有価証券報告書-第56期(平成31年3月1日-令和2年2月29日)

【提出】
2020/05/28 9:01
【資料】
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【項目】
133項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループは、主に電線の製造販売事業を行うための設備投資計画に照らして、必要な資金(主に銀行借入)を調達しております。一時的な余資は安全性の高い金融資産で運用し、また、短期的な運転資金を銀行借入により調達しております。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である受取手形及び売掛金並びに電子記録債権は、顧客の信用リスクに晒されております。投資有価証券は、主に取引先企業との業務に関連する株式であり、市場価格の変動リスクに晒されております。
営業債務である支払手形及び買掛金、電子記録債務並びに未払金は、すべて1年以内の支払期日であります。借入金の使途として、運転資金を短期で、設備投資資金を長期で調達しております。
営業債務、未払金及び借入金は、資金調達に係る流動性リスクに晒されておりますが、当社グループにおいて月次資金繰計画を作成して、資金の状況を管理しております。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
社内規程等に従い、営業債権について、営業担当者が主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引先相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。
② 市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
投資有価証券については、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。
③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
各部署からの報告に基づき経理部が適時に資金繰計画を作成・更新すると共に、手許流動性の維持などにより流動性リスクを管理しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
前連結会計年度(2019年2月28日)
連結貸借対照表計上額
(千円)
時価(千円)差額(千円)
(1)現金及び預金511,541511,541-
(2)受取手形及び売掛金1,694,4711,694,471-
(3)電子記録債権274,813274,813-
(4)投資有価証券
その他有価証券79,64679,646-
資産計2,560,4722,560,472-
(1)支払手形及び買掛金498,153498,153-
(2)電子記録債務444,382444,382-
(3)短期借入金1,200,0001,200,000-
(4)1年内返済予定の長期借入金680,000680,000-
(5)未払金82,72582,725-
負債計2,905,2622,905,262-

当連結会計年度(2020年2月29日)
連結貸借対照表計上額
(千円)
時価(千円)差額(千円)
(1)現金及び預金310,377310,377-
(2)受取手形及び売掛金1,889,8461,889,846-
(3)電子記録債権291,969291,969-
(4)投資有価証券
その他有価証券82,53282,532-
資産計2,574,7252,574,725-
(1)支払手形及び買掛金431,958431,958-
(2)電子記録債務441,411441,411-
(3)短期借入金750,000750,000-
(4)未払金94,41294,412-
(5)長期借入金2,100,5542,095,686△4,867
負債計3,818,3383,813,470△4,867

(注)1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
資 産
(1)現金及び預金、(2)受取手形及び売掛金、(3)電子記録債権
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(4)投資有価証券
時価について、株式は取引所の価格によっております。
また、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については、「有価証券関係」をご参照ください。
負 債
(1)支払手形及び買掛金、(2)電子記録債務、(3)短期借入金、(4)未払金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(5)長期借入金
長期借入金の時価については、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。
なお、長期借入金の中には1年以内返済予定の長期借入金110,000千円が含まれております。
2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
長期預り保証金(30,981千円)については、返還時期の見積りが困難であり、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上記表に含めておりません。
3.金銭債権の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2019年2月28日)
1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超
10年以内
(千円)
10年超
(千円)
現金及び預金511,541---
受取手形及び売掛金1,694,471---
電子記録債権274,813---
合計2,480,826---

当連結会計年度(2020年2月29日)
1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超
10年以内
(千円)
10年超
(千円)
現金及び預金310,377---
受取手形及び売掛金1,889,846---
電子記録債権291,969---
合計2,492,193---

4.借入金の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(2019年2月28日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
短期借入金1,200,000-----
長期借入金680,000-----
合計1,880,000-----

当連結会計年度(2020年2月29日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
短期借入金750,000-----
長期借入金110,000127,500127,500127,500552,5001,055,554
合計860,000127,500127,500127,500552,5001,055,554