こうした中にあって当社グループにおきましては、切削工具では得意分野の金型加工用工具の寿命向上を目的として、高硬度材加工用新被膜「新DHコート」の商品展開を更に進めたほか、チップ両面を使用可能とすることで、工具性能と経済性だけでなく環境にも配慮した高能率刃先交換式工具の新製品を発売いたしました。耐摩耗工具では、専門化する顧客要望に対応するため事業部制を導入し、技術サービスをより充実させることによって、複合新材料「サーメタル」の更なる市場展開・用途開発や高機能金型の拡販を行っております。また、新製品開発を継続的に行うほか、販売企画の実施も積極的に行いました。
連結売上高は、前年同期比6.4%減の4,691百万円となりました。このうち国内販売は前年同期比3.2%減の2,733百万円となり、輸出は欧州向けは微増となりましたが、北米向け、中国向けが減少し、同10.6%減の1,958百万円となりました。輸出の地域別では、北米向けが前年同期比18.9%減の409百万円、欧州向けが同2.9%増の534百万円、アジア向けが同10.0%減の985百万円、その他地域向けが同58.9%減の28百万円となり、この結果、連結売上高に占める輸出の割合は、前年同期に比べ1.9ポイント減少し41.8%となりました。
製品別では、焼肌チップが前年同期比1.0%増の658百万円、切削工具が同7.3%減の3,334百万円、耐摩耗工具が同10.7%減の671百万円となりました。
2016/11/10 11:50