当社のコア・ビジネスである横編機事業の状況について、アジア地域では、主要マーケットである中国香港市場においては景気回復の遅れから内需向けの設備投資は低調であるものの、香港系の大手顧客による次世代型ホールガーメント横編機「SWG-XR」の新規投資や、東南アジアの生産拠点に向けた生産効率の高い「N.SVR」の販売が伸びたことで横編機全体の売上高は増加しました。また、先進国向けニット製品の生産拠点であるバングラデシュ等において大手アパレルからの受注にともない売上が伸長しました。欧州地域では景況感の悪化から設備投資が減速しましたが、イタリア市場においては有名ブランドの自社商品開発の動きにともなう設備投資などによりホールガーメント横編機の販売が伸びました。中東のトルコ市場においては、ユーロ圏の景気減速や国内インフレ等によりファストファッションアパレルからの受注が落ち着き、コンピュータ横編機は前期に比べ売上高が減少しました。国内市場では、生産性向上に資する設備投資や更新需要によりホールガーメント横編機を中心に売上が伸長しました。これらの結果、横編機事業全体の売上高は141億58百万円(前年同期比9.8%増)、営業利益は22億54百万円(前年同期比16.2%増)となりました。
デザインシステム関連事業においては、SDS-ONE APEXソフトウェアのサブスクリプションサービスである「APEXFiz」は欧米、国内アパレルブランドを中心にライセンス契約数が新規・更新ともに伸長しました。また自動裁断機「P-CAM」については国内を中心に販売が増加し、売上高は17億11百万円(前年同期比7.1%増)、営業利益は3億97百万円(前年同期比12.0%増)となりました。
手袋靴下編機事業は、売上高は80百万円(前年同期比81.4%減)、営業損失は8百万円(前年同期は営業利益9百万円)と低調に推移しました。その他事業につきましては、売上高は32億17百万円(前年同期比7.8%増)、営業利益は8億22百万円(前年同期比57.2%増)となりました。
2023/11/14 10:52