3431 宮地エンジニアリンググループ

3431
2025/05/21
時価
494億円
PER 予
18.95倍
2010年以降
2.52-177.66倍
(2010-2025年)
PBR
1.18倍
2010年以降
0.32-2.17倍
(2010-2025年)
配当 予
5.46%
ROE 予
6.2%
ROA 予
2.76%
資料
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セグメント間の内部売上高又は振替高 - 宮地エンジニアリング

【期間】

連結

2016年3月31日
5億7276万
2017年3月31日 +58.98%
9億1055万
2018年3月31日 +72.49%
15億7065万
2019年3月31日 +9.31%
17億1684万
2020年3月31日 -23.8%
13億824万
2021年3月31日 -52.39%
6億2279万
2022年3月31日 +32.48%
8億2510万
2023年3月31日 +99.61%
16億4700万
2024年3月31日 -48.33%
8億5100万

有報情報

#1 サステナビリティに関する考え方及び取組(連結)
0102010_001.png(2)戦略
宮地エンジニアリンググループは、企業としての社会的責任を認識した上で、サステナブルな社会に必要な課題の解決に向けて、企業として適切な取り組みを行うことをコンプライアンス・リスク管理基本規程に定め、その具体的な行動指針として、企業行動憲章と行動規範を定めており、SDGsの達成に向けて積極的な取り組みを行っております。
2024/06/27 14:51
#2 セグメント情報等、連結財務諸表(連結)
当社グループは、橋梁、鉄骨等の鋼構造物の調査診断・点検、設計、製作、架設、補修・補強の請負ならびに土木工事、プレストレストコンクリート工事の設計、施工・工事管理の請負を主として行っております。当社は事業会社である宮地エンジニアリング株式会社及びエム・エム ブリッジ株式会社等の支配、管理を目的とする持株会社であります。
したがって、当社グループは、事業会社を基礎としたセグメントから構成されており、「宮地エンジニアリング」、「エム・エム ブリッジ」の2つを報告セグメントとしております。
宮地エンジニアリング」とは、宮地エンジニアリング株式会社で、新設橋梁の設計・製作・現場施工、既設橋梁の維持・補修・補強、橋梁周辺鋼構造物、複合構造物の設計・製作・現場施工、その他鋼構造物の製作・現場施工、FRP構造物の販売、プレストレストコンクリート橋梁、その他土木事業、大空間・超高層建築物、鉄塔、煙突、工場建物、既設構造物の耐震・免震工事等を行っております。
2024/06/27 14:51
#3 主要な顧客ごとの情報
2024/06/27 14:51
#4 人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略(連結)
ⅰ)基本的な考え方
他業界同様、建設業界でも少子高齢化と生産年齢人口の減少に伴う人材不足という課題を抱える中、持続的成長を続けるためには、イノベーションを生み出すような職場環境の整備とともに、人材の確保と育成は重要な課題です。宮地エンジニアリンググループは、新たな価値を創造できる人材の育成と、そのために必要な人材確保へ向けた計画的な取り組みを行い、技術、技能、知識ならびに大切な企業文化の伝承および更なる向上に努めるとともに、グループとしてのサステナブルな成長を目指します。
ⅱ)ダイバーシティの推進
2024/06/27 14:51
#5 従業員の状況(連結)
(1)連結会社の状況
2024年3月31日現在
セグメントの名称従業員数(人)
宮地エンジニアリング488
エム・エム ブリッジ271
(注)1.従業員数は、就業人員で記載しております。
2.「その他」の区分は、報告セグメントに帰属しない当社(純粋持株会社)であります。
2024/06/27 14:51
#6 戦略(連結)
4)すべての役員および社員等に対して十分な教育と厳格な評価を継続して行う。
5)管理方針と企業行動憲章および行動規範に基づき、宮地エンジニアリンググループ各社は毎年度、適切な自己監査を行う。
6)企業としての社会的責任を認識した上で、サステナブルな社会に必要な課題の解決に向けて、企業として適切な取り組みを行う。
2024/06/27 14:51
#7 株式の保有状況(連結)
宮地エンジニアリング㈱における株式の保有状況
当社および連結子会社のうち、投資株式の貸借対照表計上額(投資株式計上額)が最も大きい会社(最大保有会社)である宮地エンジニアリング㈱については以下のとおりです。
保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式
a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容
当社グループは、当社と保有先との長期的・安定的な関係の構築など取引関係の維持等を目的として、上場株式を政策保有しております。保有株式につきましては、年度ごと、株式保有先ごとに業績・株価・配当・成長性など多角的に検証し、取締役会にて検証結果を審議・承認しております。その結果、保有意義が不十分、あるいは資本コストに見合っていないと判断した保有株式については、保有先企業との対話などを踏まえたうえで縮減することとしており、この方針に基づき2023年度は4銘柄を売却しました。今後も縮減を進め、2022年~2026年の中期経営計画期間中のできるだけ早い時期に、純資産に対する政策保有株式簿価の割合を10%以下にまで縮減します。
また、政策保有株式に係る議決権の行使については、当社グループと個々の投資先企業の持続的成長に資するか否かの視点に立って、議案ごとの賛否を判断することとしております。
直前3期の縮減状況は以下のとおりであります。
2021年度末
(2022年3月期)
2022年度末
(2023年3月期)
2023年度末
(2024年3月期)
縮減銘柄数△1銘柄△1銘柄△4銘柄
期末保有銘柄数18銘柄17銘柄13銘柄
縮減金額(前期末帳簿価額)△12百万円△213百万円△282百万円
期末保有株式の時価の上昇392百万円311百万円2,220百万円
当期末帳簿価額4,889百万円4,986百万円6,925百万円
連結純資産額39,091百万円41,568百万円46,614百万円
割合12.5%12.0%14.9%
b.銘柄数及び貸借対照表計上額の合計額
銘柄数
(銘柄)
貸借対照表計上額の
合計額(百万円)
非上場株式23167
非上場株式以外の株式136,925
(当事業年度において株式数が増加した銘柄)
銘柄数
(銘柄)
株式数の増加に係る取得
価額の合計額(百万円)
株式数の増加の理由
非上場株式---
非上場株式以外の株式2-株式分割による増加
(当事業年度において株式数が減少した銘柄)
銘柄数
(銘柄)
株式数の減少に係る売却
価額の合計額(百万円)
非上場株式--
非上場株式以外の株式4308
c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報
特定投資株式
銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果
及び株式数が増加した理由
当社の株式の
保有の有無
株式数(株)株式数(株)
貸借対照表計上額
(百万円)
貸借対照表計上額
(百万円)
ショーボンドホールディングス㈱345,400345,400同社グループは構造物の総合メンテナンスを行っており、事業上の関係を勘案し、良好な関係の維持、強化を図るため、継続して保有しております。無(注)3
2,2181,892
㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ1,155,5601,155,560同社子会社の㈱三菱UFJ銀行から資金の借入を行っており、良好な関係の維持、強化を図るため、継続して保有しております。無(注)4
1,799979
住友不動産㈱102,000102,000同社グループはビルや不動産開発、建築土木工事を行っており、事業上の関係を勘案し、良好な関係の維持、強化を図るため、継続して保有しております。
591304
㈱大林組264,870264,870当社グループの顧客であり、事業上の関係を勘案し、良好な関係の維持、強化を図るため、継続して保有しております。
493268
日本製鉄㈱102,000102,000橋梁の主要材料である鉄鋼製品の供給を受けており、事業上の関係を勘案し、良好な関係の維持、強化を図るため、継続して保有しております。
374318
東京海上ホールディングス㈱75,00075,000同社グループは保険・金融事業を行っており、事業上の関係を勘案し、良好な関係の維持、強化を図るため、継続して保有しております。無(注)5
352191
㈱千葉銀行237,699237,699資金の借入を行っており、良好な関係の維持、強化を図るため、継続して保有しております。
299203
東海旅客鉄道㈱71,00014,200当社グループの顧客であり、事業上の関係を勘案し、良好な関係の維持、強化を図るため、継続して保有しております。
株式数が増加した理由は株式分割によるものであります。
264224
㈱三井住友フィナンシャルグループ23,17923,179同社子会社の㈱三井住友銀行から資金の借入を行っており、良好な関係の維持、強化を図るため、継続して保有しております。無(注)6
206122
銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果
及び株式数が増加した理由
当社の株式の
保有の有無
株式数(株)株式数(株)
貸借対照表計上額
(百万円)
貸借対照表計上額
(百万円)
JFEホールディングス㈱61,15061,150同社グループから橋梁の主要材料である鉄鋼製品の供給を受けており、事業上の関係を勘案し、良好な関係の維持、強化を図るため、継続して保有しております。無(注)7
155102
㈱駒井ハルテック36,78836,788橋梁事業において協力関係にあり、事業上の関係を勘案し、良好な関係の維持、強化を図るため、継続して保有しております。
7861
三菱重工業㈱51,0005,100当社グループのエム・エム ブリッジ㈱に共同で出資をしており、良好な関係の維持、強化を図るため、継続して保有しております。
株式数が増加した理由は株式分割によるものであります。
7324
岡谷鋼機㈱1,0001,000橋梁の主要材料である鉄鋼製品の供給を受けており、事業上の関係を勘案し、良好な関係の維持、強化を図るため、継続して保有しております。
1610
戸田建設㈱-275,968当社グループの顧客であり、事業上の関係を勘案し、良好な関係の維持、強化を図るため、継続して保有しておりましたが、政策保有株式の縮減方針に則り、売却しました。
-190
日鉄物産㈱-6,400橋梁の主要材料である鉄鋼製品の供給を受けており、事業上の関係を勘案し、良好な関係の維持、強化を図るため、継続して保有しておりましたが、政策保有株式の縮減方針に則り、売却しました。
-59
㈱IHI-9,157同社グループと橋梁事業において協力関係にあり、事業上の関係を勘案し、良好な関係の維持、強化を図るため、継続して保有しておりましたが、政策保有株式の縮減方針に則り、売却しました。
-30
双日㈱-589事業上の関係を勘案し、良好な関係の維持、強化を図るため、継続して保有しておりましたが、政策保有株式の縮減方針に則り、売却しました。
-1
(注)1.当社グループは、特定投資株式における定量的な保有効果の記載が困難であり、保有の合理性を検証した方法については次のとおりであります。
当社グループは、年度ごと、株式保有先ごとに業績・株価・配当・成長性など多角的に検証しております。2024年3月31日を基準日とした検証の結果、現状保有する政策保有株式はいずれも充分な保有意義を有していることを確認しております。
2.「-」は、当該銘柄を保有していないことを示しております。
3.ショーボンドホールディングス㈱は当社株式を保有しておりませんが、同社子会社であるショーボンド建設㈱は当社株式を保有しております。
4.㈱三菱UFJフィナンシャル・グループは当社株式を保有しておりませんが、同社子会社である㈱三菱UFJ銀行および三菱UFJ信託銀行㈱は当社株式を保有しております。
5.東京海上ホールディングス㈱は当社株式を保有しておりませんが、同社子会社である東京海上日動火災保険㈱は当社株式を保有しております。
6.㈱三井住友フィナンシャルグループは当社株式を保有しておりませんが、同社子会社である㈱三井住友銀行は当社株式を保有しております。
7.JFEホールディングス㈱は当社株式を保有しておりませんが、同社子会社であるJFEスチール㈱およびJFE鋼材㈱は当社株式を保有しております。2024/06/27 14:51
#8 減損損失に関する注記(連結)
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
会社用途場所種類減損損失
宮地エンジニアリング株式会社遊休資産千葉県市原市土地10百万円
当社グループは、まず当社及び連結子会社別にグルーピングを行い、さらにそれぞれの連結子会社において事業用資産、個別の賃貸用不動産、共用資産にグルーピングを行っております。そのうち連結子会社宮地エンジニアリング株式会社の事業用資産については、社内管理している事業区分別にグルーピングを行っております。
宮地エンジニアリング株式会社における資産グループのうち、千葉県市原市の旧独身寮につきましては、土地売買契約を締結したため、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額10百万円を減損損失として特別損失に計上しました。
2024/06/27 14:51
#9 略歴、役員の状況(取締役(及び監査役))(連結)
1970年11月株式会社宮地鐵工所入社(現宮地エンジニアリング株式会社)
1999年6月同社大阪支社長
2001年8月同社橋梁営業本部副本部長兼大阪支社長
2002年6月同社取締役橋梁営業本部長兼海外業務部長
2003年6月同社取締役執行役員橋梁営業本部長兼海外業務部長
2004年6月同社取締役執行役員営業本部長兼海外業務部長
2005年6月当社取締役
2007年6月株式会社宮地鐵工所常務取締役常務執行役員営業本部長
2007年6月宮地建設工業株式会社取締役(現 宮地エンジニアリング株式会社)
2009年6月株式会社宮地鐵工所専務取締役専務執行役員社長補佐兼経営企画本部長
2010年6月同社代表取締役社長
2011年3月宮地エンジニアリング株式会社代表取締役社長
2011年6月当社代表取締役副社長
2013年4月当社代表取締役社長(現任)
2019年6月宮地エンジニアリング株式会社代表取締役会長
2022年6月同社相談役(現任)
2024/06/27 14:51
#10 研究開発活動
当社グループにおける研究開発活動は、連結子会社である宮地エンジニアリング株式会社技術本部、計画本部および千葉工場技術研究所、ならびにエム・エム ブリッジ株式会社技術部および建設部が中心となり推進しております。当連結会計年度における研究開発費の総額は246百万円となっており、セグメントごとの研究開発活動の概要は以下のとおりです。
1.宮地エンジニアリング
当連結会計年度における研究開発費は125百万円であり、主な研究開発の状況は以下のとおりであります。
2024/06/27 14:51
#11 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
そのような状況下において、当社グループの主力である橋梁事業につきましては、2024年度の発注見通しとして新設関連で2,500億円(当社推定値)、大規模更新・保全関連で2,800億円(当社推定値)と前年度と同規模程度の発注量が見込まれております。依然として通常の新設橋梁においては熾烈な受注競争が続いている一方、質的にも量的にも高い技術力と施工能力が求められている高速道路の大規模更新工事(事業規模約7兆円)においては今後も順調な発注が見込まれており、さらには高難度ビッグプロジェクトの発注も予定されていることから、中期的に当社グループが飛躍する事業環境であると考えます。また、鉄道関連についても、首都圏ではターミナル駅の再開発事業や連続立体交差事業、大型跨線橋や改築工事などを中心に数多くの計画が予定されており、当社グループが持つ安全・安心で高度な技術力の強みを、これまで以上に発揮できるものと考えております。
このような事業環境の中、グループとしての経営管理体制を一層強化してより強固な収益基盤にするとともに、グループの中核である宮地エンジニアリング株式会社とエム・エム ブリッジ株式会社と一体となり、他社よりも一歩先を行く会社としてステークホルダーの皆様と「共に歩み」「共に成長する」企業とするため、当社は2022年度を初年度とする中期経営計画を策定して取り組み、2年目となる当期においては目標を上回る業績を達成することができました。今後も引き続き、国内鋼橋市場の変化・動向を踏まえ、持てる経営資源を新設関連工事、大規模更新・保全関連工事、民間工事(鉄道関連、大空間・特殊建築物、沿岸構造物の工事を含む)に適切に配分した最適経営を行うとともに、技術開発やDX(デジタルトランスフォーメーション)に基づく生産性向上ならびに人材の確保・育成、女性活躍を推進し、働き方改革を進め、中期経営計画の達成に努めてまいります。
なお、2025年3月期の連結業績につきましては、中期経営計画の中間目標を上回る、売上高730億円、営業利益95億円、経常利益96億円、親会社株主に帰属する当期純利益44億円と予想しております。
2024/06/27 14:51
#12 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(宮地エンジニアリング)
受注高につきましては、新設関連と鉄道関連の受注が好調であったため、過去最高となる450億63百万円(同16.4%増)となりました。
2024/06/27 14:51
#13 設備の新設、除却等の計画(連結)
当連結会計年度末現在における重要な設備の新設計画は、次のとおりであります。
なお、宮地エンジニアリング㈱千葉工場では、通常の設備更新・維持補修の他に、構内ヤード整備、塗装工場再構築、建屋耐震補強ならびに新事務所棟建設を予定しております。中期経営計画(2022~2026年度)策定に伴い、前年度末時点では完成時期が未定であった投資についても中期経営計画期間中に実施する予定であります。
また、宮地エンジニアリング㈱栗橋機材センターにおいては、架設設備の他に、災害発生時においても機材発送拠点として機能するように建屋の更新を予定しております。
2024/06/27 14:51
#14 設備投資等の概要
当社グループは、生産設備および架設設備の改善・維持・補修ならびに架設機材センターの建屋改修など、1,947百万円の設備投資を実施いたしました。
宮地エンジニアリングにおいては、生産設備および架設設備の改善・維持・補修ならびに架設機材センターの建屋改修を目的として、1,843百万円の設備投資を実施いたしました。
エム・エム ブリッジにおいては、架設設備の取得・改善・維持等を目的として、102百万円の設備投資を実施いたしました。
2024/06/27 14:51
#15 連結子会社の数及び主要な連結子会社の名称(連結)
連結子会社の名称
宮地エンジニアリング
エム・エム ブリッジ㈱
2024/06/27 14:51