半期報告書-第45期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2017/12/27 12:57
【資料】
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【項目】
86項目

業績等の概要

(1)業績
当社グループの主力事業である「橋梁」・「水門」等のインフラ関連工事につきましては、引き続き「総合評価方式工事」を中心に受注確保に注力すると共に、ゼネコン等の民間企業からの土木系鋼構造物への営業展開の強化を図ってまいりました。
その結果、橋梁・鉄構部門におきましては、競争の激化等もあり、目標には未達となったものの、昨年の実績を上回ることができました。また、水門・鉄管部門におきましては、国や自治体発注の維持更新工事に加え、電力会社等民間工事の受注もあり、上半期の受注目標を上回ることができました。
このような状況のもと、当社グループの当中間連結会計期間の受注高は5,812百万円(前年同期比 2.1%増)、受注残高は10,741百万円(同 23.8%増)、完成工事高は3,904百万円(同 35.3%増)となりました。損益面では、営業利益が42百万円(前年同期は営業損失33百万円)、経常利益が55百万円(前年同期は経常損失23百万円)、親会社株主に帰属する中間純利益は14百万円(前年同期は親会社株主に帰属する中間純損失23百万円)となりました。
セグメントの業績は以下のとおりであります。
なお、当中間連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
① 橋梁・鉄構部門
受注高は2,142百万円(前年同期比 79.2%増)となり、完成工事高は2,253百万円(同 17.8%増)、当中間期末受注残高は2,991百万円(同 4.4%増)、営業利益は8百万円(前中間連結会計期間は営業利益97百万円)となりました。全体の中でのシェアは受注高で36.9%、完成工事高で57.7%であります。
② 水門・鉄管部門
受注高は3,669百万円(前年同期比 18.3%減)となり、完成工事高は1,650百万円(同 69.7%増)、当中間期末受注残高は7,749百万円(同 33.3%増)、営業利益は168百万円(前中間連結会計期間は営業損失1百万円)となりました。全体の中でのシェアは受注高で63.1%、完成工事高で42.3%であります。
(2)キャッシュ・フロー
当中間連結会計期間におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果は、2,548百万円の収入となりました。(前年同期は1,897百万円の収入)これは、売上債権の減少額2,630百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果は、24百万円の収入となりました。(前年同期は44百万円の支出)これは、関係会社株式の売却による収入29百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果は、1,252百万円の支出となりました。(前年同期は222百万円の支出)これは、短期借入金の純減額1,000百万円等によるものであります。
(現金及び現金同等物)
現金及び現金同等物の中間期末残高は前年同期に比し371百万円増加し、2,594百万円となりました。