有価証券報告書-第162期(2025/04/01-2026/03/31)
④ 指標と目標
当社グループは気候関連のリスク・機会を評価・管理する際に使用する指標と目標として、2022年5月に「2050年のカーボンニュートラル達成」を長期目標として公表すると共に、その実現に向けたマイルストーンとして短期・中期のCO₂排出量削減目標も併せて策定しました。
短期目標である第6次中期経営計画(2022年度~2024年度)において、2020年度比20%削減に向けた取り組みとして、2024年度には当社グループの主要な工場や事業所における使用電力の再生可能エネルギー由来の電力への切り替えを完了しました。また、あわせて設置可能な範囲で太陽光発電設備の設置も完了しました。
これらの取り組みの結果、2024年度のCO₂排出量は2020年度比31%削減となり、当初の短期目標を達成いたしました。
スコープ3の排出量は、カテゴリ1の購入した製品サービスの割合が高くなっています。当社グループが提供する橋梁やシステム建築および土木製品では、鋼材、コンクリート、塗料などを主要な原材料として多く使用しています。これらの原材料の購入によるCO₂排出量を低減することがカーボンニュートラルの実現のための重要な課題となっています。原材料のCO₂削減はそれぞれのサプライヤーの技術革新による新技術の活用に努めることを方針としてサプライヤーと認識を共有しています。鋼材メーカーが販売を始めたグリーンスチールは、将来的な製鉄の技術革新へつながる技術の1つであり、当社グループで国内橋梁に初めて適用させることになりました。発注者とは業界団体を通じて意見交換を行っており、新技術活用によるCO₂削減の方針を確認しています。現在の課題としては、新技術導入の効果と必要となるコストの評価方法の整備や、当社が提供する製品のライフサイクルでのCO₂削減の実践が挙げられます。発注者、サプライヤーおよび製品の利用者とも協働して、新技術の活用を積極的に進めるとともに、課題の解決にも取り組んでいきます。
(注)前述の通り、2026年3月の株式会社ビーアールホールディングスの連結子会社化に伴い、グループ全体の排出量管理体制の再構築を進めております。そのため、本項の指標には同社の数値は反映されておりません。2025年度の両社の実績については、2026年9月発行の統合報告書にて公表いたします。
CO₂排出量削減目標
CO₂排出量実績推移(単位:t-CO₂)
*2022年度から、購入電力の一部のCO₂削減プランへの切替え、および事業所・工場における太陽光発電設備(PV)の設置を進め、スコープ2排出量を大幅に削減
** スコープ3では、カテゴリ1(購入した製品サービス)の占める割合が高く87%の割合を占めています。
当社グループは気候関連のリスク・機会を評価・管理する際に使用する指標と目標として、2022年5月に「2050年のカーボンニュートラル達成」を長期目標として公表すると共に、その実現に向けたマイルストーンとして短期・中期のCO₂排出量削減目標も併せて策定しました。
短期目標である第6次中期経営計画(2022年度~2024年度)において、2020年度比20%削減に向けた取り組みとして、2024年度には当社グループの主要な工場や事業所における使用電力の再生可能エネルギー由来の電力への切り替えを完了しました。また、あわせて設置可能な範囲で太陽光発電設備の設置も完了しました。
これらの取り組みの結果、2024年度のCO₂排出量は2020年度比31%削減となり、当初の短期目標を達成いたしました。
スコープ3の排出量は、カテゴリ1の購入した製品サービスの割合が高くなっています。当社グループが提供する橋梁やシステム建築および土木製品では、鋼材、コンクリート、塗料などを主要な原材料として多く使用しています。これらの原材料の購入によるCO₂排出量を低減することがカーボンニュートラルの実現のための重要な課題となっています。原材料のCO₂削減はそれぞれのサプライヤーの技術革新による新技術の活用に努めることを方針としてサプライヤーと認識を共有しています。鋼材メーカーが販売を始めたグリーンスチールは、将来的な製鉄の技術革新へつながる技術の1つであり、当社グループで国内橋梁に初めて適用させることになりました。発注者とは業界団体を通じて意見交換を行っており、新技術活用によるCO₂削減の方針を確認しています。現在の課題としては、新技術導入の効果と必要となるコストの評価方法の整備や、当社が提供する製品のライフサイクルでのCO₂削減の実践が挙げられます。発注者、サプライヤーおよび製品の利用者とも協働して、新技術の活用を積極的に進めるとともに、課題の解決にも取り組んでいきます。
(注)前述の通り、2026年3月の株式会社ビーアールホールディングスの連結子会社化に伴い、グループ全体の排出量管理体制の再構築を進めております。そのため、本項の指標には同社の数値は反映されておりません。2025年度の両社の実績については、2026年9月発行の統合報告書にて公表いたします。
CO₂排出量削減目標
| 基準年 | 目標年 | 目標 | 実績 | |
| スコープ 1・2 | 2020年度 | 2024年度(第6次中期経営計画期間) | 20%削減 | 31%削減 |
| 2027年度(第7次中期経営計画期間) | 35%削減 | |||
| 2030年度 | 50%削減 | |||
| 2050年度 | カーボンニュートラル | |||
| スコープ 3 | サプライヤーや顧客等の関係者と協力しながら、削減に努める | |||
CO₂排出量実績推移(単位:t-CO₂)
| 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 割合 | |
| スコープ 1 | 2,539 | 4,856 | 4,508 | 5,406 | 5,190 | 1.7% |
| スコープ 2* | 10,779 | 10,647 | 6,241 | 6,844 | 3,987 | 1.3% |
| スコープ 1・2計 | 13,318 | 15,503 | 10,749 | 12,250 | 9,177 | 2.9% |
| 増減率 | 基準年 | +16% | -19% | -8% | -31% | - |
| スコープ 3** | 332,518 | 361,007 | 431,556 | 341,579 | 304,394 | 97.1% |
| スコープ 1・2・3合計 | 345,836 | 376,510 | 442,305 | 353,829 | 313,571 | 100.0% |
*2022年度から、購入電力の一部のCO₂削減プランへの切替え、および事業所・工場における太陽光発電設備(PV)の設置を進め、スコープ2排出量を大幅に削減
** スコープ3では、カテゴリ1(購入した製品サービス)の占める割合が高く87%の割合を占めています。