有価証券報告書-第77期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善を背景に緩やかな回復基調が続きましたが、米国の政策動向や地政学的リスクの高まりもあり、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような状況下におきまして、当連結会計年度の当期売上高は294億4千万円と前連結会計年度比10.2%増加、営業利益は9億5千万円と前連結会計年度比37.2%増加、経常利益は10億9千2百万円と前連結会計年度比95.2%増加、親会社株主に帰属する当期純利益は8億5千9百万円と前連結会計年度比61.7%の増加となりました。
なお、前連結会計年度において非連結子会社であったモリテックスチール(ベトナム)会社を、重要性が増したため、第1四半期連結会計期間より連結の範囲に含めております。
当連結会計年度における各セグメントの概況は、次のとおりです。
(a) 商事部門
特殊帯鋼、普通鋼等を販売しております商事部門では、鋼材価格の値上げ及び自動車をはじめ国内需要が堅調であったことなどの要因により、売上高は169億9千7百万円と前連結会計年度比8.4%増加し、セグメント利益(営業利益)は5億5千1百万円と前連結会計年度比11.3%の減少となりました。
(b) 焼入鋼帯部門、鈑金加工品部門
焼入鋼帯、鈑金加工品を製造販売しております焼入鋼帯部門、鈑金加工品部門では、焼入鋼帯部門につきましては、鋼材価格の値上げ及び自動車をはじめ国内需要が堅調であったことなどの要因により、売上高は15億8千1百万円と前連結会計年度比8.7%増加し、セグメント利益(営業利益)は2億5千1百万円と前連結会計年度比33.8%の増加となりました。鈑金加工品部門につきましては、自動車関連が堅調だったことなどの要因により、売上高は71億9百万円と前連結会計年度比6.8%増加し、セグメント利益(営業利益)は8億8千7百万円と前連結会計年度比21.3%の増加となりました。
(c) 海外事業
海外事業につきましては、新規需要開拓を積極的に推進した結果、売上高は37億5千1百万円と前連結会計年度比28.4%増加し、セグメント利益(営業利益)は3億5百万円と前連結会計年度比12.5%の増加となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末より13億5千6百万円増加し、52億8千6百万円となりました。
当連結会計年度中における各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益を11億4千万円、非資金項目である減価償却費を6億1千6百万円計上したほか、売上債権の増加6億8千2百万円、仕入債務の増加17億4千7百万円、法人税等の支払い1億7千5百万円、たな卸資産の減少1億2千4百万円等により、25億8千6百万円の資金増加となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の取得による支出4億3千1百万円等により、4億7千2百万円の資金減少となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出5億2千5百万円、配当金の支払い2億2千4百万円等により、8億3千万円の資金減少となりました。
③生産、受注及び販売の実績
(a) 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1.金額の算定基準は販売価格によっております。
2.金額には、消費税等は含まれておりません。
(b) 商品仕入実績
当連結会計年度における商品仕入実績を示すと、次のとおりであります。
(注) 1.金額は実際仕入額で算出したものであります。
2.金額には、消費税等は含まれておりません。
(c) 受注実績
当連結会計年度における受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 金額には、消費税等は含まれておりません。
(d) 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。
2.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
3.金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されています。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度における財務状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(a) 財政状態の分析
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は172億7千7百万円となりました。主な内訳は、現金及び預金53億4千万円、受取手形及び売掛金68億5千6百万円、商品及び製品25億6千2百万円であります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産の残高は82億9千万円となりました。主な内訳は、土地14億9千2百万円、建設仮勘定3億4百万円を含む有形固定資産54億6千3百万円、投資有価証券19億5千4百万円であります。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債の残高は99億8千1百万円となりました。主な内訳は、支払手形及び買掛金81億4千2百万円であります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債の残高は20億4千2百万円となりました。主な内訳は、長期借入金4億9千4百万円、退職給付に係る負債7億7千2百万円であります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産の残高は135億4千4百万円となりました。
(b) 経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度における売上高は前連結会計年度に比べ27億2千7百万円増加し、294億4千万円(前年同期比10.2%増)となりました。セグメント別の売上高については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。
(営業利益)
当連結会計年度における営業利益は前連結会計年度に比べ2億5千7百万円増加し、9億5千万円(前年同期比37.2%増)となりました。また、売上高営業利益率は、販売費及び一般管理費の増加抑制により、前連結会計年度比0.6ポイント増加し、3.2%となりました。
(経常利益)
当連結会計年度における経常利益は前連結会計年度に比べ257百万円増加し、10億9千2百万円(前年同期比95.2%増)となりました。また、売上高経常利益率は、前連結会計年度比1.6ポイント増加し、3.7%となりました。海外子会社における為替差益の計上(前年同期は為替差損を計上)などが主な要因です。
(c) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、製品製造に使用する原材料費、労務費、商品仕入、販売費及び一般管理費等であり、設備投資資金需要は、機械設備新設及び改修に係る投資資金であります。
資金調達については、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金のほか、金融機関からの借入による資金調達にて対応しております。
キャッシュ・フローの分析については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善を背景に緩やかな回復基調が続きましたが、米国の政策動向や地政学的リスクの高まりもあり、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような状況下におきまして、当連結会計年度の当期売上高は294億4千万円と前連結会計年度比10.2%増加、営業利益は9億5千万円と前連結会計年度比37.2%増加、経常利益は10億9千2百万円と前連結会計年度比95.2%増加、親会社株主に帰属する当期純利益は8億5千9百万円と前連結会計年度比61.7%の増加となりました。
なお、前連結会計年度において非連結子会社であったモリテックスチール(ベトナム)会社を、重要性が増したため、第1四半期連結会計期間より連結の範囲に含めております。
当連結会計年度における各セグメントの概況は、次のとおりです。
(a) 商事部門
特殊帯鋼、普通鋼等を販売しております商事部門では、鋼材価格の値上げ及び自動車をはじめ国内需要が堅調であったことなどの要因により、売上高は169億9千7百万円と前連結会計年度比8.4%増加し、セグメント利益(営業利益)は5億5千1百万円と前連結会計年度比11.3%の減少となりました。
(b) 焼入鋼帯部門、鈑金加工品部門
焼入鋼帯、鈑金加工品を製造販売しております焼入鋼帯部門、鈑金加工品部門では、焼入鋼帯部門につきましては、鋼材価格の値上げ及び自動車をはじめ国内需要が堅調であったことなどの要因により、売上高は15億8千1百万円と前連結会計年度比8.7%増加し、セグメント利益(営業利益)は2億5千1百万円と前連結会計年度比33.8%の増加となりました。鈑金加工品部門につきましては、自動車関連が堅調だったことなどの要因により、売上高は71億9百万円と前連結会計年度比6.8%増加し、セグメント利益(営業利益)は8億8千7百万円と前連結会計年度比21.3%の増加となりました。
(c) 海外事業
海外事業につきましては、新規需要開拓を積極的に推進した結果、売上高は37億5千1百万円と前連結会計年度比28.4%増加し、セグメント利益(営業利益)は3億5百万円と前連結会計年度比12.5%の増加となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末より13億5千6百万円増加し、52億8千6百万円となりました。
当連結会計年度中における各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益を11億4千万円、非資金項目である減価償却費を6億1千6百万円計上したほか、売上債権の増加6億8千2百万円、仕入債務の増加17億4千7百万円、法人税等の支払い1億7千5百万円、たな卸資産の減少1億2千4百万円等により、25億8千6百万円の資金増加となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の取得による支出4億3千1百万円等により、4億7千2百万円の資金減少となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出5億2千5百万円、配当金の支払い2億2千4百万円等により、8億3千万円の資金減少となりました。
③生産、受注及び販売の実績
(a) 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 生産高(千円) | 前年同期比(%) |
| 焼入鋼帯部門 | 1,835,968 | 12.0 |
| 鈑金加工品部門 | 7,578,013 | 8.4 |
| 海外事業 | 2,102,378 | 25.6 |
| 合計 | 11,516,360 | 11.8 |
(注) 1.金額の算定基準は販売価格によっております。
2.金額には、消費税等は含まれておりません。
(b) 商品仕入実績
当連結会計年度における商品仕入実績を示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称及び品目 | 仕入高(千円) | 前年同期比(%) | |
| 商事部門 | 特殊帯鋼 | 11,701,979 | 18.4 |
| 普通鋼 | 3,458,785 | 10.7 | |
| その他 | 1,114,058 | △9.0 | |
| 合計 | 16,274,823 | 14.4 | |
(注) 1.金額は実際仕入額で算出したものであります。
2.金額には、消費税等は含まれておりません。
(c) 受注実績
当連結会計年度における受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 受注高(千円) | 前年同期比(%) | 受注残高(千円) | 前年同期比(%) |
| 焼入鋼帯部門 | 1,550,941 | 6.9 | 243,031 | △3.5 |
| 鈑金加工品部門 | 7,035,422 | 7.1 | 390,767 | 24.5 |
| 海外事業 | 2,346,745 | 24.2 | 281,059 | 52.7 |
| 合計 | 10,933,108 | 10.4 | 914,857 | 22.0 |
(注) 金額には、消費税等は含まれておりません。
(d) 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称及び品目 | 販売高(千円) | 前年同期比(%) | |
| 商事部門 | 特殊帯鋼 | 12,220,766 | 11.7 |
| 普通鋼 | 3,477,668 | 10.5 | |
| その他 | 1,298,575 | △18.2 | |
| 小計 | 16,997,011 | 8.4 | |
| 焼入鋼帯部門 | 1,581,185 | 8.7 | |
| 鈑金加工品部門 | 7,109,907 | 6.8 | |
| 海外事業 | 3,751,998 | 28.4 | |
| 合計 | 29,440,102 | 10.2 | |
(注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。
2.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 売上高(千円) | 割合(%) | 売上高(千円) | 割合(%) | |
| 株式会社ダイナックス | 2,399,153 | 9.0 | 2,713,039 | 9.2 |
| ジヤトコ株式会社 | 2,278,714 | 8.5 | 2,265,131 | 7.7 |
| 株式会社エクセディ | 2,052,262 | 7.7 | 2,151,450 | 7.3 |
3.金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されています。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度における財務状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(a) 財政状態の分析
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は172億7千7百万円となりました。主な内訳は、現金及び預金53億4千万円、受取手形及び売掛金68億5千6百万円、商品及び製品25億6千2百万円であります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産の残高は82億9千万円となりました。主な内訳は、土地14億9千2百万円、建設仮勘定3億4百万円を含む有形固定資産54億6千3百万円、投資有価証券19億5千4百万円であります。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債の残高は99億8千1百万円となりました。主な内訳は、支払手形及び買掛金81億4千2百万円であります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債の残高は20億4千2百万円となりました。主な内訳は、長期借入金4億9千4百万円、退職給付に係る負債7億7千2百万円であります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産の残高は135億4千4百万円となりました。
(b) 経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度における売上高は前連結会計年度に比べ27億2千7百万円増加し、294億4千万円(前年同期比10.2%増)となりました。セグメント別の売上高については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。
(営業利益)
当連結会計年度における営業利益は前連結会計年度に比べ2億5千7百万円増加し、9億5千万円(前年同期比37.2%増)となりました。また、売上高営業利益率は、販売費及び一般管理費の増加抑制により、前連結会計年度比0.6ポイント増加し、3.2%となりました。
(経常利益)
当連結会計年度における経常利益は前連結会計年度に比べ257百万円増加し、10億9千2百万円(前年同期比95.2%増)となりました。また、売上高経常利益率は、前連結会計年度比1.6ポイント増加し、3.7%となりました。海外子会社における為替差益の計上(前年同期は為替差損を計上)などが主な要因です。
(c) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、製品製造に使用する原材料費、労務費、商品仕入、販売費及び一般管理費等であり、設備投資資金需要は、機械設備新設及び改修に係る投資資金であります。
資金調達については、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金のほか、金融機関からの借入による資金調達にて対応しております。
キャッシュ・フローの分析については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。