、見積りに用いた仮定には不確実性があります。今後のFSH社、FT社の返済能力に関する新たな情報や経済状況等の変化が生じ、回収可能性を見直した結果、翌事業年度の財務諸表に計上する貸倒引当金の金額に影響を与える可能性がありますが、当事業年度末において、FSH社に対する関係会社長期貸付金に対して全て貸倒引当金を計上していることから、翌事業年度において損失の発生は見込んでおりません。