6141 DMG森精機

6141
2024/08/09
時価
4552億円
PER 予
12.6倍
2010年以降
赤字-123.46倍
(2010-2023年)
PBR
1.39倍
2010年以降
0.53-3倍
(2010-2023年)
配当 予
3.12%
ROE 予
11.02%
ROA 予
4.35%
資料
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有報情報

#1 事業の内容
3【事業の内容】
当社グループは、当社及び連結子会社139社並びに持分法適用関連会社3社で構成され、工作機械(マシニングセンタ、ターニングセンタ、複合加工機、5軸加工機及びその他の製品)、ソフトウエア(ユーザインタフェイス、テクノロジーサイクル、組込ソフトウエア等)、計測装置、サービスサポート、アプリケーション、エンジニアリングを包括したトータルソリューションの提供を行っております。当社グループの事業に係る位置付けは、次のとおりであります。
0101010_001.png連結子会社及び持分法適用関連会社の事業内容は次のとおりであります。
2017/03/22 16:53
#2 固定資産の減価償却の方法
形固定資産(リース資産を除く)
定額法
なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。
建物 8年~50年
機械及び装置 2年~17年
(2) 無形固定資産(リース資産を除く)
定額法
ただし、市場販売目的のソフトウエアについては見込販売期間(3年)、自社利用のソフトウエアについては社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっております。
(3) リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産については、リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。2017/03/22 16:53
#3 対処すべき課題(連結)
(2) 品質
製品企画から販売、サービスに至るまで、製品を通じてお客様と関わるすべての活動を品質と捉え、全社員一丸となって日々品質向上に努めております。一桁違う品質を達成してお客様に感動を提供することを合言葉に、機械本体、ソフトウエア、周辺装置等の隅々まで気配りした製品造りを目指しております。また、日本、欧州、アメリカ、中国、ロシアの各工場どこで造られた製品でも、お客様に同等かつ高品質であると感じていただけることを目標に、開発、生産、サービスや営業活動の各プロセスの統一も確実に行ってまいります。
(3) 安全保障貿易管理
2017/03/22 16:53
#4 有形固定資産等明細表(連結)
ソフトウエアの当期増加額の主なものは、制御関連867百万円、マーケティング関連220百万円であります。2017/03/22 16:53
#5 業績等の概要
当社グループは、2016年4月にAG社の株式12,108,437株を追加購入し、75%超の持株比率となりました。グループの結束強化と経営資源のさらなる有効活用のために、連結対象会社DMG MORI GmbHとAG社の間でドミネーション・アグリーメントを締結し、AG社の商業登記簿への登記完了を経て発効することとなりました。本発効により、当社とAG社の経営資源を一体のものとして活用する完全一体経営が可能となり、部品共通化、機種統合、顧客管理システム及びサービス・パーツシステムの共有、グローバル生産能力の最適活用により経営効率化を進めております。
イノベーティブな商品とサービスでお客様のご要望を一手に引き受けるべく、事業戦略につきましては、IoTやインダストリー4.0に関するソリューション提供を充実させております。当社の技術を結集したテクノロジーサイクルは、切削サイクル、ハンドリングサイクル、計測サイクル、モニタリングサイクルという4つの機能と、機械本体、切削工具や周辺機器等のオープンイノベーション、組込ソフトウエア、CELOS等のHMI(ヒューマンマシンインタフェース)を融合させた新しいソリューションの形です。製品、工具、素材、ソフトウエア等あらゆるデータの組み合わせを最適化し、テクノロジーサイクルの拡充を進めております。テクノロジーサイクルによりオペレーション効率を向上させる「スマートマシン」だけでなく、DMG MORI Messengerというソフトウエアを通して工場の機械の稼働状況を一目で確認・管理する「スマートファクトリー」やマイクロソフト社のクラウドプラットフォーム「Azure」を使用することにより、世界中の工場における機械の稼働状況の確認を可能にする「スマートカンパニー」に至るまでIT新技術を最大限に活用することで、機械と工場、工場と工場をつなげ、お客様の生産性と利益の向上に貢献いたします。これらへの取組みのひとつとして、社内工場のさらなる製造効率改善のために伊賀事業所をスマートファクトリーと位置付け、組立作業の見える化、進捗管理システムを導入する等、発注、作業工程、品質、在庫のタイムリーな管理体制の構築を進めております。CELOSを通して収集された機械の稼働状況、センサからの各種情報、加工データ等のBIG DATAを解析することで機械の設計改善だけではなく、機械の故障を事前に把握するための予防保全にも役立たせる等お客様の生産性と効率性の向上のための仕組みづくりにも取り組んでおります。
販売面につきましては、9月に米国シカゴの「IMTS 2016」及び独国シュツットガルトの「AMB 2016」、10月に伊国ミラノの「BIMU 2016」、11月には東京で開催された「JIMTOF 2016」にそれぞれ出展いたしました。「IoT/インダストリー4.0&DMG MORIスマートファクトリー」をテーマに、世界初出展を含む最新鋭の工作機械を展示するとともに、21種類のテクノロジーサイクルをご紹介いたしました。センサ搭載機や独国シェフラー社と共同で取り組む実証プロジェクト「マシンツール4.0」や、自動化システムソリューションとしてRobo2Goやモジュール型ロ ボットシステムによる機械稼働率向上のご提案も合わせてご紹介し、お客様から大変ご好評をいただきました。
2017/03/22 16:53